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1115 七五三とその他の記念日

2012-11-15 00:16:36 | 雑記

1.七五三

*子供の成長を祝う行事

*男子は三歳と五歳、女子は三歳と七歳に当る年に、氏神に参詣して、成長を報告し、福運を祈願す

 る。

*祖父母や近親者を招き、赤飯とお頭付きの膳で子供の成長を祝う。

2.きものの日

全日本きもの振興会が1966年設立の時に制定。七五三の日に、家族揃って着物で出掛けてほしい

との願いから、七五三の日を記念日とした。

3.こんぶの日

七五三の日に、子供達に昆布を食べて丈夫になってもらおうと、全日本昆布協会が1982年に制定。

4.かまぼこの日

全国蒲鉾水産加工業協同組合連合会が1983年に制定した。

かまぼこが初めて文献に登場したのが1115年の祝宴の膳の図に描かれていたものとされており、

この数字(1115年)の並びから11月15日を記念日とした。

5.のど飴の日

1981年に日本で初めて商品名に「のど飴」と名のつく「健康のど飴」を発売したカンロ株式会社が制

定。2011年の販売30周年を記念したもの。日付は発売月の11月と、11月中旬頃から最低気温が

一桁になりのど飴の需要期になること、11と15で「いい一声」の語呂合わせから決定した。

6.「森のたまご」の日

コクとうまみ、鮮度と栄養価で人気の鶏卵「森のたまご」を製造販売するイセ食品株式会社が制定。

ブランド卵の定番と称される「森のたまご」のすばらしさを多くの人に知ってもらうのが目的。

「森」の字には「木」が3つあることから、毎月第3木曜日を記念日とした。

7.蔵(KURA)の日

信州を愛する大人の情報誌「KURA」の創刊日「2001年11月15日」を記念して、出版元である長

野県長野市のカントリープレスが制定。「KURA」は智恵や資産の詰まった蔵になぞらえ、信州の暮

らしに関わる「情報の蔵」を目指す人気の月刊誌。

8.口腔がん検診の日

2008年11月15日に開催された「第21回日本歯科医学総会」において口腔がん検診の普及をテ

ーマにシンポジウムが行われ、口腔がん撲滅運動のシンボル「レッド&ホワイトリボン」が発表され

た。このことを記念して、口腔がん検診の普及と啓発が目的に社団法人東京都玉川歯科医師会が

制定。

9.いい遺言の日

りそな銀行が2006年に制定。「い(1)い(1)い(1)ごん(5)」の語呂合わせ。併せて、この日から

11月22日(いい夫婦の日)までの1週間を「夫婦の遺言週間」とした。

10.一般鳥獣狩猟解禁日

「狩猟法」に基づき、この日から翌年2月15日まで鳥獣の狩猟が解禁される。北海道のみ10月1日

から翌年1月31日までとなっている。

 七五三

七五三の由来

もともとは公家や武家で行われていた成長を祝う儀式が由来だと言われている。

貴族や武家社会では、男女三歳になると「髪置(かみおき)」の祝いといって、男子はそれまで剃って

いた髪を伸ばし始め、女子はおかっぱ頭から髪を結い始めた。

男子の五歳は、「袴着(はかまぎ)」の祝いといって、初めて袴をはく儀式が行われた。平安時代は女 

子も袴をはいていたため、古くは男女共行われていたが、女子の服装の変化に伴い、五歳の「袴着」

は男子だけの儀式となった。

女子の七歳は、「帯解(おびとぎ)」の祝いといって、それまで帯の代わりをしていた付け紐をとり、初

めて帯を結ぶ儀式を行った。

江戸時代中期になると、呉服屋が商業政策としてこれらの儀式取り入れ、これらの行事をまとめて

お祝いする「七五三」の原型となる風習が始まり、武家や有力商人の間で流行したものが、明治以

降庶民の間に広まった。

■何故七五三なのか?

もともとは七歳・五歳・三歳と言う年齢に限らずに祝いをしたり、神社に詣でる地域もあったが、奇数

を陽とする陰陽道の影響を受け、七五三に統一されていったのだろうと言われている。

昔は医療が進んでいなかったため子供の死亡率が高く、七歳までが「ヤマ」と考えられていた。この

ため子供は「七つ前は神のうち」とか「七つまでは神の子」と言われ、神がその運命を決めると考え

、人々は数々の儀式を行うことで、子供の無事の成長を願った。 

三歳、五歳、七歳は子供の成長過程の節目とされ、七歳を過ぎてからようやく人間社会で生きてい

けるとされ社会の一員として認められ祝福を受けた。

11月15日に祝うわけ

成長の祝いは、昔は正月の吉日か、誕生日に行われていた。11月15日は陰陽道における最大

吉日のひとつにあたり、多くの大掌会(だいじょうえ)が行われる日であった。

江戸時代(1681年)三代将軍家光の子の徳松君(後の五代将軍綱吉)の祝儀がこの日に行われた

ことkら、江戸末期から明治にかけて11月15日に祝うことが定着したと言われている。

また、旧暦の11月は、収穫を終えて農作業が一段落する時期でもあり、農作物の実りと子供の成長

を感謝して、氏神様にお参りするよになったということである。

千飴(ちとせあめ)の由来

七五三のお祝いに欠かせいものは千歳飴。子供たちの千歳飴を持った着物姿はほのぼのして絵に

なる。千歳飴は、いつから七五三に用いられるようになったのであろうか。千歳飴の由来には2つの

説がある。

1つは元禄のころ、浅草で飴売りの七兵衛が紅白の棒状の飴を「千年飴」「寿命糖」と名付けて長い袋

に入れ、売り歩いたのが始まりと言われる説がある。

もう1つは、1615年、大阪の平野甚左衛門が江戸に出て、売り始めたと言う説である。

千歳飴は子供の長寿を願い、粘り強く細く長い形状で、縁起の良い紅白の飴となっている。

千歳飴の袋にも縁起の良い鶴亀や松竹梅が描かれ、長寿と健康を願う縁起物となった。

七五三を控えた多くの神社では、この千歳飴の袋詰めの作業が行われる。千歳飴のほか、祝い箸や

学業成就の鉛筆、お守りなどを入れているところもある。

近年は11月の混雑を避けて10月にお参りする人が増えていることから、この準備も早めになる傾

向がある。レンタル衣装が多くなったことから衣装を汚さないようにと、長い千歳飴だけでなく短い千

歳飴も販売されている。千歳飴を入れる袋も鶴亀だけでなく、キャラクターなどが描かれるようになっ

てきた。また、地域によっては、七五三の祝い返しとして、千歳飴、赤飯、菓子折りなどを渡すところ

もあり、お祝い返し用に熨斗袋いりの千歳飴も販売されている。

型に拘らない現代の七五三

神社で祝詞(のりと)をあげ、お祓いを受ける場合と、ただ参拝してお賽銭(さいせん)をあげて子供

の成長を祈願する場合があるが、現在は後者が多いようである。また、お参りする日も11月15日

に拘らずその前後に、都合を合わせて行く人も多い。北の地方では1ヶ月繰り上げて10月15日に

行う慣習もある。

正式な服装は、三歳の女子は肩揚げをした着物に、帯を結ばず、「被布(ひふ)」という朱赤のベスト

のようなものを羽織る。三歳、五歳の男子は紋付き羽織に仙台平(せんだいひら)の袴、七歳の女子

は揚げをした本裁ちをした着物にかかえ帯である。ただ、現在では子供が晴々とした気分でいられ

るよう、疲れない服装、無理のないスケジュールで祝うことが多くの本などで紹介されている。

昔は数え年(生まれた年の12月までを1歳とし、年が明けると2歳になる年齢の数え方)で、七五三

を祝っていたが、現在は満年齢(生まれたときは0歳で、それ以降1年経つごとに1歳加齢する数え

方)でもしばしば祝われる。

 

 

 

 

 

 


1114 いい石の日

2012-11-14 00:02:03 | 雑記

いい石の日

山梨県石材加工業協同組合が1999年に制定。日付は「いい(11)石(14)」の語呂合わせと、石工

職人が尊ぶ聖徳太子の命日であるこの日を「太子講」としていたことから。墓石で先祖を供養する文

化伝統を守ること、石組みで美しく趣のある庭を築くことなど、石を加工、配置する技術の巧みさをアピ

ールする目的。

 石(いし)

石は岩石が水流などによって小さくなったもの。 一般には「岩石」、「岩」、「石は」はほぼ同義に使わ

れ、石は小さな岩石片であり、岩は大きな岩石塊を指す。

石の語源

「い」は「岩」、「し」は「ちいさいもの」を表し、岩の小破片から生じたとする説がある。

漢字の「石」は、崖の下に□型の石がある様を描いた象形文字である。

石材

石材(せきざい)は、土木・建築用、墓石や石碑、美術・工芸品などの材料として利用される岩石のこ

とをいう。用途に応じた性質を持った岩石が用いられる。

主な石材

1.花崗岩類(かこうがんるい)

(1)御影石(みかげいし)

花崗岩(地下深部で形成された深成岩の一種)は、石材として御影石とも呼ばれる。

「御影」は兵庫県神戸市の地名(旧武庫郡御影町)に由来し、御影の北に位置する六甲山に花崗岩が

産出したことによる。切り出した花崗岩を大阪湾に面した海岸から石船に積載し、古くから各地に出荷

していた。御影の名前は各地の産地にも転用されている。福島県伊達市を中心とした「吾妻御影」、

茨城県笠間市の稲田地区を中心とした「稲田御影」、同じく茨城県桜川市(旧真壁町)を中心とした

「真壁御影」などである。

石材としての花崗岩

花崗岩は緻密で硬いことから、日本では古くから石材として使用されてきた。石垣、石橋、道標や三

角点・水準点の標石などに用いられてきた。国会議事堂の外装は全て日本産の花崗岩である。

また、緻密なので表面を研磨(本磨き)して光沢を出すことが可能で、墓石やパネル、床石として利用

されている。

高い強度と滑りやすさを要求されるカーリングの公式競技用ストーンは、全てスコットランドのアルサ

クレッグ島で産出される花崗岩で作られている。

近年日本で流通している花崗岩は、福建省を中心とした中国産が殆どである。

建築石材としての花崗岩

花崗岩は建築石材としては最もよく使用され、硬く、風化に強く、比重もあり耐圧強度に優れている

品質が高いものは吸水率も低いものが多く、構造物として用いるのに最も適していると言える。

ただし、高温・高熱に弱く、表面にバーナーや火の気が当るとひびが発生したり割れたりする。

石材が他の構造材料と大きく違うのが、単一物質もしくは決まった物質が一定の割合でまざって安定

したものではない点である。花崗岩を構成しているものは、雲母、石英や長石などの鉱物各種である

が、これらの比率や組み合わせは常に一定しているわけではなく、産地によって大きく異なるほか、

同じ産地でも全く同じ模様のものがないように、完全に同一のものはないのである。したがって、加熱

されると熱膨張係数が違うそれぞれの鉱物が各個に膨張して石材がはじけてしまうため、「ひび」が

発生するといわれている。

(2)羽黒青糠目(はぐろあおぬかめ)

茨城県桜川市の羽黒地区から上城地区にかけての筑波山系最北部一帯から産出される青色で糠の

ようにキメが細かい花崗岩の名称である。

ヒビ傷が多いのが難点。墓石に使用されるムラ、ヒビを完全に取り除いた特級材、一級材は高い希少

性ゆえ取引価格も高額であるにもかかわらず人気が高い。関東地方の寺院では「高貴光明な石」と

呼ばれ、著名人の墓に多く用いられている。近年、純国産の高級仏像彫刻には、羽黒青糠目の使用

率が群を抜いて高い。

(3)真壁小目(まかべこもく)

茨城県桜川市の真壁町の東部にある加波山の麓一帯の真壁町より採掘された石目の小さい花崗岩

の名称。首都圏最寄の大規模産地という地理的背景もあり、日本銀行、国会議事堂、東京駅をはじ

め首都圏の多数の駅舎、天皇陵、皇居などの歴史的建造物に使用されている。また著名人の墓地

などにも使用されており、首都圏の歴史ある墓地、墓苑では使用率が最も高い花崗岩である。

採石量が多いため、国産材としては価格が手頃であり、かつ良質と評価があることから、関東全域で

墓石使用率が群を抜いて多い。現在では輸送機関の発達により、国産材としては価格が手頃のこと

、中国産石材への不信なども追い風となって全国的に人気が非常に高い。

(4)万成石(まんなりいし)

岡山県岡山市の西北部の万成または矢坂地域から産出される角閃石黒雲母花崗岩。日本の銘石の

ひとつとしてブランド化された万成石は、桜色の美しさから、昔も今も多くの人から愛され、近年も非常

に需要が高い国産の石材である。「桜御影」とも呼ばれる。非常に硬い。

多くの著名人の墓、モニュメント、歴史上の人物・偉人の像の台座や、古くから親しまれている建築の

建材としてなど様々な使われ方をしており、永い時を経ても変わらず、風化に強く、気品にあふれ、高

級感を生み出す石材としてブランド化されている。

(5)北木石(きたぎいし)

岡山県笠岡市北木島町(北木島)から産出される花崗岩の総称。 白色を主とした中粒の黒雲母花崗

岩で、「中目」、「瀬戸赤」、「瀬戸白」、「サビ石」の4種類がある。しかし、現在も採掘を継続しているの

は「中目」と「瀬戸赤」の2種類のみである。

2.安山岩類(あんざんがんるい)

安山岩は火成岩の一種。アンデス山脈に多く産出し、「安山」は「アンデス山」脈の当て字である。

(1)鉄平石(てっぺいせき)

長野県諏訪・佐久地方に広く分布する輝石安山岩の板状節理がよく発達したもの。板状に剥がれや

すい性質を持っていて、2~3cm内外に剥離された鉄平石は、建築用の内装・外装石材として使用

されている。諏訪地方では民家の屋根材として使用された。

3.凝灰岩類(ぎょうかいがんるい)

凝灰岩は火山から噴出した火山灰が地上や水中に堆積してできた岩石。成分は火山由来であるが

、生成条件から堆積岩(火山砕屑岩:かざんさいせいがん)に分類される。

■凝灰岩の石材としての利用)

凝灰岩は石材としては軽くてやわらかい部類に入る。比較的風化されやすいので細かい細工には向

いておらず、塊状や切石の形で用いられることが多い。産地によって特徴がある。

(1)大谷石(おおやいし)

大谷石は軽石凝灰岩の一種。栃木県宇都宮市北西部の大谷町付近一帯で採掘される石材。柔かく

加工がしやすいことから古くから外壁や土蔵などの建材として使用されてきた。

■特徴

耐火性に優れている

石の重量が軽い

石質が軟らかいため加工が容易である。

■利用

主に住宅・倉庫(石倉)・防火壁・貼石・石塀・門柱・敷石・石垣・土止め石(擁壁)等、建築素材として

使用される。

(2)秋保石(あきういし)

宮城県仙台市太白区秋保で産出され、広く建築材として用いられた凝灰岩。耐久性や耐火性、防水

性に優れ、軽量であることなどの特長を持つことから、特に大正末期から昭和初期にかけて盛んに

使われた。今もわずかながら産出されている。

(3)札幌軟石(さっぽろなんせき)

北海道で産出する凝灰岩の石材。単に軟石と呼ぶこともある。明治時代から昭和初期にかけて札幌

市、小樽市などの建物の建築材料として用いられた。 

(4)日華石(にっかせき)・観音下石(かながそいし)

石川県小松市観音下町で産出する凝灰岩の石材。ほとんど黄土色に近い色だが、緑色がかったも

のも産出する。石質が柔かく加工しやすい。倉庫の外壁や土台、石塀などの建築用のほか、近年、

遺跡復元用にも利用されている。

(5)笏谷石(しゃくだにいし)

福井県足羽山北西部で採石されている(現在休止)。越前石とも呼ばれ、石質はきめ細かく、栃木の

大谷石の2倍ほどの硬さを持つ。色調は緑と青の中間色で、水に濡れると一層鮮やかになる。 

4.粘板岩(ねんばんがん)

粘板岩(スレート)とは、泥岩や頁岩(けつがん)が圧密作用によりスレート劈開を持ったもの。やや変

性の進んだ堆積岩の一種。変成岩として扱われることがある。

※頁岩(けつがん):1/16mm以下の泥が水中で水平に堆積したものが脱水・固結してできた岩石

のうち堆積面に沿って割れやすい性質(劈開性)があるもの。「頁」の字は本のページを意味し、この

薄く割れやすい性質から命名された。

石材としての粘板岩

日本では古くから良質な粘板岩(または頁岩)をスレート瓦や塀などの建築材料、硯などの材料とし

て用いている。

(1)雄勝石(おかついし)

宮城県石巻市尾勝町の黒色で光沢がある硬質粘板岩。粒子が均質で圧縮や曲げに高い強度を持

ち経年変化等への耐性が高い。

※用途・・・硯、葺き石、工芸品

 *尾勝硯は伝統工芸品に指定。

 *天然スレートとして法務省旧本館、東京駅丸の内駅舎などに使われる。

※2011年3月11日の東日本大震災により旧尾勝町地域が大きな損害を受け、尾勝硯の生産は

中止されている。

(2)那智黒石(なちくろいし)

粘板岩の一種、およびそれを加工した宝石。産出地は三重県熊野市神川町。

※用途

碁石の黒石、硯、床置石、装飾品、那智黒成型品などに加工される。

5.石材としての石灰岩(大理石)

大理石とは、石材としての石灰岩の一般的な呼び名である。

(1)寒水石(かんすいせき)

茨城県久慈郡、多賀郡に産する古生層中に挟まれた結晶質石灰岩の石材名。花コウ岩の貫入によ

って変性されて白色から緑灰色の縞模様になっているものが多い。結晶粒は山口県秋吉産ほどで

はないがやや粗粒。角砂糖のような外観を呈する。三戸寒水あるいは常陸寒水とも呼ばれ、白いも

のは古来細工物に利用され、後には建築用に使われた。今日では太材は得がたく、専ら砕石、粉

末として工業原料や建築材料に利用される。

*施行事例:MOA美術館(静岡県熱海市) 中野サンプラザ(東京都中野区)

(2)岐阜県

○錦紋黄(きんもんき)・・・共立大学(東京都千代田区)

○紅更紗(べにざらさ)・・・銀座松屋(東京都中央区)

(3)高知県

○桑尾(くわお)

(4)徳島県

○茶竜紋(ちゃりゅうもん)・・・国立博物館(東京都台東区)

○淡雪(あわゆき)・・・国会議事堂(東京都千代田区)

○時鳥(ほととぎす)・・・国会議事堂(東京都千代田区)

(5)山口県

○霰(あられ)・・・三越本店(東京都中央区)

○霞(かすみ)・・・三井本店(東京都中央区)

○白鷹(はくたか)・・・三越本店(東京都中央区)

(6)鹿児島県

○田皆(たみな)・・・新宿伊勢丹(東京都新宿区)

(7)沖縄県

琉球大理石・・・沖縄美ら海水族館、首里城、国会議事堂(東京都千代田区)

 

 

 

 

 

 

 

 


1113 うるしの日

2012-11-13 00:09:23 | 雑記

うるしの日

香川県漆器工業協同組合と高松商工会議所が、地場産業のひとつ、日本の伝統工芸である「漆(うる

し)」の美しさを知ってもらおうと、1985年に制定した日。日付は京都嵐山法輪寺で生地師の祖とも

される惟喬(これたか)親王が漆や漆器の製法を祈願して成就したと伝えられる11月13日に因む。

 

漆(うるし)とは、ウルシ科のウルシノキ(漆の木)やブラックツリーから採取した樹液を加工した、ウル

オールを主成分とした天然樹脂塗料である。塗料として漆工芸に利用されるほか、接着剤として

も利用される。

漆の語源

「麗し(うるわし)」とも「潤し(うるおし)」ともいわれている。

「あたりまで あかるき漆 紅葉かな」と俳句に歌われているように漆の紅葉は「もみじ」に並んで美し

いものである。そしその漆塗りの深みのある色調・光沢は見る人を魅了する。

1.漆の起源と種類

漆の木の分布から見て、日本及び中国において漆塗りが発生進化したと考えられる。北海道の南茅

(かや)部町の垣の島B遺跡で約9千年前の縄文時代前期の漆器が発掘され、また漆の木のDNA

分析の結果、日本のウルシノキは日本固有種であることが確認され、このことから現在では漆器の起

源は日本であるという考えが一般的である。

現在中国最古の物は、長江河口にある河ボ渡遺跡から発掘された約7千年前の漆椀である。

陶器はchinaと言い、漆器を「japan」と言う国際用語までになり、漆器は現在日本を代表する文化の

ひとつであるが、漆器やウルシノキが、現在日本において何故少なくなったのであろうか。

それはプラスチックや合成樹脂塗料のような石油二次製品の急速な普及により、量産化時代の中で

置き換えられてきたり、安価なイミテーション漆器製品が大量に出回り始めたことなどによって、本来

の漆器の存在が厳しくなってきたとも考えられる。また輸入漆の増加により、漆液の価格が低下し、漆

掻き作業が大変なことから、産業として厳しくなってきたことも理由のひとつと考えられる。

しかし、漆の良さはイミテーション商品のおかげで、現在特にダイオキシン、環境ホルモンなどの危険

性が叫ばれる中で再び注目され、見直されている。

漆膜の耐久性は4千年とも5千年とも言われるが、それは室内、地中など紫外線に当らない場所に保

存された場合で、太陽光などの紫外線により強靭な漆の塗膜は破壊され、風化してまた自然に還る。

漆の種類

 漆の採れるのはウルシ属植物で、それは8種あり、日本ではヤマウルシ、ツタウルシ、ハゼノキ、ヌル

デが自生しているが、その全てから漆が採れるわけではない。ヤマウルシとウルシノキから採れる。

ヤマウルシは品質も悪く少量のため実用には適さず、そのほとんどがウルシノキから採られている。

ウルシノキは北海道を除く全域に分布しているが、採取されている地域は限られ、その生産量は1.4

トンほどしかなく、それはほとんど栽培木からである。

東南アジア、中国、朝鮮半島、日本などがよく知られた漆器の産地であるが、漆と言っても種類が多く

、性質も成分も異なりその土地に合った植物として存在し、一般に、南に行くにしたがってゴム質が多

く弾力のある皮膜になる。日本のなかでさえも産地で性質が違うと言われる。

2.漆の採取

漆の採取は入梅の直後6月中旬から採り、11月下旬に終わる。幹の掻ける場所を20~30cm間隔

に水平に掻き傷を約10ヶ所に付け、4日に1回5mm間隔で掻き傷を入れて採取する。掻子(傷を付

け樹液を採る人)一人標準400本の木を受け持ち、それを4等分して100本を1日で回り4日で一巡

する。毎日同じ木に傷を入れても漆液は思うように出ないので3日位休ませる。雨の降る日は水が混

じるので作業は出来ないので、1シーズン180日間で25回転位回り、1本の木から約200g漆が採

れる。1シーズン採取し終わると最後には木を切って絞り採る。この日本での採取法は「殺し掻き」と

言われるが、翌年には「ひこばえ」という新芽が出て約10年経つと一人前の漆が採れる木にまで成

長する。しかし、このように10年をかけて一本の木から約200gの漆を採るのであるから高価な訳で

ある。

 ※日本産漆の産地(H17年、単位kg)

1.岩手(800) 2.茨城(298) 3.栃木(104) 4.新潟(90) 5.福島(44)

 漆器

漆器(しっき)は、木や紙などに漆を塗り重ねて作る工芸品である。

現在では、国産の漆の生産量はごく僅かで、大半を中国から輸入している。

※日本の漆輸入量の推移(単位トン)

1991年(250以上) 2001年(約115) 2008年(71) 2009年(41) 2010年(54)

漆器に用いられる技法

蒔絵(まきえ)

漆器の表面に蒔絵筆によって漆で絵や文様、文字などを描き、その漆が乾かないうちに金や銀など

の金属粉を「蒔く」ことで器面に定着させる技法である。研ぎ出しや磨きなどを行うことで模様を作り

上げる。平蒔絵、研ぎ出し蒔絵、高蒔絵などの技法がある。

蒔絵はその初例を正倉院宝物の「金銀鈿荘唐太刀(きんぎんでんかざりのからたち)」、「通称末金鏤

太刀(まっきんるのたち)」とされており、海外に類例を見ない日本独自の漆芸技法とされている。

研出蒔絵(とぎだしまきえ)

金粉や銀粉を蒔いた後に、器面全体に漆を塗りかぶせ、乾燥後に木炭で漆を研磨して下の蒔き絵層

を出す技法。研磨した後には、器の表面は平滑になる。「末金鏤」と言う技法も研ぎ出し蒔絵の一種

である。

平蒔絵(ひらまきえ)

漆で模様を描き金銀粉蒔いた後に、模様の部分だけに摺(す)り漆をして研磨したもの。器面全体を

漆で塗り込めない点が研出蒔絵と異なる。この技法は平安時代後期から現われた。

高蒔絵(たかまきえ)

模様部分の漆を盛り上げて浮き彫り状に表現したもの。

肉合蒔絵(ししあいまきえ)

高蒔絵と研出蒔絵を合わせた技法。研出蒔絵とは異なり、研磨後、器の表面は平滑にはならない。

卵殻蒔絵(らんかくまきえ)

白色の蒔絵の表現に使う。卵の殻を割り、螺鈿(らでん)のように漆面に貼り、金銀粉と共に蒔絵に

使う。卵には、薄く繊細な表現に向いているため、ウズラの卵の殻をよく使用する。

スクリーン蒔絵

大量生産が行われるようになり、従来の手書き蒔絵にかわる近代技法として登場した。シルクスクリ

ーン技法をを用いることにより、同じ柄を短時間で大量に描くことが可能となったが、金属粉を「蒔く」

工程は今でも職人の手作業で行われる。漆の代わりにウレタン塗料などが用いられることも多く、使

用する金属粉も伝統蒔絵で使用されるものとは異なる場合がある。

沈金(ちんきん)

沈金刀で漆の表面を線刻し、その彫り跡に金箔や銀箔をすり込んで模様を作る。かつては中国、タイ

、インドでも行われていたが、現代では日本で最も盛んに行われており、特に輪島塗りによく使われる

技法である。

螺鈿(らでん)

貝殻の内側、虹色の光沢を持った真珠層の部分を切り出した薄く研磨した板状の素材を、漆地や木

地の彫刻された表面にはめ込む手法。貝殻の真珠質が見る角度によって青や白など、様々な輝きを

見せる。螺は貝、鈿は散りばめることを意味する。使用される貝はヤコウガイ(夜光貝)、シロチョウガ

イ(白蝶貝)、クロチョウガイ(黒蝶貝)、カワシンジュガイ(青貝)、アワビ、アコヤガイなどが使われる。

中国起源の技法である。

拭き漆(ふきうるし)

顔料を加えていない漆を木地に塗っては拭き取る作業を何度も繰り返し、木目を鮮やかに見せる手

法。

彫漆(ちょうしつ)

漆を何層も厚く塗り重ね、その漆の層を彫り出して文様を描く技法。

堆朱(ついしゅ)

油を混ぜた朱色の漆を何十回ないし100回以上も塗り重ねてから模様を彫る技法。通常の漆は硬く

て彫刻が困難だが、油を混ぜることで軟らかくなり彫刻が可能になった。中国起源の技法である。

蒟醤(きんま)

沈金と似ているが、金ではなく色漆を充填(じゅうてん)したもの。タイから伝わった。

タイ、ミャンマーの漆器は、多く竹を編んで作った籃胎(らんたい)で、黒漆塗りの表面に文様を毛彫り

し、朱漆などの色漆を充填し、研ぎ出したもの。日本には近世に伝わり、茶道具として珍重された。

象谷塗(ぞうこくぬり)

江戸末期の漆工玉楮象谷(たまかじぞうこく)がタイの蒟醤(きんま)と中国の存星(ぞんせい)などの

漆器を独自に消化して創始した塗り物。中塗りの上に草花などを彫刻し、青・黄・紅などの色漆を詰

めて研ぎ出し、仕上げ塗りをしたもの。高松市の名産

平文(ひょうもん)

金銀の薄い延べ板を模様に切り、これを漆面に貼り、更に漆で塗り埋めたのちに平らに研ぎ出したも

の。奈良時代に唐より伝来、平安時代に盛んに行われた。ひらもん。中国名は平脱(ヘイダツ)。

存星(ぞんせい)

漆地に彩漆(いろうるし)を象嵌(ぞうがん)したもの。存清とも書く。中国では填漆(テンシツ)と呼んだ

。やや肉厚に塗った漆地を彫って各種の彩漆を充填し、平らに研ぎ出して文様をあらわし、輪郭や細

部は鎗金(そうきん)(沈金)の線でくくる。 


1112 皮膚・コラーゲンペプチド

2012-11-12 10:47:09 | 雑記

■皮膚の日

日本臨床皮膚科医学会が1989年に制定。「い(1)い(1)ひ(1)ふ(2)」の語呂合わせ

■コラーゲンペプチドの日

ゼラチンを分解した高純度タンパク質であるコラーゲンペプチド。肌の潤いを保つ、新陳代謝を盛んに

し脂肪の蓄積を抑えるなどの効果が期待されているコラーゲンペプチドの普及を目的に日本ゼラチン・

コラーゲンペプチド工業会が制定。日付は第1回コラーゲンペプチドシンポジウムが開かれた2009年

11月12日から。

 皮膚

皮膚は動物の器官のひとつで、体の表面を覆っている層のこと。体の内外を区切り、その堺をなす構

造である。皮膚と、毛、爪、羽毛、鱗など、それに付随する構造(器官)とを合わせて外皮系という器官

系にまとめて扱う場合がある。また、動物種によっては、皮膚感覚を伝える感覚器の働きを持っている

場合がある。ヒトの皮膚は「肌」とも呼ばれる。

肌の語源

体の内から端にあることから「はた(端)」「はて(果)」が語源と考えられる。というのは肌は「はだへ」

とも言い、「へ」は「辺」「方」の意味で「はだへ(え)」は「端辺(果辺)」「端方(果方)」と考えられるから。

「皮」も体の表面を覆っているものであるが、肌は表面上見える内側まで指すことが多く、それを覆う

薄いものを「皮」と言うことが多い。

これは、「肌」が体の内から外に向かって端にあるもので、「皮」は外から見て内を覆うものと考えた

ためでなかろうか。

皮膚の構造

皮膚は表面側から見て、表皮・真皮・皮下組織という3つの層からできている。

皮膚の一番表面にある表皮は「角質層・顆粒層・有棘(きょく)層・基底層」の4層からできている。

表皮の厚さは0.2mmで、基底層の細胞の10個にひとつはメラニン細胞である。

皮膚の役目

●保護作用

肌のバリア機能。皮脂膜が有害な物質や細菌、カビ、アレルゲンなどの皮膚内侵入や水分の蒸発を

防ぎ人体を守っている。日光の刺激はメラニン色素が吸収して体内への影響を抑える。肌が乾燥した

り、敏感になっている人は、このバリア機能が衰えている。

分泌作用

皮膚は汗腺から汗を、皮脂腺から皮脂を分泌している。汗や皮脂の中には、異物や体の中の老廃物

が含まれていて、排泄をも同時にしている。

吸収作用

皮膚からの吸収は毛孔を通り、毛包や皮脂腺から真皮に吸収される。

●体温調節作用

暑くなると血液循環が促進され、発汗しやすくなる。この汗が乾くとき、体から気化熱を奪い体温を下

げる。逆に寒いときは、起毛筋を縮めて皮膚の表面積を小さくし、血管も収縮して体温の放散を抑え

る。

呼吸作用

皮膚呼吸は肺呼吸の200分の1で行われている。

知覚作用

皮膚がものに触れると、さわったという感覚が起こる。その他、外からの刺激に対して、冷たい、熱い

、痛いとかの感覚を生じる。これらを知覚作用という。

角質層

角質層は一番外側の層で乾燥や外部からの物質の侵入から身体を守っている。角質層はケラチンが

主成分の角質細胞が規則的に重なっており、10~20%の水分を含んでいる。

角質細胞の間をセラミドを中心とした「細胞間脂質」と天然保湿因子NMF(Natural Moisturizing

Factor)を含む水分が交互に並んで角質層を隙間なく埋めているため、水分の蒸発を防いで外部か

ら異物が侵入するのを防いでいる。

真皮

真皮は厚さ約2mmで、肌の硬さ、張り、弾力はここで保たれている。皮膚の栄養補給をしたり、皮膚

の働きのほとんどをつかさどっている大切な部分である。栄養成分のコラーゲン・ヒアルロン酸(ムコ

多糖類)・エラスチンなどゲル(ジェル)状成分はここに含まれている。

皮下組織

皮下組織は多量の脂肪を含んだ組織で、、神経・血管・汗腺などを外からの衝撃から保護したり、体

温の過度な発散を防止している。

肌の新陳代謝

皮膚の生まれ変わり、肌の新陳代謝とは、表皮にある基底層の皮膚細胞が細胞分裂をして、新しい

基底細胞が作られる。その基底細胞が有棘層・顆粒層・角質層の順番に上に上にとあがっていき、

最後には垢となって剥がれていくことをいう。新陳代謝はターンオーバーとも言われ、毎日、私たちの

肌は繰り返している。

理想は約28日周期で肌細胞が全て入れ替わることだと言われている。しかし、新陳代謝は何もしな

いでは理想の状態は保てない。

まず、加齢で衰えてくる。お肌の曲がり角というのは、新陳代謝が衰えてくるこという。加齢は生活習

慣により、肌を傷つける要因が多いか少ないか、活性酸素が多いか少ないか、有害物質の蓄積量、

血行の良い悪いなどに影響されるから個人差がある。

新陳代謝が遅れると、メラニン色素が肌の内部に残ってしまい、しみの原因になったり、角質が厚くな

ったりする。

皮膚細胞がうまく作られないと、肌の役目を果たすことができずに、乾燥肌など肌トラブルの原因にな

る。肌の新陳代謝にはミネラルやビタミン、アミノ酸が必須である。これらが不足すると正常な新陳代

謝が行われず健康な肌細胞が作られない。

食事が肌にとって大切なのは、肌細胞の材料となり、新陳代謝を行うためなのである。血行が悪いと

、せっかく摂取した栄養素が、肌細胞まで届けられずに、新陳代謝が悪いままになってしまうから、血

行や体の冷えも肌の健康に影響する。

睡眠も肌に大切だと言われる。なぜなら、夜は肌細胞の合成や活性酸素の消去をする時間だから

である。

 コラーゲンペプチド 

私たちの体の多くを占めるコラーゲン

人間の体の60%は水、30%は「タンパク質」で出来ている。体内のタンパク質は500万種あるとい

われているが、そのうち30~40%がコラーゲンであるとされており、皮膚や筋肉・内臓・骨・関節・眼

・髪など、あらゆる組織で大切な働きをしている。そのため、「コラーゲン」が不足してしまうと人体に

様々な影響を及ぼすといわれている。

美容への影響

*肌の張りや潤いがなくなる

*頻繁に肌荒れが起きる

*しみ・シワができるなど

健康への影響

*脂肪が燃焼しにくくなる

*老化現象が進む

*疲れやすくなるなど

体への影響

*骨が脆くなる

*軟骨が衰える

*血管が弱くなるなど

コラーゲンペプチドの特長と原料

健康や美容のためにコラーゲンを沢山摂取しようと心がけていても、タンパク質は消化吸収に時間が

かかるため、毎日の食事に含まれるすべての量を摂取することはできない。コラーゲンペプチドは、よ

り効率よくコラーゲンを摂取できるように、コラーゲンを小さな分子に分解し、体内に吸収しやすく加工

した高純度タンパク質である。

コラーゲンペプチドの特長

※低分子だから体内に吸収されやすい

※ゲル化が弱く冷やしてもゼリーのように固まらない

※溶解性が高く溶けやすい

※保湿性がある

○コラーゲンペプチドの原料

「牛」、「豚」など厳選された安全な家畜から作れている。その他、ヒラメ、サケなどの魚類の皮・骨・鱗

からも作られる。ゼラチンとほぼ同じアミノ酸組成を持っている。

期待されている効果

○肌・・・張りと潤いを保つ。

○髪・爪・・・美しく伸ばす。 ツヤを保つ。

○骨・・・カルシウムやリンを繋ぎとめ成長を支える 軟骨を再生し骨と骨の摩擦を軽減する。

○全身・・・新陳代謝を盛んにし、脂肪の蓄積を抑える。

○細胞・・・酸素や栄養を供給し老廃物を運ぶ。

 

 

 

 

 


1111 記念が多い日

2012-11-11 00:05:23 | 雑記

介護の日:厚生労働省が2008年に制定。日付は前年に行ったパブリックコメントに基づいて決定し

たもので、「いい日いい日」の語呂合わせから。

公共建築の日:「公共建築の日」及び「公共建築月間」実行委員会が制定、2003年より実施。国民

生活にいっそう密着した、より良い公共建築を目指すための日。建築の基本的構造を象徴する4本の

柱のイメージと、国会議事堂の完成年月である昭和11年11月に因む。

電池の日:日本乾電池工業会(現在の電池工業会)が1987年に制定。乾電池の+-を「十一」に

見立てて。「電池について正しい知識と理解を広め、常に正しく使ってもらおう」という日。

配線器具の日:日本配線器具協会が1999年11月11日に制定。コンセントの差込口の形状を「

1111」に見立て、また「秋の火災予防週間」の期間中であることから。

配線器具とは、住宅の電気の入り口である住宅用分電盤、照明器具を点滅するための壁スイッチ、家

電製品のプラグ、プラグを差し込むコンセント等のことである。

配線器具にもっと関心を持ってもらい、安心・安全・快適な暮らしのために、分電盤や配線器具を定期

的にチェックしてもらう為に制定された。

ジュエリーデー(宝石の日):1909(明治42)年11月11日、農商務省令第54号により200mg

が1ct(カラット)とする国際単位が採用された。

麺の日:全国製麺組合連合会が1999年に制定。「1111」が麺の細長いイメージにつながること

から。

ピーナッツの日:日本落花生協会が1985年に制定。新豆を使った落花生が市場に出始めるのが

この頃で、ピーナッツは1つの殻に2粒の豆が同居する双子であることから、11のぞろ目の日を記念

日とした。

チーズの日:日本輸入チーズ普及協会とチーズ普及協議会が1992年に制定。日本の歴史上で

チーズの製造が確認される最古の記録が、700(文武天皇4)年10月に現在のチーズに近い「酥

そ)」の製造を命じたという記録であることから。10月を新暦に置き換えた11月にし、覚えやすい11

日を「チーズの日」とした。

サッカーの日:スポーツ用品メーカー・ミズノの直営店・エスポートミズノが募集して制定。サッカーは

1チーム11人で行うスポーツ。イレブン対イレブンの戦いを日付に置き換えるとともに、11を選手の

両足と見て、11・11で1つのボールを巡って競うスポーツであることも表している。サッカーの更なる

普及が目的。

くつしたの日、ペアーズデー:日本靴下協会が1993年に制定。靴下を2本並べた時の形が1111

に見えることから。1年で同じ数字がペアで重なる日であることから、恋人同士で靴下を贈り合おうと

呼びかけている。

恋人たちの日:静岡県土肥町(といちょう:現伊豆市)の土肥観光協会が、同町にある恋人岬に因ん

で制定。

おりがみの日:おりがみの楽しさ、教育的効果などを多くの人に知ってもらうことを目的に、株式会社

日本折紙協会が制定。日付は数字の1が4つ並ぶこの日のそれぞれの1を正方形の折紙の1辺と見

立てると全部で4辺となることから。

西陣の日:京都府の西陣織工業組合など西陣織関係の13団体で組織された「西陣の日」事業協議

会が制定。文明9年11月11日(1477年12月16日、京都が戦場になった応仁の乱が治まった。戦

火を逃れて各地に散らばっていた織手達が京都に戻り、西軍の本陣であった辺りに住み付いたことか

ら「西陣織」と呼ばれるようになった。

下駄の日:伊豆長岡観光協会(現伊豆の国市観光協会が制定。下駄の足跡が「11 11」に見える

ことから。伊豆長岡温泉に「カランコロン」と心地よい音を奏でる下駄に一年間の感謝の気持ちを込め

て、下駄供養祭が行われる。

鏡の日:全日本鏡連合会が2006年に制定。身だしなみを整えるとき、体調を見るとき、部屋を明る

くするときなどさまざまなシーンで生活に役立つ必需品である鏡である。日付は11と11は左右対称で

あり、漢字で裏返しても同じになる鏡文字から。

鮭の日:新潟県村上市が1987年に、京阪神地区の中央卸売り市場の水産業界団体を中心とした

「鮭の日委員会」がが1992年に、これとは別に東京築地市場「北洋物産会」も制定。アミノ酸やコラー

ゲン、ビタミン類などを含み、栄養満点の鮭をPRするのが目的。日付は鮭の旁(つくり)の「圭」を分解

すると「十一十一」となるところから。

ポッキー&プリッツの日:大阪市に本社を置く江崎グリコ株式会社が、自社の人気商品ポッキーとプ

リッツをPRにと制定。その形が数字の1に似ていることから、平成11年11月11日を第1回記念日とし

て行い、以降毎年話題を集めるPRを行っている。また、日付けには秋の行楽シーズンに大いにポッキ

ーとプリッツを食べてもらおうとの願いが込められている。

いただきますの日:「いただきますの日」普及推進委員会が2011年に制定。「1111」が並んだ箸

に見えるところから。

もやしの日:「1111」がもやしを4本並べたように見えることから。

煙突の日:「1111」が煙突が4本立っているように見えることから。

箸の日:「「111」が箸が2膳並んでいるように見えることから。

きりたんぽの日:きりたんぽ発祥の地、秋田県鹿角市の「かづのきりたんぽ倶楽部」が制定。きりた

んぽをキーワードにまちの活性化をはかるのが目的。日付は、たんぽ串が囲炉裏に立って焼かれる姿

が1111に似ることから。

磁気、磁石の日:大阪市に本社を置く、磁気治療器「ピップエレキバン」などで知られるピップ株式会

社が1992年に制定。磁気治療ついての正しい知識を身につけてもらうことが目的。日付は磁石の

N(+)極とS(-)極を「十一」に見立て、十一を重ねた日であることから。

○「長野県きのこの日」:全国農業協同組合長野県本部(JA全農長野)が制定。生産量日本一を誇る

長野県産のやまびこしめじ、なめこ、えのきだけなど長野県産のきのこの良さをアピールするのが目

的。日付は、11と11で、数字の1がきのこがニョキニョキ生えている姿に似ていることから。

コピーライターの日:2007年にコピーライター育成講座を開設して50周年になる株式会社宣伝会

議が制定。11月11日は1111と鉛筆(ペン)が並んで見えることから、市場の活性化を図ることを目 

的としている。

立ち飲みの日:かつては密な社交場として地味な存在だった立ち飲みも、今では女性も気軽に出入

りできるメジャーな存在になり酒文化と食文化の一翼を担っている。立ち飲みをこよなく愛し『東京居

酒屋三昧』(東京書籍)の著者である作家の藤原法仁氏と浜田信郎氏が制定。日付は11と11の形

が人が集まって立ち飲みしている様に似ていることから。

豚饅の日:豚饅発祥の地神戸の豚饅をPRしようと、神戸豚饅サミット実行委員会が制定。2011年

の第1回豚饅サミットでは、日本で始めて豚饅を販売したとされる神戸・南京町の「老祥記」をはじめ

神戸元町の「四興楼」、三宮の「一貫楼」などの名店が創作豚饅を披露。日付は豚饅の原材料である

豚の鼻の形が(11)で11に見えることから、それを重ねた11月11日に。

おそろいの日:親子、兄弟、姉妹、友だちのコミュニケーションを広げ、一緒に楽しめる文化を創るこ

とで世界がもっとハッピーになって欲しいとの願いから、兵庫県神戸市に本社を置く株式会社フェリシ

モが制定。日付は11と11が並んでいるように見え、一つ欠けても成り立たないことが「おそろい」と

いうコンセプトに相応しいことから。フェリシモでは「親と子供が一緒に楽しむおそろい服」をカタログ

などで提供している。 

いい出会いの日:11月11日に出会った独身の男女が、翌年の11月22日に結婚して「いい夫婦に

なることを祈って、11月22日の「いい夫婦の日」をすすめる会が制定。日付は11月11日を1111と

して、中の1を1本横にすることで1+1(=2)となり、独身の二人が「いい出会い」をして『いい夫婦」

になることを意味することから。

ジャックポットの日:レストランや居酒屋の運営を手がける有限会社ジャックポットプランニングが制

定。ジャックポットには大当たり、成功、ラッキーなどの意味があり、11月11日は同じ数字が4つ並ぶ

1年の中の唯一の日であることから記念日とした。この日にはジャックポットプランニングが経営する

店舗でイベントを開催し、特別メニューで営業を行う。

モールアートの日:曲げて巻きつけるだけでできるモールアート。世代を越えて楽しめるハンドメイド

のモールアートの魅力を多くの人に知ってもらうのが目的に、滋賀県草津市に事務局を置く日本知育

モール協会が制定。日付はモールを1に見立て、モールアートの無限に造形する特長から1が並んだ

この日を記念日とした。

おかあちゃん同盟の日:2011年3月11日の東日本大震災で多くの人が「人とのつながり」「支え合

い」の大切さを強く感じた。おかあちゃんが幸せだと家庭も子どもたちも幸せになる。そう信じて毎月こ

の日におかあちゃんたちが集い、語らい、学び、交流を深め、支えあうコミュニティーを作ろうと、岐阜

県羽島市の「世界おかあちゃん同盟」が制定。日付は東日本大震災を忘れないために同じ11日に。

○美しいまつ毛の日:まつ毛美容液や美容液入りマスカラをいち早く商品化するなど、まつ毛関連業

界のトップランナー企業である株式会社アルマードが制定。美しく健康的な「地まつ毛」を作り出すの

が目的。日付はまつ毛が豊かなことをイメージさせる「1」が一番多く並ぶ日から。

ロールちゃんの日:しっとりしたスポンジ生地と美味しいクリーム。そして、ボリューム感で人気のハ

ンディータイプのロールケーキ「ロールちゃん」。その見た目の可愛らしさと美味しさを多くの人に知っ

てもらおうと「ロールちゃん」を製造する山崎製パン株式会社が制定。日付はパッケージに描かれて

いるキャラクターの「ロールちゃんお長い両耳が数字の「11」に似ていることから毎月11日とした。

アイドルドッグの日:全てのワンちゃんをアイドルドッグにするサイト「アイドルドッグ.jp」のオープン

を記念して、アイドルドッグクラブを展開する株式会社ホリプロが制定。ワンちゃんのしつけとマナー

の向上をにより、誰からも愛してもらえるワンちゃんを増やしていきたいとの願いから、日付は11と

11で「いいワンワン」の語呂合わせ。

ライターの日:日本喫煙具協会が制定。細長いライターを並べると「11 11」に見えることから。