「家ブログ」で吐き出せば、いろいろな解決方法や、選び方など、“情報”が集まると思うのですが、
この頃考えてしますのです。“情報”が集まっていいことばかりではない……
札幌の家を今売りに出しています
この業界は10月と3月が活況を帯びる時期で、消費税率アップの報道が流れたあたりから内覧の連絡が増したように感じる
そして初めて、買取の申し込みがあったと連絡があった
だが、買取の条件が「値引き」だった
うーむ????
マンション中古物件のこの頃の価格は、驚くほど高価格で落ち着いている
買った時の半分で売れればいいかと思っていたが、いざ査定をかけたら、ほとんど買った価格で値段がついた
しばらくその価格で表示していたが、もう少しとっかかりやすい価格に下げた方がと提案され、
「売買交渉時にこれ以上の値引き交渉はしない」という約束のもとに、業者がこれくらいという数字まで了承した
その時何度も確認したのが、端数があればその分値下げ交渉に結びつかないかということだったのだが、
それはしないという説明を受けていた
でもね、案の定、つけた端数を値引いてほしいという申込だった
なんともなあと思った
買い手の方にというよりも、確信犯であったろう業者に対して不快感を持った
いろいろ説明に来たが、その理由が考慮の余地を感じられなかった
年齢がいくらか高いご夫婦だったので、ローン完済の期間を短くしたいということ
うちは引っ越しが難しいであろう3月4月の引き渡しではなく、5月にと言ってあるがそれも了解してくれている
壁紙を張り替えるのに40万ほど、いくらかリフォーム費用もかかる
…… ??? いいお話なんだそうな????
なら、もうここまで来たら次の3月までまってもいいよ!みたいな気分になった
どうせ、これまでだって札幌と東京の2軒を維持してきている
もう1年延びるだけさ!
私も30年のローンを抱えている
そういう意味で返せば、いくらかでも高く買っていただければ返済に気分的にゆとりができる
まけろといわれた金額で引っ越し費用が捻出できるのだ
そして、これが若いご夫婦でというのなら応援の意味も含めて考えたけれど、そうではないので年寄り夫婦をいじめないでほしいと頼んだ
そして、どうやら、ご縁はつながらなかったようだ
いいご縁がつながるといいと考えている
以前住んでいた古い家からこのマンションに移った日をよく覚えている
日当たりがよく、窓からの眺めがあり、風通しがあり、何より暖かく、
玄関があかなくなる心配がなく、水道管が凍る心配もなく、雪かきも屋根の雪落としも必要なかった
末っ子はまだ幼稚園に入る前で、引っ越してきた日の夕方「お家に帰ろうよ」と言った
中学生だった長男は、毎日のように友達を連れてきた
内風呂が無く銭湯に通っていたのが、大きなお風呂で娘二人は喜んで水遊びに興じていた
そしてこの家から子どもたちは道外に向けて進学していった
子育てを守ってくれた家…私と旦那にとっては、一生のうちで一番恩義を感じている家だ
そんな女々しい気持ちが渦巻いているから、少しでも勘所に当たるとヒステリーをおこしてしまう
いかんいかん
さあさあ、自分が選んだ道、この思い出の家を大事に使ってくれる人との出会いを待ちます
いい人に出会いがありますように……
値引きを想定して高めに設定すべきですよ
それとこれからは業者との約束事は紙に書いてサインを貰っておくことをすすめます
良いご縁がありますように
多分、これでまとまるならばそれでもOKだったんだと思いますが、そうでないならという確認の意味もあったんだろうと想像しています。
良いご縁!本当に、就活や、婚活しているみたいです!