Sofia and Freya @goo

イギリス映画&ドラマ、英語と異文化(国際結婚の家族の話)、昔いたファッション業界のことなど雑多なほぼ日記

GET CRAZY!

2022-12-12 10:12:22 | スパークス

スパークスがテーマソングらしき「GET CRAZY」という曲を提供してるというので引っかかった80年代のカルトミュージカル映画を見てきました。曲を提供だけだったら、東京の聞いたこともないインディー映画館@菊川まで行かなかったかもしれませんが、出演者にマルコム・マクドゥエルがあったのが主な動機となりました。

第1印象は、制作年の1983年って改めて美意識がよくわかんないと認識!はちゃめちゃなりにストーリーはあって、町のシアターでニューイヤーイベントを企画している主催者の若者たちとその上の世代のビジネスマンヤクザたち、イベント出演のミュージシャンのキング率いる黒人&ユダヤ人のバンド(これが想定外にメチャかっこいい)、体操しながら歌うナダ率いる女子チーム(この女子たちも偉いカッコイイ、惚れる!)、そして往年のロックスター=リジー(マルコムが期待通り怪演)、なかなかタクシーで着かないルー・リード、悪役の爆弾仕掛け人チーム、なぜかシアターに突入してくるハーレーダビットソン軍団見たいの、と出演者がみんなコスプレイヤーかドラァグ並みの濃さでそれぞれにシアターを目指して盛り上がるのです。

で、音楽的にはニューウエイブの時代なんだけど、一般人はまだ70年代と同じような格好をしていて、男子も長髪め、美女はカーリーヘア、ああ、80年代前半の音楽&ファッションに敏感な若者のジレンマ「こんなダサい人たちから逃れてクールな人とぶっ飛びたい!」って気持ちがわかるし、映画に出てくる観衆も皆クレイジーなんだけど、要するにその気持ちだったのね、っと着地するのでありました。

肝心のスパークスの歌は、他のかっこいい音楽の流れで聴いてもラッセルのキラッキラボイスが光っていて、改めて私のスパークスとの出会いがビジュアルなしで音楽だけだったのに心を掴まれたことを思い出しました。

この特殊な映画を買い付けて上映してくれているのが「ストレンジャー」という東東京の菊川という場所にある見にシアターで、ラモーンズの出る「ロックンロールハイスクール」という似たような学園ロック映画らしき作品も12/18から予定されていてそれも気になります。ただ「ゲット・クレイジー」の方でも暴力的なシーンは生理的に嫌悪感を覚えたのでちょっとそれが心配ではある・・・


お絵描き更新

2022-12-11 00:27:04 | スパークス

この勲章みたいなリボン、町内会の除幕式などで偉い人がつけてるイメージですが、名称調べたら「ロゼット」というらしいです。これには昔から執着がありまして、今年のスパークス来日の時にラッセルが「司会者」と書かれた黄色いロゼットをつけてステージに現れた時は「おおお」となりました。その後アメリカに戻ってロサンジェルスでのステージにもつけて登場していて嬉しかったです。それで黄色いロゼットにラッセルを入れてみました。

ロンもね。

2人揃ってスパークス!

個人的に大好きな作品がこれです。どういうわけか1980年、雑誌か何かで「ミュージシャンの下着姿」という妙な企画があったらしく、公式サイトに3枚の下着姿の写真があるんです。ラッセルに至っては黒いビキニパンツ1枚でヘラヘラ楽しそうに笑ってるし、ロンは謎のボロボロに裂かれたタンクトップにトランクス・・・それがヒラヒラしてマシュー・ボーンの「白鳥の湖」を思い出したんですよ!少女マンガのスパークスなのにこんないかがわしいのが描けるか・・・しかも私はたとえ少女マンガとてあるものをないものとして描くのは気持ち悪いと思うので体毛だって無視するわけには行かぬ。せめて白鳥だからラッセルにも羽パンツを履かせればどうにかなるかも?!と描いたのがこれです。

悪ノリが過ぎるのは好きな推しを消費するみたいで気が引けて反省・・・真面目だけどロンの表情が面白い写真を元に。

こっちは職場でのラクガキなんだけど、上がロンを見るラッセルなら、下はラッセルを見るロンの表情が面白いのでこの2枚は私の中で対になってるのでupしておきたい。ラッセルの顔は2種描いて気に入った方を切り貼りしたらこんなになっちゃった・・・w

まじめが肝心、だけどやっぱり可愛いスパークスが好き、ってこれも1975年のティーン向け雑誌の妙な企画に見えるのですが、スパーキー・ファッションと題して女子モデル2人とのショットで4枚のファッション写真がファンクラブのニュースレターに出ていました。プロモデルはファッション雑誌らしいポーズをとってるのに固まるスパークスよ。

そして、これは、実はベネディクト・カンバーバッチ演ずるところのスパークス、ひとり二役。スパークスはドキュメンタリー映画のインタビューで、「もしバイオピック(伝記映画)が作られるとしたら自分の役を誰に演じてほしいか」という質問に対して、ロンが「考えたこともないけど・・・ベネディクト・カンバーバッチかな」と言い、すかさずラッセルも「え〜ベネディクト・カンバーバッチは僕だよ!」と取り合いになったのでした^^ ベネさんがロンやラッセルを演じたらどんな感じになるんだろう・・・と考えたら楽しくなって絵に描いてみたという次第。


Wednesday

2022-12-07 20:31:06 | その他の映画・ドラマ・舞台

Netflixで楽しみにしていた、ティム・バートン監督アダムズ・ファミリーのスピンオフドラマ「ウェンズデー」を観ました。

元祖の方のウェンズデーちゃん、実はちゃんと映画を見てないのですがそのルックスでずっとファンでした。三つ編みに白襟ブラックドレスは永遠の好みです。

ウェンズデーは15歳ということで、ティーンの学園ドラマなんですが、アダムズなのでひとりゴスでカラフルなアメリカの学園に転入、アメリカには珍しく制服があるのでちょっとホグワーツな雰囲気で、だけど怪物が出てきてアメリカだから保安官がいて、と「ハリー・ポッター」と「ストレンジャー・シングス」をウルトラミックスしたようなお話です。

ゴスなウェンズデーはもちろん可愛くて、ゴツい厚底靴を真似してオーダーしてしまったほどですが、ゴスとは正反対のキュートでファンシーなレインボーとユニコーン大好きなルームメイト、イーニッドもこれまた別のベクトルに変で可愛いです。

唯一の問題は、ガールズはめちゃ好みなのに、男子勢イマイチ・・・ストレンジャー・シングスでは主役のミリーも、マイク役のフィンも好みだったのでよかったんですけどね。ファニーフェイス枠ではモテない男子ユージーンがとてもかわいいですが、ウェンズデーの彼氏候補枠の役者さんがどうもピンとこないんだよね。

ウェンズデーちゃんは、スパークス以外で初めて描きたい!!とキュンとしたくらい好き。


ピカソとその時代/ベルリン国立ベルクグリューン美術館展

2022-12-06 20:40:29 | 近況

絵を描くようになってから人の絵が気になります。ので今更、巨匠たちの絵も確認したいな〜と上野の西洋美術館に行ってきました。

概要は公式サイト見ていただければ良いので、個人的な感想だけ・・・

ピカソの絵柄の顔が好きだと気づきました。少女マンガちっくじゃありませんこと・・・?それって私に取ってはかなり重要です。ということは、顔をどう描くかが自分にとっても重要なんだ・・・修行せな。

今時のデジタルのお絵描きもしたいと必要なものを買おうかなあと思ってた矢先にロンドン行きを決めてしまったので、サーチャージ代に14万円払ったらすっかりデジタル絵が遠のいてがっくり・・・してましたが、ピカソも紙にインクや水彩で描いた絵もあると気づき、それがなかなか好みだったので少し嬉しくなりました。そりゃピカソがデジタルもやってたらすごいのを残してたでしょうけど。

こちらはパウル・クレー。

20世紀前半をメインにピカソ、クレー、マチス、ブラックが多かったです。

その中でもクレーのどこかカワイイ感じは今の好み。昔はマチスが好きだったんだけど、あの大胆な色と筆遣いはインパクトはあるけど私が描きたいものとは違うな、と。

常設展の方でこういう特集もやっていたので、そちらも見ました。企画展のチケットで常設展も見れてモネなど巨匠の作品がなかなかのボリュームです。当日券でも常設展示は¥500で入場できるの、国立偉いです。やっぱりフジタはいいな、とか前にも常設展見たけどまたここでも別の目で見れる。

上のポスターのドラクロワがメインでしたが、下のシャセリオーのがエッチングの中で大胆な線が新鮮でした。

西洋美術館はル・コルビジェの建築だったと思い出させる空間


中国王朝のアフタヌーンティー

2022-12-05 20:22:03 | たべもの

ヒルトン東京のアフタヌーンティーと言えば、フロント横のラウンジが有名ですが、その2階にある高級中華「王朝」で点心食べ放題アフタヌーンティーに行ってみました。

ティーと言っても、印象はタパスのように小皿料理が10皿はあり、スイーツは食事の後なのでほとんどフルコースランチです。しかも焼そばやスープも含まれているので、

下2枚の写真の点心が好きなだけオーダーできると言われても、無理〜〜!!!

 

さらに、私の大好物、北京ダックもこうしてセールスに来ました。1ポーション(一包み)¥600と言われても、ほんっとにお腹が無理!

当たり前だけど、スイーツは最後なのでこれを食べてから聞いて欲しかったかも・・・満腹度によっては北京ダックなら食べられたかなあ・・・いや、無理に食べたら美味しくない、苦しい記憶となるだけ。

目の前の窓から都庁を望み、ブルーのヒルトンの旗がパタパタする眺めは、2階にしてはよかったです。

土曜のヒルトンホテル、ラウンジ周りはとても混んでいました。もはやコロナって何?な風潮なのですね。翌日職場に戻ったら、スタッフの1人が陽性でシフトの変更がありました。コロナはまだいる・・・戦えるように身体を大事にするしかないですね。