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5月22日「国際生物多様性の日」 誕生花:エンレイソウ

2014-05-22 00:35:06 | 雑記

 記念日・年中行事

▲国際生物多様性の日(International Day for Biological Deversity)

1994年の「生物多様性に関する条約」締結国会議で制定。国際デーの一つ。

当初は条約が締結された12月29日だったが、2000年の第5回締結国会議でもっと認知されや

すい日付として「生物多様性条約」が採択された日である5月22日に変更されるように勧告が出

され、それを受けて同年の国連総会で日付が変更された。

生物の多様性が失われつつあること、それにまつわる諸問題に対する人々の認知度を高める為に

国連が制定した。国連ではこの日の午前10時(現地時間)に「植樹を行おう」と呼びかけており、こ

れに呼応して各国・地域では一斉に木を植える「グリーンウェイブ」と呼ばれる植樹イベントが行わ

れている。

○ガールスカウトの日

ガールスカウト日本連盟が制定。1947年のこの日、第2次世界大戦で中断されていた日本のガ

ールスカウトを再興する為に準備委員会が発足した。ガールスカウト日本連盟が結成されたのは

その2年後であった。日本でのガールスカウト運動は、1920年に東京で結成された「日本女子補

導団」が始まりとされている。

○サイクリングの日

日本サイクリング協会が2009年4月に制定。1964年のこの日、同協会が文部大臣から設立認

可を受けた。

○ほじょ犬の日

神奈川県横浜市に本部を置く社会福祉法人日本介助犬協会が制定。日付は2002年5月22日に

身体障害者補助犬法が成立したことから。法律の更なる認知度向上を図ることが目的。日本介助

犬協会は一人でも多くの肢体不自由者が自立と社会参加を果たせるよう、良質な介助犬の育成、

高度な知識と技術を有する介助犬訓練者の養成などを行っており、愛知県長久手市に介助犬総合

訓練センターがある。

○たまご料理の日

埼玉県さいたま市に本拠を置き、全国の飲食店向きに「うまいもん認定事業」を行っている一般社

団法人全日本うまいもん推進協議会が制定。料理の基本と言われるたまご料理を通して、食につ

いての衛生と安全を啓発する機会の提供。また、たまご料理の食文化の振興という願いが込めら

れている。日付は5月の05で「たまご」、22日を「ニワトリ、ニワトリ」と読む語呂合わせから。

○【ゴルフ】全米シニアプロ選手権(米国ミシガン州・The Golf Club at Harbor Shore、5月22

日~25日、賞金総額$2,000,000)

2013年優勝者・井戸木鴻樹[いどきこうき]、奥田靖己[おくだせいき]、東聡[ひがしさとし]、室田

淳[むろたきよし]出場予定。

□子宝観音祭り(東京都港区・豊川稲荷東京別院)

5月22日の春の大祭に合わせて子宝観音の祭りを行う。次の世代を担う子供たちの健全なる成

長と子宝を祈願する。

○殿ヶ谷戸庭園「初夏の山野草展」(東京都国分寺市・殿ヶ谷戸庭園[とのがわとていえん]、5月

22日~25日、10:00~16:00)

武蔵野自然が残る殿ヶ谷戸庭園では、新緑の季節に「初夏の山野草展」を開催。高地に自生する

高山植物や山草、低地に自生する野草、そして湿地の食虫植物まで、およそ100鉢を展示する。

国産のものだけでなく、中国、ヨーロッパ、南アフリカ、北アメリカ、オーストラリアなどの海外原産の

山野草も展示するほか、期間中は山野草の即売会も開催する。

 エンレイソウ(延齢草)wakerobin

【花言葉】「奥ゆかしい心」

【概要】

エンレイソウ(延齢草、学名:Trillium smallii)はユリ科エンレイソウ属の多年草。北海道~九州、

サハリンに分布し、低地や山林のやや湿った場所に生える。

和名の由来は、根茎を干したものの生薬の漢名「延齢草根」に由来するという説と、アイヌ語の「エ

マウリ」に由来するという説がある。

属名のTrilliumはラテン語の「treis(3)」から来ている。種小名のsmalliiはアメリカの植物の分類

学者J.K.Smallの名に因む。

【特徴】

太く短い根茎から、高さ20~50cmの茎が1本伸び、その先端に3枚の葉を輪生する。葉は葉柄

を持たず、茎から直接生ずる。葉の形状は丸みを帯びた菱形で、直径は10~20cm。

開花期は4~6月で、3枚の葉の中心から短い花柄が伸び、花径1~2cmの目立たない花を1つ

下向きにつける。花の色は緑色、褐色、暗い紫色など変化に富む。花びら(内花被片)はなく、3枚

の萼片(外花被片)からなる。雄蕊は6本で、雌蕊の柱頭は短く3つに裂ける。花は咲き進むと横向

きになる。

実は6稜形の液果(果皮が肉質で液汁が多い実)で、緑色や暗い紫色などこれも変化が多い。成

熟した実は甘く、生食できる。

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・花

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・葉

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・果実

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【仲間】

トリリウム・グランディフローラム(Trillium grandiflorum)

花の直径は5~6cmで、花びら(内は被片)の幅も広く、剛健種。北米大陸東部~5大湖周辺に分

布。

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トリリウム・グランディフローラム‘フローレ・プレノ’(Trillium grandiflorum ‘Flore Pleno’)

完全な八重咲き園芸品種。「八重咲きオオバナエンレイソウ」などの名でも流通する。

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トリリウム・エレクツム(Trillium erectum)

草丈30~40cmで大きな株立ちになる。花びら(内花被片)は濃いえんじ色で、白から薄紫の中間

色もある。

北米大陸東部に分布する。

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トリリウム・ルテウム(Trillium luteum)

外花被片は細長く、普通鮮やかな黄緑色~ライムイエロー。花にレモンのような芳香がある。葉に

薄緑色の斑紋が入る。北米東部の一部の山地に分布。

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トリリウム・クロロペタルム(Trillium chloropetalum var.giganteum)

姿はルテウム種に似るが、全体に大きく、花びら(内花被片)は普通濃いえんじ色。アメリカ・カリフ

ォルニア州一部のみに分布。

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http://www.goldsword.com/sfarmer/Trillium/Images/Renfroe/giganteum2.jpg

トリリウム・リヴァレ(Trillium rivale)

グランディフローラム種に似るが、草丈は10㎝前後。花は花径3cm程で、白地に赤紫色の細かな

斑点が入る。北米オレゴン州とカリフォルニア州の州境に分布。

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seeds.com/images/seed_images/TRILLIUM_RIVALE/size3_500x500/TRILLIUM%2

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【詳しい育て方】

■主な作業

支柱立て:開花前ぐらいに支柱を添え、強い風で茎が折れないようにする。支柱は地上部が枯れ

るまでそのまま立てておく。

マルチング:秋に翌春の芽が育ってくると、芽の先端が地上部に飛び出すことがある。そのままに

しておくと寒風で傷むので、農業用の防寒シートをかけるかヤシ殻チップをのせておく。雪が積もる

地域ではそのまま雪がマルチングの役目を果たしてくれる。

■栽培環境

鉢植えは、秋~春は日向で育て、晩春頃に日陰に移動させる。夏の間はなるべく温度変化が小さ

い涼しい日陰に置く。庭植えの場合は落葉樹の下に鉢植え用土を客土し、寒冷地では腐葉土をよ

く混ぜて、20cm程盛り上げたところに植える。周囲にはシダや、同じような環境を好む他の植物を

植えて、湿度が保たれて穏やかな環境になるよう工夫する。

■水遣り

鉢植えは表土が乾いたら十分与える。葉のある間は決して乾燥させてはいけない。砂床に埋めて

おくか、二重鉢にして乾燥を防ぐ。鉢底穴から吸水紐を垂らせて底面給水するのもよい手段である

。休眠中も乾かさぬよう注意し、砂底に埋めてほかの植物と一緒に水遣りするか、地面に鉢ごと埋

めておく。庭植えの場合は、あまり雨が降らず、植物が常に萎れている状態なら水を与える。休眠

中は特に必要ない。

■肥料

鉢植えは秋~5月まで2か月に1回、3要素等量の緩効性肥料を1芽あたり2つまみ施す。 または

月1回、油かすと骨粉等量配合の固形肥料を2個置き肥する。この肥料は1~2か月間、湿らせた

ものを土に混ぜて発効させたものを使うとより効果的である。更に秋~翌年7月、週1回、液体肥料

を3000倍に薄めて施す。その際、秋からは草花用肥料を、芽が出始めてから4月いっぱいまでは

観葉植物用の液体肥料を、5月~7月はリン酸分が多めの液体肥料を施す。

庭植えでも同様な肥料を施す。

■用土

鉢は深鉢を使う。硬質鹿沼土(または日向土)、軽石、赤玉土(または桐生砂)の各小粒を等量に混

ぜたものにヤシ殻チップを3割程度入れて使う。山草鉢のような乾きやす鉢の場合は軽石の量を

減らす科、赤玉土の量を増やして、もう少し水もちをよくする。

■植え付け・植え替え

鉢植えは2~3年に1回、8月下旬~9月上旬に植え替える。目の先端が見えないくらいの深さに

植える。植え替えは手早く作業し、葉が倒れないように支柱を添える。

庭植えの場合は植えっ放しでも構わない。

■ふやし方

タネまき:開花までは7年(もう少し早い種類もある)科、それ以上かかるが、最も効率の良い方法

である。初夏に果実が熟して柔らくなったら、タネを即座に回収し、苗床にとりまきする。保存して乾

燥したタネは極端に発芽率が悪くなる。親株と同じ用土にまき、苗床を乾かさないように管理すると

、翌春または翌々春に緑色の糸状の葉が出て来る。雑草と間違わぬように注意する。最初の数年

間は親とは似つかない細い葉が1枚出るだけである。親株同様に肥料を施し、親と同じ形の葉が

出るようになったら、8月~9月の上旬に個別の鉢か庭に植え付ける。

株分け:大株または根茎が長くて芽が多く出る種類でしか行えない。それも、根茎が自然に離れて

いる部分ではずれるか、根茎に5芽以上付けて分割できる場合に限る。日本産種は株が大きくなら

ないので、ほとんど出来ない。

■病気と害虫

病気:マイコプラズマ病

症状が春に見られ、株が全体に寸詰まりになる、花被片が緑色になる、緑の縞が入るなどする。や

がて生育不良を起こして枯れる。感染力はそれほど強くないが、治らないので株ごと破棄する。株

分けなどで刃物を使う場合は、必ず刃を火で焼いて消毒してから使う。

害虫:アブラムシ

主に春、新芽や蕾につく。手で取るか、古い歯ブラシで擦り落とす。

■まとめ

しっかりと肥培するが、与え過ぎない

日当たりのよい場所を選ぶ

枯れた花はこまめに摘み取る