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1110 いい音・オルゴールの日

2012-11-10 02:51:09 | 雑記

 いろいろな記念日

井戸の日

「いー(1)井(1)戸(10)」の語呂合わせから、全国さく井協会が制定。

いい音・オルゴールの日

1796年スイスで発明されたオルゴールは、戦後長野県諏訪地方で作られるようになり、「いい音」を

目指し続けた高い技術から半世紀に渡り世界のトップシェアを誇っている。そのオルゴールの歴史・文

化を伝えるために建てられた下諏訪町の「諏訪湖オルゴール博物館・奏鳴館」が制定。日付は11と

10で「いい音」と読む語呂合わせから。オルゴール大賞などのイベントを行う。

ハンドクリームの日

いつも頑張っている自分の手に感謝する日をと、ハンドクリームメーカーのユースキン製薬株式会社が

制定。日付は11月10日前後は東京の平均最低気温が10℃を下回る境目であり、手が乾燥して手

荒れが増えハンドクリームの需要が増えることと、11と10を「いい手(ン)」と読む語呂合わせから。

断酒宣言の日

公益法人全日本断酒連盟が制定。日付は連盟の結成大会が1963年11月10日に開催されたこと

と、「もう飲ベンバー(ノヴェンバー=11月)、酒、止まる(10日)」の語呂合わせから。

○いい頭皮の日

ヘアドライヤーや頭皮エステなどヘッドスパ商品を手がけるパナソニック株式会社が制定。頭皮ケア

の重要性を考え、アピールするのが目的。日付は11と10で「いい(11)頭(10)皮」と読む語呂合わ

せから。

いい友の日

2011年3月11日発生した東日本大震災を経験した今、大切な友との絆を見つめ直す機会を作り

たいと、音楽、メディア、イベントなどのプロデュースを手がける株式会社シティーウェイブが制定。

「いい友の日」は大切な友だちに音楽をプレゼントする日として、友だちをテーマにしたラジオ番組など

を製作する。日付は11と10で「いい友」と読む語呂合わせから。

マッコリ・ヌーボーの日

韓国の醸造酒で絶妙な味で人気のマッコリ。そのマッコリを新米で作ったものをマッコリ・ヌーボーとし

て記念日を制定したのは韓国の伝統酒類を輸入する株式会社二東ジャパン。日付は新米で作った

マッコリが出回る11月と、「いい」を意味する「1」と、マッコリを入れる甕の形が似ている「0」と組合わ

せたもの。初物で美味しいマッコリを飲む日。

トイレの日

日本トイレ協会が1986年に制定。日付は11・10で「いいトイレ」と読む語呂合わせから。浄化槽設

備の普及拡大や公衆トイレの環境整備の啓蒙のため。同協会はこの日に「トイレシンポジウム」を開

催し、公衆トイレをを対象にした「グッドトイレ賞」を発表している。

技能の日

労働省(現在の厚生労働省)が1971年に制定。1970年のこの日、アジア初の技能五輪(国際職

業訓練競技会)が開催された。

エレベーターの日

日本エレベーター協会が1979年に制定。1890年のこの日、東京・浅草の12階建ての「凌雲閣」

で日本初の電動エレベーターが一般公開された。

肢体不自由児愛護の日

日本肢体不自由児協会の主唱で1953年から実施。この日から12月10日までの一箇月間が「手足

が不自由な子供を育てる運動」期間となっている。毎年、肢体不自由児が描いた絵を載せた「友情絵

葉書」「愛の絵葉書」の配布等が行われている。

オルゴール

1.語源・由来

日本語の「オルゴール」は、オランダ語のオルガンを意味する「orgel」(オルゲル、オルヘル)に由来。

ではどうしてオルガンがオルゴールとなったのか。18世紀中ごろ、オランダ船がオルガンを運んでき

た記録がある。それは小型で運びやすく、演奏者がいなくても弾ける手回しオルガンだった。江戸時

代の末頃、スペイルドース(オランダ語でオルゴール)が日本へ入ってくる。中の機械はは異なって

も箱から音楽が流れのに変わりはない。手回しオルガンとスペイルドースが同じ種類の楽器に思わ

れたのであろう。スペイルドースもオルガンも「orgel」になってしまった。明治初年の広告チラシに「ヲ

ルコウル(オルゴールと発音)」と載っている。

ちなみにオルゴールのことを英語ではmusic box(ミュージックボックス)またはmusical box(ミュー

ジカルボックス)と言う。

2.歴史

オルゴールの原型は、上着のポケットに入れたり、懐中時計に組み込まれたり、指輪に仕込まれたり

できる小型の物が始まりだった。後にはコーヒ-テーブルにちょうどよい大きさのものや高さ3mくらい

の大きな家具に相当するものまでいろんなサイズのものが作られた。ムーブメントは時計同様、ぜん

まいばねや歯車の仕掛けで動かされるものであるため、初期のころは時計技師・職人によって作られ

た。1815年、ジェレミー・レコルドンとサミエル・ジュノッドによって世界最初のオルゴール工場が開か

れた。19世紀のオルゴール生産の大部分は、時計の産地であったスイス西部が中心であった。

19世紀末になるとドイツからディスク・オルゴールが現われる。ディスクの交換は容易。即ち、曲目の

変更が容易なため急激に普及していった。また、市場を求めアメリカにも工場が開かれた。

こうした動きに元祖であるスイスのメーカーは大きな影響を受け、対抗するため独自の構造を持つオ

ルゴールを製作するが、その生産は急激に衰え、主要な工場は閉鎖された。オルゴールに代わる独

自の製品を扱っているメーカーだけが生き延びた。

■生産地の推移

第2次世界大戦後、オルゴールの大規模な生産地はスイスから日本へ移った。株式会社三協精機

製作所(現日本電産サンキョー株式会社)が製造を始め、小さなキーホルダーから大きなモデルまで

様々なオルゴールを供給した。自動化された工場による生産方式を築き、ついにスイスをしのぎ世

界最大のメーカーとして市場の80%以上を占めるまでに至った。現在オルゴールの生産は子会社

の日本電産オンキョー商事株式会社の手に移り、同社ではオルゴールの旋律を電子化し、着信音と

して携帯電話にダウンロードできるサービスも行っている。

スイス、日本では今でも高品質のオルゴール・ムーブメントが作られているが、安価なオルゴールの

大規模な生産は中国に移動した。現在中国でも高級な製品が作られつつある。

一方、アメリカ・バーモントのポーター・ミュージック・ボックス社はレジーナの規格を持つディスク・オ

ルゴールとディスクを現在も生産している。ポーターのオルゴールの動力源は、ゼンマイまたは電気

モーターが選べ、またディスクの曲目は最近のポピュラーソングまで約1,000曲ほどを供給してい

る。 

*オルゴールの音色(URLをコピペして下さい)

1.スイスリュージュオルゴール

 http://www.youtube.com/watch?v=nSmd885m0Ws

2.ディスク・オルゴール(松本市フジゲン)

 http://www.youtube.com/watch?v=O1rurrzWqO4

3・サンキョーオルゴール

 http://www.youtube.com/watch?v=sxwunLyukdQ