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5月27日「百人一首の日」 誕生花:ナツシロギク(マトリカリア)

2014-05-27 00:21:49 | 雑記

 記念日・年中行事

○百人一首の日

1235(文暦2)年のこの日、藤原定家によって小倉百人一首は完成された。

藤原定家の『明月記』の5月27日の項に、定家が親友の宇都宮蓮生(頼綱)の求めに応じて書写

した和歌百首が嵯峨の小倉山荘(嵯峨中院山荘)の障子に貼られたという記述があり、この記事が

小倉百人一首の初出でないかと考えられている。

○小松菜の日

大阪府堺市で小松菜を専作している有限会社しものファームが2006年に制定。小松菜の消費拡

大が目的で、日付は5と27で「小松菜」と読む語呂合わせから。小松菜はカルシウムがほうれん

草の5倍も含まれ、ビタミンも豊富など栄養面の評価が高い野菜として知られている。

○日本海海戦の日

1905年のこの日、東郷平八郎率いる日本艦隊が、ロシアのバルチック艦隊に対して大勝利を収

めた。後に「東郷ターン」と呼ばれるT字型陣形をとり、敵艦に対して一斉射撃をして、大勝利を収

めた。

*(旧)海軍記念日

日本海海戦を記念し、戦前は記念になっていた。1945年の第二次世界大戦敗戦の後、「陸軍記

念日」とともに廃止された。

□大雄山最乗寺大祭(神奈川県南足柄市・大雄山最乗寺、5月27日~28日)

1194年、了庵慧明[りょうあん・えみょう]禅師による開創で、曹洞宗では福井永平寺、鶴見総持

寺に次ぐ寺格を持ち、県内では大山不動、川崎大師とともに名刹に数えられる。大祭では大勢の

参詣者で賑わう。法要(御供式)は20時30分から約1時間。

 ナツシロギク(夏白菊) feverfew

【花言葉】「集う喜び」「楽しむ」「寛容」「恋路」「鎮静」

【概要】

ナツシロギク(夏白菊、フィーバーヒュー、学名:Tanacetum parthenium)はキク科ヨモギギク

属の多年草。原産地は西アジア、バルカン半島で、ヨーロッパ、北アメリカリなどに帰化。

伝統的な薬用ハーブで、英名フィーバーヒュー(feverfew)は解熱効果に優れているところから「熱

を下げる」という意味の「フィブリヒューガ(Febrifuga)」が訛ったものといわれている。

日本には明治時代に渡来し、当時の学名がマトリカリア(Matricaria:ラテン語の「matrix(子宮)」

が語源)だったところから、現在でもこの名前で呼ばれ、キクに似た白い花を初夏に初夏に咲かせ

るところからナツシロギク(夏白菊)の和名もある。

属名のTanacetumはラテン語の「tanazita(不死)」が語源で、種小名のpatheniumは「処女」と

いう意味である。

【特徴】

草丈30~100cmで、葉は羽状に細かく裂け、互生する。

開花期は5~7月で、花径1~2cmのキクに似た強い芳香がある白い小花をたくさん付ける。園芸

品種には八重咲きや、白と黄のポンポン咲きのものなどがある。花の後できる実は痩果(熟しても

裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見える果実)である。

http://www.zoezoe.biz/2010_syokubutu/gazou_l/l_2012/1207/l_120728_022.jp

g

・花

http://www.tokyo-

shoyaku.jp/uploads/webphoto/photos/j00618j51c93522ba160.jpg

・葉

http://www.mmt-med.co.jp/img/pro/pro_pic64.jpg

http://touyoko-ensen.com/sakura-wold/ht-imge/pic-yasou30/s-

natushirogikunoha.jpg

【園芸品種】

マトリカリア‘サンタナ・イエロー’(Tanacetum parthenium ‘Santana Yellow’)

白い舌状花と大きく発達したクリーム色の筒状花からなるので、花全体が淡い黄色に見える。草丈

15cm程度の矮性品種。

http://shop.takii.co.jp/shop/img/product/l1/FMTA15.jpg

マトリカリア‘シングル・ベグモ’(Tanacetum pathenium ‘Single Vegmo’)

白い舌状花に黄色い筒状花を付ける。草丈100cm程度に伸びる切り花用品種。

http://www.kandgflowers.com/application/common/public/uploaded_photos/7dca

6978debdeb13dabf36e5ae7244.jpg

マトリカリア‘ベグモ・スノーボール・エキストラ’(T.pathenium ‘Vegmo Snowball Extra’)

ポンポン咲きの切り花用品種。

http://www.mullerseeds.com/media/catalog/product/c/h/chrysanthemum_parthe

nium_vegmo_snowball_extra.jpg

【詳しい育て方】

■主な作業

支柱立て:品種によっては草丈が1m程度の高さになるまで、3~5月に支柱を立てる。矮性種に

は必要ない。

花がら摘み:5~7月、花が終わった花茎は、株元で切り戻す。

■栽培環境

庭植えでは、水はけのよい日向に植える。冬は北風が避けられる場所が最適で、ビニールトンネル

などで防寒し、強く凍らせないようにする。

鉢植えでは、風通しのよい日向に置き、高温期の長雨に当てないようにする。冬は強く凍らない場

所に移動させる。

■水遣り

庭植えは特に水遣りの必要はない。鉢植えでは栽培期間を通じて土の表面が乾いたら、たっぷり

水を与える。乾燥には強いが、過湿になると株が立ち枯れたり根腐れするので、遣りすぎに気を付

ける。

■肥料

庭植えには、10~11月と3~5月に、緩効性化成肥料(N:P:K=10:10:10など)を定期的に

施す。鉢植えには、10~11月に緩効性化成肥料(N:P:K=10:10:10など)を、2~5月に(N:

P:K=6:10:5など)を定期的に施す。

■用土

赤玉土中粒5:腐葉土3:酸度調整済みピートモス2の配合土に、適量のリン酸分の多い緩効性化

成肥料混ぜた用土など。、水はけがよく、肥沃な土を好む。更に酸性を嫌うので、用土1リットル当

たり2gの苦土石灰を混合しておくとよい。

■植え付け・植え替え

3~4月と10~11月に、本葉が4~5枚になったら植え付ける。

■ふやし方

タネまき:9~10月が適期。バーミキュライトの細粒を用い、タネが少し見える程度にごく薄く覆土

する。

挿し芽:適は6~7月と9~10月。株元に発生する太く充実した新芽の先端を3cm程度の長さに

切って挿す。

■病気と害虫

病気:特にない。

害虫:アブラムシ、ハダニ

アブラムシが3~11月に発生するので、見つけ次第、防除する。なお、風通しをよくすることで軽減

できる。4~10月、雨が少なく乾燥するとハダニが多発する。葉裏に水をかけると発生は少なくな

るが、過湿になると蒸れて株が傷むので、晴天が続く時に行う。雨が続くような時は葉に水をかけ

ないように注意する。

■ポイント

高温多湿に弱い

こまめに花がらを摘む

土が過湿にならないように注意する

 https://www.youtube.com/watch?v=5qJGY6lnHE4