つれづれおもふ

思えば遠くに来たもんだ~ぼつぼつ語る日々の出来事

祭り

2012年09月18日 | 日記

旦那さんが昨年、共著で本を出した。

地元の祭り――獅子舞を残そうという、専門書のようなものだ。

そのお祭りがあるから、行ってくるとは聞いていた。

が、前の晩突然 「一緒に来てくれない?」 と、言い出した。

どうやら直会が盛大にあるようで、暴飲暴食と飲酒を控えるようにと言われている旦那様は、

それを回避して、すっと帰る方便として私を連れていけばいいと考えたようだ。

 

根が嫌いでないから、しぶしぶというそぶりを作りながら、わくわくと出かけて行った。

 こんな鳥居が作られている鎮守の森です。トトロの世界ですね~~!

 こんな道、何年振りかで登りました。結構息が上がりましたの!

 

雨対策で、せまい境内にはテントやシートが張られ、バーベキューの準備が始まっていました。

「獅子舞が終わったら帰るから」と旦那さまに耳打ちされていましたが、まず始まったのは太鼓。

おやおや何時になるものかと、それでも冷えたビールを頂きトン汁に舌鼓を打ち、始まりをのんびり待ちました。

お目当てではありませんでしたが、自衛隊の機甲太鼓というのは迫力満点!

みなぎるものがあって、すごかったです!!

 

 

雪まつりのときも思いますが、自衛隊はこういう姿がいいです。

若いころはなんでこんなことしているんだと思いましたが、彼らがこういう姿を私たちに見せてくれているというのは、

国が平和だという証拠です。いつまでもこういう風に地域と交わっていてほしいと思います。

 

そのあと地元のお子さんを交えた太鼓も、また風情が違って楽しかったです。

その合間にも、テントの中では、肉の塊やサンマがこれでもかこれでもかと焼かれ、

 煙がもくもく!大判振る舞いです!!

 

そして、初めて見た 泉郷の獅子舞 見事なものでした。

 

 

  

  

10人ほどの演じ手で操られる大きな獅子の鼻面で、初めはかわいらしい子どもが、

そのうち女物の着物を着た若い男衆が、おとりのように舞って獅子をなだめます。

最後に天狗が出てきて、大きな獅子を退治しました。

お獅子に頭をかじってもらうと健康になるという言い伝えで、終わった後は行列ができていました。

 

この子は笑っていますが、中には「絶対いやだ」と泣き叫ぶ子もいて、

怖いものがこの世の中にあるという、こういう経験はいいよなあと思いました。

 

たーのしかった!!

 

 

そのまま、まっすぐ帰ろうとする旦那様に「ご褒美はないの?」

と、無理やり寄らせた、今札幌で話題の場所。

 

 

お目当てはこれ!

 

私はオーソドックスに “バニラ”  旦那様は名産のえびすかぼちゃを使った “かぼちゃアイス”

産直も併設されていたのですが、札幌近郊の足の便がいいこの場所は、私たちが行ったこの時間では

もう棚にものがない状況。 かろうじて、道外産だという桃が残っている程度。

 

それでも、満足して家路につきました。

当然ですが、末っ子は「ぼくはいいよ」と留守番を志願しました。

 

 

 

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恒例の…さっぽろオータムフェストです!!

2012年09月16日 | 日記

9月も半ばだというのに、まだ汗が流れる札幌です。

いくらなんでも例年「さっぽろオータムフェスト」のころには、涼しくなっていたように思うのですが、

なんとも驚きの「秋の味覚祭り」になりました。

 

「ぼくはいいよ」と、いつもの通り末っ子にパスされて、それでもあきらめない!!

「じゃあ、昼は自分でバンバンしてね!」と、夫婦で張りきって出かけました。

本当は来週出店予定の“厚岸の焼き牡蠣”が一押しなのですが、

あいにくその時期に旦那様が検査入院する予定になっています。

それなら“鵡川のししゃも”は外せないぞと、勇んで向かいました。

 

いやあ、人、人、人、人でした。

にもまして、日差しが強く、暑かった・・・・・・・。

それでも早くに行ったので、

 

礼文町の“焼きウニ”と“焼きほたて”

焼いたウニ 北海道に住んで長くなりましたが、機会がなくて食べたことがありませんでした。

いやあ、うまいもんですね~~。

お供は当然“サッポロクラシック”です!!

 

調子づいて

瀬棚の“うにごはん”に、“室蘭焼き鳥” これご存知の通り“焼き鳥”という名前の“豚せい”

そして八雲だったかな・・・の“焼きアワビ”

本当は、おしょろこまの姿焼やズワイガニの甲羅焼き、十勝牛のステーキなんかも行きたかったのですが、

あまりの人の多さと、暑さで断念。

早々に引き揚げ、本屋で涼んできました。

もちろん、鵡川のししゃもはしっかりゲットして帰りました。

オータムフェストに並ぶししゃもはサイズが小さいのですが、値段が手ごろで家で楽しむのには最高のもの。

さっそく夜はこれで決まりでした!

 

ああ、来週、旦那が入院したら、「一人オータムフェスト」でもするかなあ・・・

との心を見透かされたんでしょうね、

旦那から一言 「いいけど酔っぱらうなよ!」と注意が入った。

 

 

*ビールを飲んでいるそばの花壇に、トンボがいっぱいとまっていました。わかるかなあ~?

 

 

 

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ゴン太ごめんね、もう大丈夫だよ! ・・・山路徹と救出チーム編

2012年09月13日 | 本・・・

太田康介さんという、報道カメラマンがいる。

太田さんの“うちのとらまる”というブログと出会ったのは、

どういうことからだったのかもう思い出すこともできない。

彼は猫好きが高じて、すべての猫が穏やかに暮らすことを望み、

昨年3月末からは、福島第一原発の事故で飼い主と離れ離れになった動物たちの救援にあたっている。

その太田さんが出版された

「のこされた動物たち」と「待ち続ける動物たち」は、私のブログでも紹介させてもらった。

太田さんが福島に向かう一因になった理由が、「ゴン太ごめんね、もう大丈夫だよ!」に出てくる。

当時の、すべての混乱ぶりも伝わってくる。 

 

この本があるのは以前から知っていたが、どうも手が出なかった。

奇をてらったものではないかという思いがあった。

それと言うのも、代表になっていたのが山路徹さんで・・・

山路徹さんというのは、あの山路徹さんだ。 どちらかと言うと“醜聞”で名前をはせてしまった。

だが、読んでみて少しうがった見方だったかもしれないと感じた。

人にはそれぞれ持っている役割があって、山路さんには山路さんのものがある。

こと福島の動物に関しては、彼がそこにいてくれてよかったと言える人ではないだろうか。

まあ、はちゃめちゃな人なんだろう。

その人が政府の出した30キロ圏内退避指示に逆らって、昨年3月に30キロ圏内に入り、

中で何が起っているか、その目で見て、肌で感じたことをツイッターでつぶやいていた。

 

そのひとつが、

<犬がいます。置き去りになっています>

<かわいそうですが、私にはなにもできません・・・・・・>

 

そこから、動物救援のボランティア活動が活発に動き始めた。

 

―人間が大変な時にペットのことでもないだろう!

―いずれは食用になる牛や豚だろうが・・・!

 

ボランティアらに投げつけられた非難は枚挙にいとまがなかったようだ。

なんにせよその立場立場で考え方が違うのはやむを得ない。

だが、いろいろな考え方、感じ方があるのだということを認めて進まないと、

世の中、争い事ばかりになってしまう。

 

領土問題でトラブル続きの中国や韓国の報道を見聞きすることが増え、

日本のマスコミにも聞きたくなる。 これがかの国の総意なのですか? と。

 

ゴン太の今を「カイヌシと三匹の鈴」というブログで知ることができる。

ボランティアさんたちの努力と愛情で、ゴン太の傷は治った。

置き去りにしたくてしたわけではない飼い主さんとも、再会している。

でも、事情が許さず一緒に暮らすことはできていない。

日本という国家は、何を目指して前進してきたのだろう。

ゴン太が、明日の私でないといえるのだろうか?

ゴン太が、未来のわが子たちでないと、日本の国は言ってくれるだろうか?

 

この本は、本来であれば新聞が担うべきことを、肩代わりしたものと感じている。

大事に至ったとき、日本の報道機関はどうなのか・・・そんなことも感じさせられた一冊。

もし、本屋で見かけたら、一度手に取ってほしい。

 

 

 

長くなったが最後に、

「読書メーター」という自分の読書量を管理してくれるサイトを見つけた。

このブログに“本”のカテゴリーを作ったのは、

忘れっぽくなって、一度読んだ本をまた手に取ってしまうことが増えたせいだった。

備忘録代わりというのが正直なところで、

そのために片っ端からブログに取り上げようとして大変だった。

そういう私には 「読書メーター」 最適で、読んだ本を読んだ先からちょいちょいと登録していける。

余計な機能も付随してくるが、無視することに決めた。

こちらでは本を取り上げる機会が少なくなったが、軽い本をまた読み散らかしていると思っていただきたい。

 

 

 

 

 

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新千歳空港限定

2012年09月13日 | 日記

いつもなら最寄り駅までしか送らないのだが、

長男は二日酔いでやむなく空港まで送った。

次女は夜の便で帰るというので、なんとなく送っちゃった。

昨日戻った長女は、前の日の天気予報では大雨だったのだ・・・ところが、いい天気!?

どうしようかと思いながら 「アイス食べに行くわ」 と送ってしまった。

ま、いいさ!平等!平等!!

 

で、いつもの通りのご報告。

長女はこういうものが大好き!あれこれ見て回り、これがいいと言ったのが、

よつば乳業 ホワイトコージ 

娘はオーソドックスにいったが、私は、千歳空港空港限定メニューの空パフェ

「よつば乳業のカフェ」て、なんか記憶の片隅にあって、そうかこれかああ、おおっとと店舗案内をみて、

パセオにあるんだ・・・あれれえ・・・スカイツリーにも店舗を出したと書いてあって、なんか、ちょっと、がっかり。

やっぱりここでしか味わえないって大事だよなあ。 でも、商売だったら、そうもいってらんないか。

 

空パフェは、煮小豆の隣に煮黒豆がのって、飛行機の形に細工されたのはかぼちゃの餡。

ぱらっと黄な粉がまぶされていて、なかなかおいしかったですわ!

長女としばし語らい、ゲートに向かう彼女を見送った。

「また来てね!」と思いっきり両手を振った私に苦笑して見せたが、手を振り返してくれた。

頑張れ!! 母も頑張るから!!

 

さあ、これで本当に夏休みが終わった。

 

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ううん?

2012年09月12日 | 子育て

朝、いつもどおり起きてきた末っ子が、「おなか痛いんだよね・・・・」とさえない表情を見せた。

 

むむむ・・・こういうときは、腹ん中で本当にドキドキしている。

でも、それを悟られていはいけない。

「なに?下っているの?」「なんか悪いもの食べたっけ?」「腹出してねてたんじゃない?」

「熱はかってみ?」「どうするの、休む?」

はっきり説明しない様子に、休んでもいいかと思いながら、恒例の確認。

「学校でなにかあるの?」「友達に嫌なことされているとかじゃないね!」「宿題やってなくてとかじゃないね」

「病院は?」「明日は行かなくてはだめだよ」

実は前日、大学に仕事に出かけた旦那が家に帰ってから少々様子がおかしくなった。

そんな不安が抱えきれなくなったのかもしれないとも思った。

「ま、学校には適当に言っておくから、行ってから適当に理由は合わせといてね」

と“ずる休み”を認めたら、一応、形ばかりベッドで横になっていた。

 

ゆっくり昼近くになってから起きてきた長女が、その頃にはさすがに体を持て余してうろうろしていた弟に

「ところであんたなんで学校休んだの?」 と、実にはっきりと尋ねた。

こたえを言い渋る弟に 「ま、そういう気分の時もあるよね。いいんじゃない」 とおさめた。

おなかがすいていたんだろう、そう言ってくれた姉の隣で大きなドーナッツをぺろりと平らげた。

ああ、きょうだいっていいもんだ。 姉ちゃんのおかげで、末っ子の気持ちは本当に楽になった。

親はこういうことはできない。

娘がいてくれたよかった。 いや、いたから“ずる休み”なんていう、そういう息抜きをしたのかもしれない。

 

そんなことをしてくれた長女も、来週から大学が始まるので今日戻る。

やっぱり、誰よりも、誰よりも、子どもたちを頼りにしているのは私なんだ・・・と、

上の子どもたちが東京に向かうたびに実感する。 さびしいなあ・・・。

 

どの子も、元気で笑って暮らしてほしい。

大きな望みを持つこともいいが、元気で笑っていてほしい。

それだけは決して決して、手放さないでいてほしい。

 

 

 

 

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