つれづれおもふ

思えば遠くに来たもんだ~ぼつぼつ語る日々の出来事

次女がいたのは、

2016年08月25日 | 子育て

前回の記事で伝え忘れたこと 「次女がお盆休みで戻ってきた!」

ギフト企画会社に勤める次女は、お中元お歳暮の時期が会社の繁忙期。

入社当時からしっかりと脅されていたようだが、

「冬に比べれば夏はかわいいもんだ」という先輩の言葉とは裏腹に、胃がねじれる思いをしながら日々を過ごしたようだ。

お盆休みの日程をはっきり教えてもらったとたんに、飛行機のチケットを取っていた。

本当は会社が終わったらそのまま羽田に向かおうとしたようだが、

なんかあったら困るからと翌日の飛行機をゲットした。

これが正解だった。

このお休みに入る日に社長主催で毎年焼肉会が開かれるとしったのは、

チケットの手配をしてからだったらしい。

「よかった!だってもしこの日のチケットにしていたら、私焼肉のほうをパスしたもん!

やっぱりそれって新入社員としてはまずいよね?」

その通り、

そういうことの嫌いな長女が聞いたら眉を顰めそうだが、

円満なコミュニケーションというのは意外にそういうことが大事だったりするから、

次女の大人ぶりにほっとしている。

 

繁忙期の夏。

一番人手のほしい部署に回されたらしい。

そして課長さんがとても厳しい方だったようだ。

毎日毎日、手の上げ下げに至るまで怒られているらしい。

よく目が行き届いているのだろう。

泣きながら愚痴の電話を入れてくることもしばしば。

同じ部署に配置された同期は耐えきれないようで、日々表情がなくなり、

顔色が悪くなり、上司との面談も数回に及んだという。

来月になればまた違う場所に配置され、また繁忙期に今の部署に戻されると説明を受けていたが、

その同期は年末は別な場所に回されることになったという。

「私だってそうしてほしい」

「私だって耐えられない」

 

新人だから、いっぱいいっぱい怒られるのだろう。

だけれど、私はあまり心配していない。

しょげる娘に先輩たちが声をかけてくれるようだ。

「俺だったら一日持たないよ」

「頑張ってる!」

「気にしない」

そしてその休み前の焼肉会で社長さんと専務さんにお酌をしに行ったら

「聞いているよ、よく頑張っているって」と声をかけてくださったようだ。

新人だからできないのは当たり前だ。

それでも現場のはしくれにいるのだから失敗をしてしまう。

お客様にも迷惑をかけてしまう。

それを二度同じ失敗をしないように、きちんと身に着けさせるにはその場で叱るしかない。

叱られて、それを受け入れる・・・その繰り返しだろう。

娘を選んでくれた会社はきちんと娘を育て上げようとしてくれている。

毎日叱るのもゆるくないだろうと思う。

親としては至らない娘が恥ずかしい限りだが、とてもとてもありがたいと思っている。

この一年でほかに変えられない「武器」を娘に身につけさせてくれる。

これはこの年齢が過ぎて、それぞれが「仕事」を自分で始めるようになると、

顕著に成果にあらわれるようになる。

従業員5人の会社で世話になった私はある程度になってから、

大きな会社で初任者研修を受けて育った友人たちの大きさに、

かなわない  と思った。

あの家柄のいい人にはかなわないなあ  というあれに近いものがあった。

とりあえず先輩の言い分を聞いてみる。

若い人にある柔軟さで柔らかくいてほしいと思う。

 

娘はすぐにでもやめたいようだが、

一年は我慢すること、一年やったら三年続けてみること、三年やれば経歴になるし、

仕事が自分でできるようになる。

それからどうしたいか三年の間に考えているといいと話した。

納得はしていないが、理屈はわかっているようだ。

 

休日を札幌で気の置けない仲間たちと過ごし、戻っていった娘は、

またへとへとの声で電話をしてきた。

次の部署には来月異動になるようだ。

 

 

頑張れ!!



 

 

 

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次女が戻る前に

2016年08月21日 | 徒然に、



久しぶりに小樽に行きました。

高速を使えば、車で小一時間。いつでも行けるところなのですが、


ほんと、久しぶりでした。

世の旦那様の常で、うちの旦那さんも当て所なく歩くということができない人です。


名所も興味も無く、風景を味わうこともさして良とせず、


だから私は面倒臭いので一人の方が動きやすい。


でも、車が必要な場所は難しい・・・運転手で行ってあげる

と“やさしく”言うんです。


ふう、ありがたいような、ありがたくないような、





この度は娘が付き合ってくれるというので、安心して向かいました。



友人のお嬢さんが結婚されたのでお祝いに小樽グラスを探しに来たのですが、


案の定、仕事柄街並みをよく知っている旦那は余分な動きをしません。

娘があれこれ間に入ってくれたから丸くおさまりましたが、

全くやつは面白みがないのです。

小樽は港町、ほんのりと磯の香りがする。

平日だったけれど、中国の観光客がたくさんいた。すごいなあ、あの人たちのパワーって特別だなあ!

小樽はどん詰まりの街で、そこからどこにいくにしても海沿いを回っていかないとならない。


だから宿泊をしてもらえない、日帰り観光ばかりなんだそうだ。

ふうん、なぁるほどと思う。

小樽には天狗山という、国際クラスの大会が開けるスキー場がある。

素敵なんですよ!


絶景で、コースから海が見えるのです。

まるで海に飛び込んで行くかのようにすべっていくのですが、



雪の季節の話だもんなあ。

 

 

 


と、旦那さんの誘導で小さな店をあれこれ回ったが、

なかなかピンと来るものに出会わず、やや決まらないのかよという強い視線を感じながら、

北一硝子に行った。

ああ、やっぱり数がすごい。


種類も多く、すごいや!

ということでこれならという出会いがあって、無事目的を果たしました。

 

よかった!!夫婦喧嘩しないで終わりました。

 

で、昼を過ぎて、おなかのすいた旦那様に燃料補給を!!







前日に回転鮨に行っていたのですが、やっぱり小樽に来たら、ですね。

そして、腹一杯にも関わらず、デザートはルタオで、






私はソフトクリームをえらんだのですが、クリームが濃厚で美味しかったのもそうですが、

コーンがものすごく美味しかったのです。


さすが、ルタオ!


食いしん坊の旦那は、ルタオでもう一つ見つけテークアウトしてもらいました。



パイにカスタードクリームと苺が挟んであるのですが、苺がちょっとすっぱいのが美味しかったのです。

腹一杯になり、満足して、夜に友達と会うという娘に感謝しながら、


帰路につきました。


あ、かま栄本社があったので、夕飯用にかまぼこ買いました。


どこにでもあるかま栄ですが、ここにしかないというのがあるので楽しいです。

 

小樽  十分に満喫しました!!


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赤本がやってきた

2016年08月20日 | 子育て

気がつけば、末っ子の机に



真っ赤っか!

凄いや!

この時期のこの年頃の努力は、オリンピック級…

何もできないから、邪魔にだけならないように、こっそり「赤本の神様」に

手を合わせてみた。

 

 

 

 

 


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学校が始まって

2016年08月19日 | 日記

昨日から末っ子の学校が始まった。

今年の札幌はとにかく蒸し暑い!!

こういうと本州の人には何を言う!!と怒られそうだが、

基本北海道の家にエアコンはついていない。

(この頃の暑さでエアコンを付けるようになったようだが)

北国の家は高断熱、高気密の家の作りになっている。

窓も今どきの家ならば大きく取ってあるが、総じて冬のために小作りだ。

札幌は風が強い土地柄、だから窓を開ければびゅんびゅん風が入ってくる!

びゅんびゅん、びゅんびゅん!!

これ家の中のものが舞うんです。

なので、そう大きく開けていられない。

外の方がしのぎやすいかなあ・・・?

 

という状況で、

古い校舎の学校に通う末っ子は、大きな水筒を2本抱えて登校を始めた。

「学校暑い?」

「まあねえ、暖房だっていかれているのに、それ以上のものは要求できないでしょう?

なるほど!

タオルと、うちわと、シャツの着替えまでもっていく。

自動販売機に毎日業者さんが補充にきているようだ。

あと少しだよなあ・・・

きっと、あと少しのはず!!

頑張れ!!

 

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セトウツミ

2016年08月18日 | 映画

 

菅田将暉が好きな長女に早くから観るようにと勧められていた。

心が少し弱っている時に観ると、もうちょっとやってみようかなあって思うよ!て。

二人芝居のような映画 というのをテレビで言っているのを聞いて少々興味を持った。

いつもならそれでもスルーしちゃったんだろうが、

意地になった出来事があった。

東京で娘に勧められて、混雑している東京の街を歩いて行くことに躊躇。

「北海道に戻ってから」と、のんきに先送りした。

それで戻ったら公開からひと月たっていないというのに、北海道での上映はもう終了していた。

え?

本当にえ?って思った。

それで東京はどうなんだろうと調べたら、楽々まだまだ上映している。

これも え?

大都会と地方   うーむむ妙なところで「都会のネズミと田舎のネズミ」の心境に陥った。

若者が東京に行きたいのは、やっぱりこういうところだろうなあ。

ああ、日本ハムが来るまでは、巨人が一年に一度遠征に来るだけの土地柄だったんだ・・・

ああああ、そうかああ、、、、、

悔しかったから、再度上京した時に、結構いろいろ忙しかったのに無理やり映画館に観に行った。

 

面白かった。

家で観るのは耐えられないかもしれない。

映画館だから、その微妙な面白さが伝わったんじゃないかと思う。

舞台だったら、どうだろう??

菅田君も面白かったけれど、池松壮亮君も大したもんだった。

 

セトウツミという題名、

私はまたなんの暗号かと思っていたが、そうかコブクロなんだと妙にくすぐったかった。

いつもこういう取り合わせに翻弄される。

 

 

 

コメント (2)
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