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1126 今日は何の日?いい風呂の日~入浴剤~

2012-11-26 00:08:56 | 雑記

1.ペンの日

日本ペンクラブが1960(昭和45)年に制定した。1935(昭和10)年のこの日、日本ペンクラブが

創設された。

ペンクラブは文字を通して諸国民の相互理解を深め、表現の自由を擁護するための国際的な文学

者の団体である。ペン(PEN)は、文字を書く道具としてのペンを表すとともに、Pは詩人(Poets)と

劇作家(Playwrights)を、Eは随筆・評論家(Essayists)と編集者(Editors)を、Nは小説家(Nov

-elists)をそれぞれ表す。

2.いい風呂の日

11月下旬になると、お風呂でゆっくり温まって疲れを取りたい人が増えることと、11と26で「いい風

呂」と読む語呂合わせから日本浴用剤工業会が制定。入浴剤の効用と普及拡大をアピールするの

が目的。

3.いいチームの日

グループウエアを開発しているソフトウエア会社のサイボウズ株式会社が主宰するロジカルチーム

委員会が、組織の発展には欠かせないチームワークの認知度向上と促進を目的に制定。日付は

11と26で「いいチーム」と読む語呂合わせから。優秀なチームリーダーを招くイベントなどを予定し

ている。

4.いいプルーンの日

カリフォルニア産プルーンに関する研究、調査、需要拡大のためのPRなどを行う「カリフォルニアプ

ルーン協会」が制定。カリフォルニア産プルーンは自然な甘さと独特な歯ごたえがあり、健康効果の

高い食べ物として知られている。日付は毎月26日が「プルーンの日」であることと、11で「いい」、

5.いい付録の日

雑誌付録のクオリティを広く知らしめることを目的とし、日本出版販売株式会社が位置づけている。

26で「プルーン」と読む語呂合わせから。

***毎月26日が記念日***

6.風呂の日

東京ガスが1965(昭和40)年5月に「家族がお風呂に入って親子の対話を」と制定。

それとは別に各地の温泉街・銭湯で実施。「ふ(2)ろ(6)」の語呂合わせから。

7.プルーンの日

世界ナンバーワンの生産・販売量を誇るプルーン・メーカーのサンスウィート・インターナショナルの

日本支社が制定。プルーンの魅力を伝えて販売促進につなげるのが目的。日付は2を「プ」、6を

「ルーン」と読む語呂合わせから。毎月26日にしたのは一年中美味しいプルーンを食べてもらいた

いとの願いを込めたもの。

 入浴剤

1.入浴剤の歴史

日本は世界でも有数の温泉国で、古来より人々は天然の温泉を利用して病気や怪我の治療に、健

康保持増進にと役立ててきた。また、同様の目的で薬用植物の利用が盛んに行われて、今日まで

伝えられいる。入浴剤の起源は、天然の温泉と薬用植物による薬湯(くすりゆ)に由来している。

薬用植物を用いた薬湯は、端午の節句の菖蒲湯や、冬至の柚子湯のように古くから庶民の間に慣

習として受け継がれ、江戸時代には治療を目的としたものが既に処方され、皮膚病の治療薬湯など

に用いられていた。貝原益軒の『養生訓(ようじょうくん)』の中には「五木八草湯(ごもくはっそうとう)

」の記載があり、用いられた植物は桑・楡・桐・菖蒲・忍等(にんどう:ウスイカズラ)などである。

明治中期、種々の生薬を配合し、布袋に入れ煎出して用いる商品が初めて作られた。

その後、種々の効能を持つ温泉(子宝の湯・腫ものの湯・中気の湯・美人の湯など)を温泉地に行か

なくても、家庭で簡単に再現できないかと、天然の温泉成分を乾燥、粉末化したものから始まり、

和初期に無機塩類入浴剤(ノボピン・バスクリン等)が開発・発売された。これらは温泉を構成してい

る成分のうち安全性が高く、品質が安定して確保しやすい基剤が選択された。

さらに、入浴で得られるリラックス感を助長し、入浴を楽しくするために、色素や香料が添加された。

戦前、入浴剤は主に公衆浴場で使われ、一般家庭の風呂場で愛用されるまでには至らなかった。

これは当時風呂付の住宅を持っているのは、都市部ではごく限られた人々であり、ほとんどは近くの

銭湯を利用するのが普通であったという背景がある。

日本の住宅事情も1960~1970年代にかけてマイホーム・公団住宅・民間のマンションなどの建

設が増え始め、風呂付の住宅が常識となってきた。この頃から、健康志向、リラックス空間としての

お風呂の位置づけが認識され始め酵素入り入浴剤や炭酸ガス系入浴剤の市場投入により急速な

市場拡大を見るに至り、その後、保湿成分でスキンケア効果を期待する商品の開発も盛んに行わ

れ、家庭で出来る手軽な健康法として種々の入浴剤を使用した入浴が見直されてきている。

2.入浴剤の効果とメカニズム

入浴剤の基本的な効果は、入浴そのものによって得られる温浴効果(身体を温める、痛みを和らげ

るなど)と、洗浄効果(汚れを落とす、皮膚を清浄にするなど)う高めることにあり、この考え方を基に

、商品に表示あるいは広告できる具体的な効能が薬事法に定められている。

(1)無機塩類系入浴剤

(硫酸ナトリウム、硫酸マグネシウム、炭酸ナトリウム、炭酸水素んトリウム、炭酸カルシウム、塩化

ナトリウムなどを主成分とするもので、剤型的には粉末、顆粒が多い。)

このタイプの最大の効果は、塩類が皮膚の表面のタンパク質と結合して膜を形成し、この膜が身体

の熱の拡散を防ぐために、入浴後の保温効果が高く湯冷めしにくいというこである。

特に硫酸ナトリウム(芒硝)には皮膚組織の賦活作用、修復作用があり、あせも、ひび、あかぎれ等

の予防に効果がある。また、炭酸水素ナトリウム(重曹)は石鹸と同じように皮膚の汚れを乳化し、

洗浄効果を有している。

(2)炭酸ガス系入浴剤

(炭酸ナトリウム、炭酸水素ナトリウムとコハク酸、フマル酸、リンゴ酸を組み合わせたもので、剤型

的には錠剤や粒状)

このタイプは炭酸ガスの血管拡張作用を有効利用したもである。湯に溶けた炭酸ガスは皮膚吸収

により容易に皮下内に入り、直接血管の筋肉へ働きかけ血管を拡げる。血管が拡がると抹消血管

の抵抗が弱まるので血圧が下がり、血流量が増える。その結果全身の新陳代謝が促進され、疲れ

や痛みなどが回復する。同時に温かい湯に入っているならば血液が体表面の熱を全身へと運び、

身体の芯まで温まることになる。

3)薬用植物系入浴剤

(センキュウ、トウキ、ボウフウ、チンピ、カミツレ、ハッカ葉などの生薬を配合しており、生薬をそのま

ま刻んだもの、生薬のエキスを取り出して他の成分と組み合わせたものなど種類は色々)

このタイプの効果は生薬の種類によって異なるが、生薬に含まれている化学成分の働きと、独特な

香りの働きかけからなりたっている。特に『香り』については、生薬に限らず「アロマテラピー」が注目

され、研究の対象になっている。

(4)酵素系入浴剤

(タンパク質分解酵素、パパイン、パンクレアチンなどの酵素を配合したもので、無機塩類と組み合

わせて使うことが多い。)

酵素は医薬品の消化剤や洗浄剤などによく利用されるが、人間はもちろん、微生物や植物などの生

物の体の中で作られ、タンパク質や脂肪、デンプンなどを分解して消化や洗浄を助ける効果を持っ

ている。入浴剤に酵素を入れる目的は、皮膚に無理な刺激を与えずに清浄にし、他の成分と一緒

に入浴効果を高めることにある。人の皮膚表面の角質層は、外界の温度や刺激などから体を保護

する働きを持っているが、外界環境のチリやほこりが皮膚表面に絡まって毛穴や皮膚の溝の中に

入りこみ、落ちにくい汚れとなっていることがある。酵素はこのような汚れに特異的に作用して、汚れ

を小さくしたり別なものに変えたりして洗い流し易くする。その結果、浴後は清潔で滑らかな使用感を

もたらす。

(5)清涼系入浴剤

(l-メントール、炭酸水素ナトリウム、硫酸アルミニウムカリウムなどを配合したもので、剤型的には

液体、粉末、顆粒が多い。)

このタイプは、夏の入浴を快適にするためのもので、主にl-メントールを配合して冷感を付与させた

ものや、炭酸水素ナトリウム、硫酸アルミニウムカリウムを配合し入浴後の肌をサッパリさせるもの

がある。また。お湯の色は青色を基調にしたものが多く、視覚的にも爽快感を付与している。

(6)スキンケア系入浴剤

(セラミド、コレステリルエステル、米胚芽油、エステル油、スクワラン、ホホバ油、ミネラルオイル、米

発酵エキスなどの保湿成分を配合したもので、剤型的には液体が多い。)

このタイプは、保湿成分が入浴中に皮膚に吸着浸透し、スキンケアを行うものである。特に冬の乾

燥時は、入浴直後に角質層中の水分が失われ、肌のかさつきが起こりやすくなっており、入浴剤に

よるスキンケアが必要となる。また、入浴で膨潤した肌は、浸透し易い状態になっているため、保湿

成分が肌の表面に吸着するだけでなく、角質層内部にまで浸透していく。その結果、入浴後は肌が

しっとり、すべすべになることが期待される。

 プルーン

プルーンとは

プルーンはバラ科サクラ属のセイヨウスモモの果実の総称。セイヨウスモモには、早生種・中生種・

晩生種それぞれにいくつかの品種がある。

「プラム」と「プルーン」の使い分けには諸説あるが、一般的に流通している時の名称を見ると、生の

スモモ類をプラム、生のセイヨウスモモ類とドライフルーツやペースト状にしたセイヨウスモモをプル

ーンと呼ぶ傾向が強い。

特徴

中心に大きな種を持つ。種と皮がウメの実のようにくっついているものがほとんどであるが、品種に

よっては果肉と種が離れていて簡単に外せるものもある(離核性)。水溶性食物繊維が豊富である。

半生状のドライフルーツやペースト状のプルーンシロップに加工されて食されるのが主だが、新鮮な

ものは生のままでも食される。旬は7~9月の夏季。

産地

世界的には、アメリカ合衆国のカリフォルニア州が一大産地となっている。

プルーンは雨により裂果が起こりやすいため、日本国内では比較的雨が少ない長野県(日本国内

生産量の約6割)、青森県、北海道などで栽培されている。日本国内で生産されたプルーンの多く

は、生食用として出荷・消費される。

栄養素

プルーンはカロテンは多めだが、栄養素としては平均的な果物である。一般に、プルーンは鉄分が

豊富であると言われているが、実際は取り立てて多い訳ではない。ドライフルーツに加工されること

で鉄分が濃縮され、100g当り1.0mgで茹でたホウレン草(100g当り0.9mg)よりもわずかに多

くなる程度である。