コズモと読んでください COSUMO

株式、債券、為替、投資信託を主に

東証大引け 日経平均、4日ぶり反発 売買代金はプライム移行後最高 国内株概況 2024年5月31日 15:35

2024-05-31 16:52:22 | 日記
東証大引け 日経平均、4日ぶり反発 売買代金はプライム移行後最高
国内株概況
2024年5月31日 15:35

31日の東京株式市場で日経平均株価は4日ぶりに反発し、終値は前日比433円77銭(1.14%)高の3万8487円90銭だった。前日までの3日続落で800円あまり下落していたため、自律反発を見込んだ買いが優勢だった。前日の米長期金利の低下で金利上昇への過度な警戒感がいったん後退するなか、これまで売り持ち高を積み上げていた海外短期筋などが週末を前に株価指数先物への買い戻しを膨らませ、後場は一段高となった。東証プライム市場の売買代金は7兆7612億円と、2022年4月のプライム移行後で最高となった。


31日の国内債券市場で新発10年物国債の利回りは1%台で高止まりしたが、このところ急速な金利上昇が株安を促す場面が多かったため、金利上昇がひとまず一服したとの見方が株の見直し買いにつながった。足元で節目の3万8000円が下値支持となっていることも自律反発の機運を高めた。ただ、前日の米株式相場が下落するなど特段の買い材料は乏しかったため、午前の日経平均は上値の重い場面も目立った。


大引けで米MSCIの株価指数「グローバルスタンダード指数」の構成銘柄の定期入れ替えに伴う売買が発生した。指数連動型の投資家による除外銘柄への売りで、市場全体では2000億円程度の資金流出が見込まれていた。ただ、機械的な売りが出ることを見越して先回り買いを入れていた海外投機筋なども多かったとみられる。需給面では5月のMSCIの定期見直しが1年で最大のイベントと市場で認識されていることもあって思惑的な売買が膨らみ、大引け間際の1分間で4兆円弱の売買が成立した。


5月の日経平均は月間で0.21%上昇した。小幅ながら2カ月ぶりに上昇した。


東証株価指数(TOPIX)は3日ぶりに反発した。終値は46.29ポイント(1.70%)高の2772.49だった。JPXプライム150指数は4日ぶりに反発し、16.95ポイント(1.42%)高の1209.05で終えた。


東証プライムの売買高は29億8398万株だった。東証プライムの値上がり銘柄数は1512。値下がりは117、横ばいは18だった。


ファストリやソフトバンクグループ(SBG)、信越化など値がさ株が高い。トヨタやホンダ、ソニーGが上昇した。三井不や住友不、菱地所など不動産株も買われた。一方、東エレクが安い。ファナックや荏原が下落した。セブン&アイや資生堂も売られた。


〔日経QUICKニュース(NQN)〕


最新の画像もっと見る

コメントを投稿