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国内外の市場活況が後押し、中堅証券は軒並み業績好調-極東証8倍超 2024年1月30日 15:33 JSTブルームバーグ

2024-01-30 22:36:53 | 日記

国内外の市場活況が後押し、中堅証券は軒並み業績好調-極東証8倍超
梅川崇
2024年1月30日 15:33 JSTブルームバーグ

岡三証券グループやいちよし証券などの中堅証券各社は30日、2023年度第3四半期(10ー12月期)の決算を公表した。業績は軒並み好調で、債券販売を中心とする極東証券は同四半期までの9カ月間の累計で、純利益が前年同期比8倍超となる27億円となった。

  岡三証券Gは、同期間の純利益が前年同期比4倍近くとなる98億円だった。米国の市況が好調で、外国株式の取引が活発だったという。

  その他の各社純利益は、丸三証券が同期間で3倍超の18億円、水戸証券が2倍超の13億円、いちよし証が66%増の11億円など、いずれも好決算となった。

  10-12月は国内外の株式市場が好調で、東証の個人売買代金が前四半期比54%増、米国のS&P500種株価指数は同期間で11.2%高だった。国内では岸田文雄首相の「資産運用立国」計画やインフレに伴う環境変化などが相まって、株式などへの投資が後押しされている側面もある。

  岡三証券Gの大杉茂常務は同日の会見で、国内の動向について「新たなNISA(少額投資非課税制度)や国内企業への期待があり、投資意欲は強いとみている」と述べた。

  予想される日本銀行による政策修正を巡っては、いちよし証の山崎昇一専務が「マイナス金利政策は修正されると当然考えているが、ゼロ金利政策は継続される可能性が高いとみている」とし、マイナス金利撤廃後の利上げは想定していないと話した。

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