記念日・年中行事
○ニキビの日
「青春のシンボル」とされるニキビ。しかし、ニキビは顔にできることが多い疾患であり、特に夏場は
要注意の季節。本格的な夏を前にして悩んでいる人に「ニキビは皮膚科で治療が可能な疾患」で
あることを認知してもらうために、ニキビ治療薬を製造・販売しているガルデルマ株式会社と塩野義
製薬株式会社が制定。日付は5(いつも)2(ニキビは)1(皮膚科へ)の語呂合わせから。
○小学校開校の日
1869年のこの日、京都市に日本初の小学校「上京第二十七番組小学校」が開校した。住民が自
分達で資金を調達して開校したものだった。
○探偵の日
社団法人探偵協会が制定。1891(明治24)年のこの日、日本で初めての広告が新聞に掲載され
た。ただし、日付はもっと相応しいものがないか検討されており、変更の可能性がある。
☆小満[しょうまん]
二十四節季の一つで、万物が次第に成長して、一定の大きさに達して来る頃。天文学的には天球
上の黄経60度の点を太陽が通過する時。麦畑が緑黄色に色付き始める。
▲対話と発展のための世界文化多様性の日(World Day for Cultural Diversity for
Dialogue and Development)
2002年の国連総会で採択。目的は文化の多様性を増進させ、文化が育つ有・無形遺産、創造的
産業、商品およびサービスのような文化の全ての形態を増進させるために、あらゆる主体(政府、
政策立案者、市民社会団体、地域社会、文化専門家など)が参加できる機会を設けることである。
この日、ユネスコは文化商品の世界的交流の不均衡に反対して戦う必要があり、世界で最も脆弱
な文化を保護する必要があり、開発途上国は文化政策と構造的措置をたてる必要があるという点
を強調している。また、弁護に現れる文化的多様性を認識することが重要だという点も強調する。
○リンドバーグ翼の日
1927年のこの日、チャールズ・リンドバークがパリに到着し、大西洋無着陸横断飛行に成功した。
前日の午前7時52分、「スプリット・オブ・セントルイス」と名付けられた飛行機でニューヨークを出発
した。21日の午後に、「翼よ、あれがパリの灯だ」という有名な言葉とともにパリのル・ブールジェ空
港に到着した。飛行距離は約5800km、飛行時間は33時間30分だった。
○家内労働旬間(5月21日~5月31日)
労働省(現在の厚生労働省)が1971年から実施。
この期間中、都道府県労働基準局及び各労働基準監督署で、委託者等に対する集団指導・監督
指導を行うとともに、各種資料の配布や広報活動により家内労働法の周知徹底と遵意識の高揚を
図っている。
○尾瀬山開き(群馬県片品村・ぶらり館前広場)
毎年5月に行われる。式典は10時より開かれ、安全祈願等を行う。先着200名には記念品がプレ
ゼントされる。
□藻刈神事[もかりしんじ](三重県伊勢市・二見興玉神社夫婦岩沖合)
興玉神石[おきたましんせき]で霊草の無垢塩草[むきしおくさ]を刈り取る神事。10時より本殿で
祭典を行った後、神職が夫婦岩の沖合700m先の猿田彦大神縁り[より]の興玉神石に向かい、
霊草・無垢塩草を刈り取る。その後、天日干しし、祓いの具、不浄祓守となる。
ヒエンソウ[(飛燕草)・チドリソウ(千鳥草)] larkspur
【花言葉】「底抜けに明るい」「晴れやかな心」
【概要】
ヒエンソウ(飛燕草、学名:Consolida ajacis=Delphnium ajacis)はキンポウゲ科コンソリダ
(ヒエンソウ)属の一年草。ヨーロッパ南部原産で、地中海地域~中央アジアに分布。
和名の飛燕草は、花の形を燕の飛ぶ姿に見立てて名付けられた。和名の千鳥草は花姿がチドリ
(千鳥)の飛ぶ姿を思わせるところから名付けられた。
英名の「ラークスパー」は、花の後ろに突き出た距をヒバリ(雲雀)の蹴爪[けづめ]に見立てたもの
である。
旧属名のDelphniumはギリシア語の「delphin(イルカ)」が語源で、蕾の形がイルカにように見え
ることから名付けられた。新属名のConsolidaはラテン古語の「consolido(結合する、合併した、
ぎっしり詰まる)」が語源とされている。種小名のajacisはギリシアの英雄Ajaxに因む。
【特徴】
草丈30~100cm、掌状に細かく裂けた線形の葉が互生する。
開花期は5~6月で、真っ直ぐ伸びた茎の先に花径3~4cmの花を総状花序につける。花弁状の
萼片を5個持ち、そのうち1つは距を有する。花序は多花で円錐状をなすものもあり、花色も多種あ
り八重咲きの園芸品種もある。果実は先が尖った袋果である。
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・花
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・葉
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・果実と種子
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【詳しい育て方】
■主な作業
摘心:高さ10cmくらいになった頃、摘心するとよく分枝する。
支柱立て:草丈が高くなるので、伸びてきたら支柱を立てて固定する。
■栽培環境
日当たりがよい場所で育てる。冷涼な気候を好み、夏の暑さにはとても弱い。寒さには強いが、寒
冷地では霜除けをした方が賢明である。
水はけのよい、中性に近い弱アルカリ性を好む。ジメジメした環境は苦手である。
連作を嫌うので、一度栽培したところでは、少なくとも1年は栽培しない。
■水遣り
土が乾いてきたら水遣りをするが、乾き気味に管理する。
■肥料
2月と5月頃に、有機固形肥料を追肥として施す。窒素分は控えめにする。
■用土
庭植えの場合は、予め苦土石灰をまいて酸性度を中和しておき、堆肥と腐葉土、油かすなどをすき
込み、鉢植えの場合は、赤玉土7:腐葉土3の配合土を使う。
■植え付け・植え替え
本葉が5~6枚になった頃、日当たりと水はけのよい場所に株間20~30cmで植え付けるか、5
~6号鉢に1株を目安に植え付ける。
■ふやし方
タネまきでふやす。 移植が苦手であまり苗では出回らない。日当たりの、水はけのよい場所に直ま
きしてもよい。タネが細かいので、タネまき用土を入れた育苗箱にばらまきする。嫌光性なので1~
2mm覆土をかける。発芽温度が15℃前後と低いので、早まきしないことが大切である。適期は9
月下旬から11月上旬。本葉が2~3枚の頃、3号ポットに1株ずつ植え替え、本葉が5~6枚にな
るまで育苗する。
夏越しが困難で1年草として扱う場合は植え替えの必要はない。
■病気と害虫
病気:灰色かび病
低温多湿時に発生し、花や蕾、茎葉などに灰色のかびが生える。かびの繁殖力が強いので、早め
に発生した部位を取り除き、焼却する。そのあと適切な殺菌剤を散布する。
害虫:アブラムシ類、ヨトウムシ類
アブラムシは新芽や茎葉に発生して吸汁する。早めに薬剤をまいて駆除する。
ヨトウムシは昼間は株元等に潜り込み、夜に葉を食害する。探し出して駆除する。
■まとめ
冷涼な気候を好む、夏の暑さは苦手
発芽温度は15℃前後
高さが10cmくらいの時に摘心する