Sofia and Freya @goo

イギリス映画&ドラマ、英語と異文化(国際結婚の家族の話)、昔いたファッション業界のことなど雑多なほぼ日記

SEX EDUCATION 2

2020-01-23 00:00:00 | その他の映画・ドラマ・舞台


今月は家族が戻ってきてるしお泊りのお客様も出たり入ったりで、映画やドラマに集中できてないんですが、「スキンズ1〜2」と「セックス・エデュケーション2」をちまちまと楽しんでいました。

そしてどちらも見終わってしまった!切ない!

セックス・エデュケーションは一見エキセントリックな高校生たちの友情や恋愛とセックスを見ながら自分と共通する感情に共感したりハラハラしたりが楽しいし、

2では1にはなかった、イギリスの若い女子たちの受けているセクハラ問題も出てきたりして、日本よりもよっぽどマシに見えた女性の人権問題が、現在進行形なんだとわかったのがリアルでした。

ネットフリックスは日本でも世界と同時に配信される良さがこんなところにも。

そして高校生ドラマにつきものの、親たちですが、私は世代的にはこちらですけど、高校生から見た大人だからか(ティーンになると親が急にバカに見えるじゃないですか?!)高校生よりもダメ度がアップしてて、これはコメディだから強調しているのか、普遍的な事実なのか悩ましい。

それにドクター・フー新作に飛び入りのように登場してたスティーヴン・フライのカメオ登場もありびっくりした!ということはきっと彼もこのドラマを楽しんでるということですね!




クイーン展ジャパン

2020-01-22 19:31:00 | 近況
ロックバンド、クイーンの来日公演のタイミングにあわせた「クイーン展ジャパン」を見てきました。

主催は「QUEEN EXHIBITION JAPAN ~BOHEMIAN RHAPSODY~ 製作委員会」というこのイベントのために召集された組織のようです。協賛が集英社というのも、クイーン関係の出版物はほとんどシンコー・ミュージックという「MUSIC LIFE」を発行してたところなので不思議だ。

とはいえ、ライブにも行くことだし、ジャパンのクイーン臣下としての謎の使命感に駆られて出かけましたよ。

こちらは前売りチケット購入特典のポスター。



で、内容はタイトルどおり、クイーン・ストーリーin Japan!

70〜80年代の来日コンサートや取材を中心に、
ライブビデオと衣装、
ツアーポスター、パンフ、チケット、グッズ
日本でのオフや撮影の舞台裏などの写真とそのコメント、
クイーンをよく掲載した「ミュージックライフ」「音楽専科」などの雑誌や初期ファンクラブの手作り会報誌

などの展示を通してクイーンの歴史がパネルで解説されています。

まったく個人的に印象に残ったポイントとしては、

初めて見たボディーガード伊丹さんの撮影したフレディとメアリーの写真と、クイーンチームには「いたみ」という発音が難しく「Hitami」と頭にHをつけられて呼ばれていたというエピ(笑)

それからブライアン・メイ博士のインタビューで、結成したばかりの頃の思い出に「フレディが僕のギターソロを認めてくれて嬉しかった」というのがあり、実はブライアンのギターソロは長くて退屈というファンの間(とクイーン本人)での笑い話を思い出して受けてしまいました。うん、嬉しかったんだね、博士。

漫画家シマあつこのイラストに「クイーンの4人を追いかける伊丹さん」が描き込まれていたこと。

初期ファンクラブの会報を見たけど、私が入っていたクラブのではなかった。少女マンガぽいイラストが表紙でもう本当にサークル感満載。私が入ってたのはオフィシャルでマンガの表紙ではなかった。統合されたのか、オフィシャルができて初期のはなくなったのか、気になりました。

1985年来日のさいにはミーグリがあり、その時の記念写真が!この時に一緒に写れたラッキーなファンの方々は今どうしておられるのか。

展示衣装リスト:

1 フレディの白鷺と隣のブライアンのこれ

   

2 ブライアンのトップス2点ボラプPVのジャケットと白いフリフリの

3 ザンドラ・ローズデザインの赤や緑の矢印プリント入りプリーツ衣装(ブライアン)とフレディの赤緑白ダイヤ柄レオタード

4 82年Hot Space Tourのフレディの矢印スーツ

5 RADIO GAGAのPVでジョンが着た黒いトップと、フレディのエビ衣装のタイツ(ボトムスのみ)

6 マジックツアーのバックルジャケットと黄色ラインパンツ

*こうしてみると、ロジャーの衣装はない。自分で捨てちゃったのかな?もともとステージ衣装らしいものは着ないからかもですね。でもジョンのRADIO GAGAの衣装があるならロジャーのもありますよねー、やっぱり個人で廃棄しちゃったんですかね。。。

出口外の物販コーナー


出口前には、「マーキュリー・フェニックス・トラスト〜ファイティング・エイズ・ワールドワイド〜」の募金箱があり、日本のファンの気持ちが数字になるならと私も気持ちを投入しました。オンラインでも募金はできます。Freddieforaday.com



日本主催の日本に特化した展示ですので、2011年の東京タワーでの「QUEEN FOREVER」展ほどの規模は期待してませんでしたが、撮影がほぼできないのがつまらなかったです。許可されていたのは等身大フレディ像でした。それならツーショット撮影可なら良かったのにな。。。とはいえステージでの決めポーズだから変か。


映画「ダウントン・アビー」

2020-01-17 09:37:00 | その他の映画・ドラマ・舞台
大ヒットTVドラマ「ダウントン・アビー」が映画になりました。

実はこのドラマなくては今の私は存在しないほど人生の転機となった作品です。今このブログを読んでくださってる方ともお会いできてなかったでしょう!

ドラマは日本製も海外のもほとんど見ない人でしたので、イギリスに計7年くらい住んでいたのに、BBCもITVもテレビつければ普通に見られたのに見なかった。今のお金を払って円盤や配信を買うオタクな人生に導いたきっかけが「ダウントン」だったのです。

と言っても「ダウントン」にハマったわけではなく、まず夫がどこからかダウントンのDVDをもらってきて見るのを誘われ、「どうせ見ても英語わからないのに〜」と思いながらも見てたら「ドラマって面白いんだ?!」と自分の中に何かが開花したんですね。そこで当時(2011年ごろ)NHKで放送された「シャーロック」の評判が目に入り、在英の友人にDVDを頼んで買ってきてもらったのが運の尽き。

・・・そこからは数年ブログに書いてあるとおりでございます。


では日本版公式サイトの美麗ポスターをお借りして感想を。



メアリーとマシューの息子が将来伯爵様になるんだから、メアリーが立派な大奥様になって家を仕切るというヴァイオレット様のラストのお言葉、ハッとしました!



伯爵様、良いご家族に恵まれましたね。アメリカ人の奥様の、イギリスでのご苦労話はなかったのか、見たけど忘れたのか。1番の人格者でございました。



マスオさんチームは常にイケメン。この物語に華を添えるヒロイン的な。



次女イーディスは最後に高位の貴族に嫁いで幸せになりました。私は最初なんでイーディスがいつもメアリーに突っかかってくるのか理解できなかった。男子相続人のいない貴族の長女だとモテモテなのが羨ましいのかな。単に立場のせいでしょうが下から見ると羨ましいのかな。親からのプレッシャーもなく好きに出来て羨ましいと第1子の私には思えるのに。



カールソンさんは本当に当たり役でした。以降、何を演じても俳優ジム・カーターでなくてカールソンさんが別の役を演じているような気がしちゃう。



一般人としてつい応援しちゃう庶民出の職業婦人。旦那様もステキ。



トーマスはせっかくドラマのラストで執事に大昇進したのに映画で残念なことになっちゃってフットマン枠のポスターに入れられちゃったのか。



有能で賢いアンナに比べ、ベイツさんはいつも問題の元。アンナに唯一欠点があるとすれば男を見る目・・・



モールズリーさん。残念な失敗することを「モールズリーする」という動詞で表現したくなる。



デイジーって、なんだかんだでモテモテなんですよね〜?!下僕キラーなだけじゃなく最初の夫のお父さんにも気に入られていて、庶民の可愛いお嫁さんキャラなんですかね。私も彼女が可愛いと思います。


映画には出演ありませんが、ドラマ初期の白馬の王子マシューを最後に言及しおきたいです。本人はイケメンキャラで売りたくなかったらしく自ら降板しましたが、ドラマのヒットには彼の存在が大きかった。彼亡きあとは、メアリーと同じくもうこの世も終わりと思いました。



この幸福が永遠のものでなくても、それでも人生は続くと教えてくれたのがダウントン。


ひつじのショーンカフェin町田

2020-01-13 20:42:00 | 近況
「ひつじのショーンビレッジ ショップ&カフェ」に行ってきました。町田市という我が家からは同じ東京都下でも反対側の遠いところですが、ショーンのためにドラマを4エピもスマホにDLして長距離電車に備えました!

(結果イアホンを忘れたため全くドラマは見られなかったのですが、)うちの最寄駅から田園都市線「南町田グランベリーパーク」までは1時間10〜30分、渋谷からは1本です。

「ひつじのショーンビレッジ」は、グッズショップ、カフェ、クレイ人形や写真の展示、カフェとは別の表側の軽食売店で構成されているようでした。

この「ようでした」という曖昧な表現は、3連休中日のせいなのかカフェの外側はあまりの人の多さで分からなかったのです!少子化ってなに?!な子連れファミリーの方々。

でも当日朝に整理券をもらえたおかげで(友人にとっておいてもらった感謝!)カフェの中に入るとそこは人口密度もググッと下がって一安心です。



外側はちゃんと農場主のお家の壁になってますよ〜

インターホンがイギリスによくある白くて大きいやつ!リアル!



玄関入ってすぐのお部屋は本当にちょっと古臭いイギリスのインテリアになってますが、多分こちらは予約すると案内されるのかも。



私たちの席は奥のもっと大きいホールで、等身大ぽいショーンとビッツァーが。



下は展示のクレイ人形でアニメ制作用のと同じサイズ。結構小さいのに細かいところまでよく作ってあるんですよ。



下2枚はパーティーセットという2段トレイと丸くて大きなポットに入ったティーが付いてくるセット。これで2名様分。上はハンバーガー、フィッシュ&チップス、マカロニチーズ、下はゼリーとケーキが2個ずつ。





アップルクランブル



コテージパイとワッフル



ビレッジ外の真ん中にあったフォトスポット



その元になったと思われるクレイ人形も展示されてます。カフェスタッフのお姉さんたちもこのショーンと同じユニフォームを着て働いてました。



メニューはしっかりブリティッシュを意識、この量で4人でお腹いっぱい!



外には本物のひつじさんが・・・
ひつじさんもご勤務おつかれさまです。




ケンジントン・マーケット

2020-01-12 09:20:00 | イギリス
「ボヘミアン・ラプソディ」や「ロケットマン」のおかげで70年代ロンドンの音楽とファッションが新鮮な21世紀です。

クイーンのフレディ・マーキュリーのガールフレンド、メアリーが働いていてフレディも足繁く通ったブティック「BIBA」は今も大きな本が何冊も出ていて私もちょっと購入して写真を眺めることができるのですが、

そのフレディ・マーキュリーと同じクイーンのロジャー・テイラーが店を出していた「ケンジントン・マーケット」となると写真もあまり見つかりません。



かろうじて見つけた中で、私の頭の中のイメージに近いのがこの2枚。



というのも、その名の通りマーケットですので、「ケンジントン・マーケット」という看板は表通りケンジントン・ハイ・ストリートに出ていますが、中はフリマのように区画が細かく区切られていて家賃を払えば多分誰でも出店できた形態なので、その実態は常に変わって全体をまとめて記録に残した人も団体もいないのでしょう。

wikiによれば1990年代後半まで存在。

私も80〜90年代には多分ロンドン行くたびに寄っていて、でも最後の頃はさすがの私でもマニアックすぎた感(時代遅れに見えた)があって行かなくなってしまった。

それで廃れてなくなったのではなくておそらく入っていた建物のリノベで再開発後に家賃が高騰したのじゃないでしょうか。今では綺麗なビルになっていますので。

でも今考えると、初めてのロンドンで1番ディープな夢見ていたロンドンを感じたお店がココでした。不思議の国ワンダーランドでした。古着屋、オリジナルを売るデザイナーさん、それよりもう少しちゃんと作ったりセレクトしているブティック、ヘアサロン、カフェなどがひしめき合ってました。

80年代にロックファンのためのガイドブック「ロンドンに行きたい」という本があって、そこに出ていた他のカムデン、コベント・ガーデン、キングス・ロードあたりの地域にももちろん行ってみましたが、ケンジントン・マーケットが1番ギュギュッと「トーキョーにはないロンドンらしさ」が詰まってました。

向かいに「ハイパー・ハイパー」という似たようなファッションアーケイドもできたのですが、そちらはもっと新しく小綺麗で、亡霊も住んでそうなケンジントン・マーケットのような迷路感もなく。

あの当時の様子を見るにはネットでは足りなくて、当時のi-Dなどのストリート系カルチャー誌の古本を集めないとならないのかな。誰かやってネットにアップしたら喜ぶ人は私だけじゃないと思うんですが。。。