gooブログはじめました!

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

113 文化の日

2012-11-03 00:03:08 | 雑記

11月3日はいろんな記念日が制定されているので、先ずはそれらを紹介しよう。

◎文化の日

1946年のこの日、「平和と文化を重視した日本国憲法公布されたことを記念」して、1948年公布

・制定の祝日法で「自由と平和を愛し、文化をすすめる」国民の祝日に定められた。

■文化の日に因む記念日

○まんがの日:日本漫画家協会と出版社5社が、「漫画を文化として認知してもらいたい」と文化の日

 を記念日とした。また、この日は手塚治虫の誕生日でもある。

○レコードの日:日本レコード協会が「レコードは文化財」として制定。

○文具の日:東京都文具事務用品商業組合等が「文具と文化は歴史的みて同義」として制定

○関西文化の日:関西元気文化圏推進協議会と関西広域機構が共同主催で毎年11月に開いてい

 る文化イベント。近畿地方2府4県に三重・福井・徳島・鳥取県を含めた地域で、美術館、博物館、資

 料館等の文化施設(原則として常設展示)を入館無料で開放し、より美術・芸術に親しんでもらうとと

 もに関西地方の魅力ある文化作りを楽しんでもらうよう実施している。

○アロマの日:アロマテラピーはヨーロッパで生まれ育った「香りの文化」とも言え、また日本において

 も古来より独自の「香りの文化」が存在する。そこで自然がもたらす香りの効用を改めて認識し、感

 謝し、祝福するとともに、アロマテラピーを「日本文化」のひとつとして定着する願いを込めて、日本

 アロマ環境協会が制定。

ちゃんぽん麺の日:長崎の食文化である「ちゃんぽん」をPRしようと、長崎県生麺協同組合が制定。

調味料の日:「い(1)い(1)味(3)」の語呂合わせと、伝統調味料から和食文化を見直してほしいと

 いうことから、日本調味料マイスター協会が制定した。

 ■その他の記念日

文化放送の日:11月3・4日。文化放送が、同ラジオ局の周波数が1134Hzであることに因み制

 定。

ハンカチーフの日:フランスのルイ16世の王妃マリー・アントワネットが、国内のハンカチはすべて

 正方形にするようにという布告をルイ16世に出させたことから、マリー・アントワネットの誕生日11

 月2日に近い祝日を記念日として日本ハンカチーフ連合会が制定。

いいお産の日:「いい(11)おさん(03)」の語呂合わせで、出産の現状をもっと多くの人たちに知っ

 てもらい、今のお産の状況を少しでもよりよいものにしていこうと、「いいお産の日実行委員会」が制

 定。

ゴジラの日:1954年のこの日、東宝の怪獣映画「ゴジラ」の第1作目が封切られた。

サンドウィッチの日:サンドウィッチの生みの親とされるイギリスのサンドウィッチ伯爵の誕生日であ

 り、また「いい(11)サン(3)ド」の語呂合わせからサンドウィッチ店チェーンの神戸サンド屋が制定。

みかんの日:「いい(11)みっか(3日)ん」の語呂合わせで、11月3日と12月3日を、全国果実生産

 出荷安定協議会と農林水産省が「みかんの日」と制定。

 文化

意味

(1)人間の生活様式の全体。人類が自らの手で築き上げてきた有形・無形の成果の総体。それぞれ

 の民族、地域、社会に固有の文化があり、学習によって伝習されるとともに、相互の交流によって発

 展してきた。

(2) (1)のうち、特に哲学・芸術・科学・宗教などの精神的活動、およびその所産。

 物質的所産文明と呼び、文化と区別される。 

(3)世の中が開けて生活内容が高まること。文明開化。多く他の語の上に付いて、便利・モダン・新式

 などの意を表す。

■定義

※文化の定義は提唱者の数だけあり、決定的な定義はない。

 食文化

(1)ラーメン文化***ご当地ラーメンブームと「ラーメン本」***

1960~’70年代にかけて、日本全国各地に形成されていた地域毎の独特のラーメンの味付けや

ラーメン文化の存在が次第に知られるようになった。1980年代後半以降、日本各地の多様なラーメ

ンの文化に注目が集まるようになり、地域おこしの手段として注目され、各地で名物ラーメンのPRが

行われるようになった。これが「ご当地ラーメン」と称される食品群である。

これには1960~’70年代から既に高い知名度を持っていた札幌ラーメンなどが大きく寄与したこと

も関係している。「札幌ラーメン」を謳ったチェーン店が全国に展開したり、インスタントラーメンの呼称

に使われたりして、まず札幌ラーメンの存在が全国的に知られるようになり、その後、博多ラーメンや

喜多方ラーメンなどがブームとなった。これらは「ご当地ラーメン」などと称され、観光資源として雑誌

やテレビでのPRに用いられることが見られるようになった。その後、これら「ご当地ラーメン」を楽しむ

人たちが増え、現在でもマスコミの取材などをきっかけとして地域毎にラーメンブームの様相を呈する

ことは珍しくない。また、これによって現在では旅行ガイドブックジャンルを細分化したジャンルの一つ

として「ラーメン本」が成立しており、観光地のみならず、東京都内など大都市圏の多ジャンルのラーメ

ン店舗間の競合が激しい地域でも、この本の情報を頼りにラーメンを食べ歩く者が多く見られている。

同様にインターネットで参加者によってクチコミ的にラーメン店を評価するホームページやグルメ系ポ

ータルサイトなども多数存在しており、やはり食べ歩きの参考としてこれらの情報を利用する者も多

い。

(2)ちゃんぽん・・・豚肉・魚貝類・野菜を具とした日本の郷土料理。長崎の麺料理が有名。

■語源

長崎チャンポンの語源については諸説ある。

(1)福建語の挨拶「吃飯(シャポン・セッポン)」もしくは「吃飯了」(直訳:飯は食ったか?)に由来。

(2)同じく福建語の「混ぜる」を意味する「□(手偏+参)混」に由来

(3)沖縄のチャンプルーと関連があるともいわれる。マレーシア語及びインドネシア語の「campur(

 チャンプル)」、「チャンポン」、「チャンプルー」はともに「混ぜる、ごちゃ混ぜにする」という意味があり

 、同一語源の可能性がある。

長崎のちゃんぽん

長崎市発祥のちゃんぽんのルーツは中国の福建料理「湯肉絲麺(トンニイシイメン)」である。湯肉絲

麺は豚肉、椎茸、筍、ねぎなどを入れたあっさりしたスープ。これに四海楼の初代陳平順(ちんへいじ

ゅん)はボリュームをつけて濃い目のスープ、豊富な具、独自のコシのある麺を日本風にアレンジして

考案したものが「ちゃんぽん」である。

今日では缶詰や冷凍技術の発達により食材が年中あるが、当時はそういうわけにもいかず苦労して

いた。そこで長崎近海で獲れる海産物、蒲鉾、竹輪、イカ、うちかき(小牡蠣)、小エビやもやし、キャ

ベツなど十数類の具材をラードで炒め、豚肉と鶏がらでとったスープで味を調える。そこでちゃんぽん

用の麺を入れて煮立てる。これがちゃんぽんの起こりとなった。季節による食材を使っていたことから

「ちゃんぽん一杯で四季が感じられる料理」と言われ、また、「和」と「華」の融合、長崎の海の幸から

長崎だからこそ創りだされた郷土料理とも言われている。

麺は小麦粉に唐灰汁(とうあく)を入れて作った独特なもの。独特な風味が出て、また唐灰汁には腐

敗防止効果がある。ラーメンや中華麺はかんすい(炭酸カリウム90%で小麦粉をこねるが、ちゃんぽ

ん用の麺は唐灰汁(炭酸ナトリウム90%)の水で小麦粉をこねる長崎特有なもので、中国福建地方

の食文化が活かされている。こうしたちゃんぽん玉(麺)は、今では長崎市を中心に50社余りが製造

しており、関西・関東方面に積極的に営業を展開し、その生産額は10億円を超えると言われている。

長崎ちゃんぽんは全国的に知られたご当地料理であり、太い麺と具材の多さが特徴で、長崎ちゃん

ぽんに影響されたと思われる麺料理が日本全国に存在する。特に九州各地のご当地ちゃんぽんは

スープや具材など長崎ちゃんぽんの特徴を強く引き継いでいる。さらに九州各地の濃厚な豚骨ラーメ

ンも、長崎チャンポンの影響を大なり小なり受けてている。長崎ちゃんぽんが全国的に知られるよう

になったのには、全国チェーンとなったリンガーハットの影響も大きい。

■戸畑ちゃんぽん

蒸した細麺、トンコツ系スープ、たっぷりの野菜に、鶏やイカゲソのから揚げまたはイカや練り物の天

ぷらの具。「細いサラリとした麺、イカや練り物の天ぷら、キャベツがこってりしたスープにからむ」 

戸畑ちゃんぽんは一般のちゃんぽんとはひと味違う。ちゃんぽんといえば、太いゆで麺をイメージす

るが、戸畑ちゃんぽんは蒸した細麺を使う。麺は1度蒸しているので、細いスープに絡んでもサラリと

淡白。ツルツルしたのど越し。そして、もちもちとしていてコシがあり、それがスープのこってり感とマッ

チして独特の味わいとなる。