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きょうの国内市況(3月4日):株式、債券、為替市場 Bloomberg News 2024年3月4日 15:49 JSTブルームバーグ

2024-03-04 15:52:00 | 日記

きょうの国内市況(3月4日):株式、債券、為替市場
Bloomberg News
2024年3月4日 15:49 JSTブルームバーグ

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●日経平均、終値でも4万円突破-景気期待や企業改革でリスク選好

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  4日の東京株式市場で日経平均株価は終値でも4万円の大台を突破し、史上最高値を更新した。1日の米国市場でハイテク株が上昇したことを好感し、半導体関連株を中心に買いが集まったほか、国内の設備投資が強い伸びを示したことで、日本経済の先行きへの期待も高まった。

  相場全体のけん引役は、生成人工知能(AI)関連への需要増加期待を背景にした東京エレクトロンやディスコ、アドバンテストなど半導体製造装置メーカーや半導体材料の信越化学工業などの上昇だ。さらに、世界的に景気が堅調さを保つ半面、インフレが落ち着き、投資家のリスク選好姿勢も強まっている。企業改革などへの期待もある日本株は最高値を更新してもなお先高観が強く、投資家の買い意欲は衰えていない。

  SMBC信託銀行の山口真弘シニアマーケットアナリストは、日本株の追い風となっている米株高は業績改善を伴った上昇で、底堅い米経済が世界的に株式相場を支えていると指摘。「根拠なき熱狂ではないだろう」と語った。

●債券上昇、米金利低下や日銀オペ据え置き-デフレ脱却表明報道は重し

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  4日の債券相場は上昇。低調な経済指標を受けた米国金利の低下や、日本銀行が購入額を据え置いた国債買い入れオペが相場を押し上げた。政府がデフレ脱却を表明するとの報道や、5日の10年国債入札への警戒から上値は限定的だった。

  ニッセイアセットマネジメント戦略運用部の三浦英一郎専門部長は、前週末の米長期金利が大きく低下した割に円債はあまり買われていないと指摘。政府のデフレ脱却宣言の話が理由なのか、日銀のマイナス金利解除以外の政策修正に関する報道を意識しているようだと述べた。

新発国債利回り(午後3時時点)
先物 2年債 5年債 10年債 20年債 30年債 40年債
146円45銭 0.170% 0.365% 0.710% 1.465% 1.760% 不成立
前週末比 13銭高 -0.5bp -0.5bp -0.5bp +1.5bp +2.0bp ー

●円は対ドルで150円前半、株高受け売り優勢-米イベント控え動き限定

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  4日の東京外国為替市場の円相場は1ドル=150円台前半で小幅安。日経平均株価が4万円の大台に乗せて推移する中、投資家心理の改善を受けた円売りが優勢となった。ただ、米国のパウエル連邦準備制度理事会(FRB)議長の議会証言などの注目イベントを明日以降に控えて、強い方向感を持った動きは限られた。


円は午後3時半現在、対ドルで前週末比0.2%安の150円37銭。ここまでのレンジは149円84銭から150円38銭

  野村証券の後藤祐二朗チーフ為替ストラテジストは、パウエル議長の議会証言や米雇用統計、日本でも東京都区部消費者物価指数(CPI)や毎月勤労統計といったイベントが続く中、「円相場は150円前後でどちらかに動くというふうにはなりづらい」と述べた。

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