今日も朝から試験対策を行っています。昨日は多くの中学生が勉強をしに来ていましたが、今日は少し寂しい状況です。と言うのは、本日英語検定の二次試験があり、一次試験に合格している生徒たちは二次試験会場へ向かっているためです。
英検または漢検で3級や準2級を取って、受験時の優遇制度を利用する高校受験生がいます。彼らにとっては今日が重要な意味合いを持っています。受験に近い緊張感を感じつつ、会場へ向かっている生徒もいることと思います。さらに、明日から期末試験が始まる学校もありますし、さらにプレッシャーを感じているかもしれません。
私たち教える側の人間にとっては、直前までは指導ができても、いざ当日となってしまうと何もできません。代わりに受験しに行くことが出来たらどんなに楽か、と思ったことが何度もあります。ふと、スポーツの試合では、試合中にコーチや監督が助言を送ることができる場合が多いことに気付きました。受験の場面でも、せめて「いい調子だ、そのままがんばれ!」とか「ちょっとペースが落ちてきているぞ、最後まで油断せずに頑張れ!」など励ましの声をかけてあげたいものです。試験や受験の世界ではそれができないわけですから、当日の朝から試験が終わるまで、生徒たち自身が普段の力を出し切れるように私たちが指導することが大切だと思っています。