地震のあと

震災後の措置として、
私が日本語のお仕事で派遣されている会社は、
オフィスビル建て替えを始めました。
駐在員さんによると、
社長さんは古い本館からすでに新館に引っ越したそうです　

そして先週、新しいビル完成までの仮設オフィスに
社員さん達は引っ越しました。

仮設のビルにしてはなかなかキレイで新築のいいにおいもします。
ただ、困ったのは、授業に使う会議室にホワイトボードがない

先週はボスターフレームの中身を白い紙にして代わりにしました。
その後、会社の総務にホワイトボードが欲しいと言いに行ったDさんは、
そこでちょっとしたディスカッションになってしまったそうです。

Dさんの要求に、即「予算がない」とNO出しした総務。
日本人であれば、まあ予測のつく展開です。

即NOにむっとしたDさんは（穏やかなお人柄の方ですよ）
「Don't you think that's a good idea ? 」と返しました。
そりゃあ、会議室にホワイトボードは必要でしょう。
でも答えはひたすら「予算がない」だったそうです。
（この時のDさんの心情＝予算どころか使うべき脳がないのか）

そして、きのう私が会議室に行くと
旧館から移動されて来たりっぱなホワイトボードが私を待っていて
Dさんが自分で調達してきたそうです。

Dさん得意げに「A picture tells a thousand words.」と
ホワイトボードに書いてくれました。
私も「百聞は一見にしかず」を教えてあげて、
もうひとつ、まだやってなかった
「　～～　が欲しい　」　とホワイトボードに書きました。
総務部で何度も「 I want a whiteboard.」とやってきたらしいので。



去年からお気に入りはローファーです
特に地震後は。

その立て替え中の会社は、埼玉県にあるので
お仕事のある火曜、木曜だけはまた大地震が来て欲しくないです。
とは言っても
くる時はくるのが天災ってもの
万が一、電車が不通になった時には
徒歩５時間歩いて帰って来れる靴じゃないとね
以前は履いてた、ハイヒール、プラットフォームはNGとなりました。

母は強くないよ

いやはや、
きのう、またダウンしてしまいました・・・・
というのも・・・・

月曜休みのロング・ウィークエンドでしたが、

土曜日
Mのバレエの発表会が近く、
午前中は外のスタジオにてリハーサルがあり、
舞台監督さんなど外部のスタッフの方々、子供の親も勢揃いで緊張
午後Mのピアノ
帰ってから、新体操の試合のレオタードにビーズ縫い付け。

日曜日
Mのランチを作っておいて根津神社のお祭りに遊びに行かせ、
その間、自分のバレエに行った。
２週間ぶりなのになぜか左膝が曲げると痛かった。
無理は恐ろしいお年頃ゆえ、力を入れないようにしてたら
レッスンが終わる頃には治っていた・・・（なんだったんだろ？？）
夜は別の神社でお祭り、そこにMを送りだし、
その合間に私は火曜の授業の準備を少しできました
しかしMは楽しさのあまり迎えに行っても帰りたがらないので
２往復しなくてはいけなかった。

月曜日
午前中、新体操の試合、冷房なしの体育館・・・
あれ？頭痛がするなあ
暑さの中、ソデの仕事（子供を出すだけなんだけど）に緊張したせい
弁当買いに走ったせい


子供達、がんばりました～先生方、ありがとうございます

午後、さらにバレエのリハーサルと親への諸注意ミーディング。
再び親勢揃いのため冷房もきかない状態で、あ、暑い・・・
私かなり弱ってる・・・頭も働かないぞ（ふだんもだけど）
子供のレッスン中、先生の控えの間にいたら、完全にダウン
横になっていたらなんと震度１の地震を感知
まっすぐ歩けないくらいフラフラだったのでMが終わってタクシーで帰宅しました。
タクシーが嬉しくMご機嫌私ぐったり。

家には、ひとり下田にバカンスに行ってたJが帰って来ていた。
私はヨロヨロと近づいて「具合が悪い・・・・」と告げたところ
返事が、返事が・・・顔をしかめて「また？どうして？」
ガーーーーン

日本には「泣きっ面に蜂」という表現があります。
と、思わず言いたかった　
しかも「下田はどうだった？」と苦しみの中、社交してあげたら、
「歩いてスグ海のところでとても良かった。
みんななぜMやしましまが来ないのか、と言っていたよ」と残念そうに。

まったくコチラの状況を思いやれる能力が欠如しているどころか、
バカンスに家族が来てくれないことを恨みに思っている・・・

私が怒ったところで状況が解決しないのは経験によりわかっているので、
冷静に解説いたしました。
「私だって、好きで具合が悪いわけではない。
それなのに、なぜか？と機嫌悪く問われるのは心外である。
本日は暑い中、緊張しながらの仕事があり、たぶんストレスかと思われる。
私だってできればバカンスに行きたかった。」と。

西洋人の男と結婚して思うのは、（まあ、日本人もそうなのかもしれないけど）
必要以上と思うほど言わなきゃわからない。
私はバカンスに行けない理由を説明してあったけど、
色々と忙しくて疲れたんだろうなんて察する能力はない。
自分が体力あると他の人の弱さが理解できない。
だから、全部、理屈が通るように解説しないとおちおち具合も悪くなれん

きのうは即寝したおけげで
きょうは６時半に復活、授業の準備を完了して仕事へ行きました。
あ～具合が悪くないって、なんて素晴らしいんでしょ

秋よこい！

こんどはMが熱中症です。
こんなに熱いのに、ユニク◯から来るメルマガには
ヒートテックだの、ダウンだのと、、転ばぬ先の杖にもほどがある！

・・・と思ってたら、
去年サイズがなくて買えなかった「＋J」の裏フリースパンツがまた出てる

よっしゃー、今年はいただき、冬の防寒はこれでオッケーーー
と、すっかりユニク◯さんMDの思うツボ、銀座に行きました。

発売３日目の防寒アイテム・・・・すでに私のサイズ切れ
こんなに暑いうちからまったくなんてこった・・・・

トボトボお向かいのプチプラ王国「FOREVE◯21」へ。

バーーン！！　


また今年も似たようなものに手を出してしまいました。
本当はチェックのスカートも欲しかったのですが、なんとか自粛。

でも、こっちも！　

お嬢さまドレス　　素材アップ


あああ・・・FOREVER危険なショップです。
プチプラショップは、
見つけた時に買わないと次にない、と思って買ってしまうんですーー

でも、欲しいものがあるって、幸せ
そして小さなオサレも・・・



ネイルに凝る趣味はないのですが、星入りのを発見しました。
数年前にシャネルやYSLが星モチーフを流行らせたばかりだけれど、
今年の70sに乗ってか、
ドルチェ＆ガバーナがまた星を出しててかわいいですよね。

プライベートレッスン

２週間ほど日本語のレッスンが開くと、
学習者さんがすっかり日本語を忘れるのはもちろんのこと、
私の方も、レッスンモードに頭を戻すのが大変です

で、前日に教科書を見ながら集中できずにあせっていると、
あーでもない、こーでもないと雑念が押し寄せてくるんです～～

だいたい、
駐在員さんたちは、お仕事は英語なので、
日本語ができないと生活に困る！という状況ではないんですね。
日本にいながら、日本語を使わなくても生きていけるわけです。

じゃあ、どうしてレッスン受けるの？
会社の福利厚生にあるから？
私のやってることって、いったい何なんでしょう

ここで、一筋の言葉が・・・
ーー「答えは自分の中にある」ーー

そうだ、どうしてレッスン受けるの？
もう１年以上続けてくれているのは、
価値があると思ってくれてるからだよね？

理由は各人それぞれでしょう。
でも、
受けるも受けないも選択は各個人にある。
「受ける」選択をしてくれた人に対して、
理由の如何に関わらずベストをつくすのがプロではないの

しかも私の担当は、プライベート・レッスンだから、
語学学校のコピーじゃないけど、
ひとりひとりに合わせたカスタマイズド・レッスンが可能です。

そう考えると、クリエイティブ魂がワクじゃないですか



きょうのDさんのクラスでは
「～～に～～があります／います」
という、英語なら、there is/are ～～に相当する表現でした。

「～～に」の部分は、「あそこに」などの場所を表す名詞ひとつでもいいし、
「～の中に」とか「～の前に」など位置を表す語も一緒に紹介します。

どうでしょう？簡単ですか？

たったこれだけと思われることも、
新しい単語、文型、それから「あります」と「います」の使い分け、
を同時に覚えなくちゃならないんです。
プラス、
例文をやってるうちに、「これ」と「この」はどう違うんだっけ？？
と既習のことで悩みに入ったり・・・

そこで今日のDさんスペシャル教材は（別名、眠気さまし）ジャン！！



前に「～～が好きです」をやった時聞き出したDさんの好きな音楽、
ピンク・フロイドのアルバム・ジャケットの中から
「～～に～～があります／います」を使って何か言えそうなものを探しました

「男の人・・・」という単語を紹介するも、
「彼はデヴィッド・ギルモア」って好きなバンドだから具体的に名前出ちゃう、
「ハイハイ、デビッドさんは家の中にいます」

そして、ついでにこっちは押し売り、ジャン！

同時代ロックのツェッペリンから

いやいや、この６０年代末期～７０年代初頭のジャケットって
シュールなものが多くって、教材用という視点で探すと骨が折れたワ（笑）
来週はコレで「テーブルの上に・・・・・」
・・・・テーブルの上にあるのはいったい何なんだ

サワヤカ通勤

今日、２週間ぶりにお仕事でした(^-^;)
まだ猛暑の続く東京ですが、
駅まで公園を歩くとその木陰の存在に感謝です
公園の中に神社があって（「花園稲荷神社」という愛らしい名前）
数十本の小さな赤い鳥居を潜る階段が、
登りなんだけど神聖な空気に助けられ足取りも軽く
旅行者さんにとってもここはフォトジェニック・スポット、
今朝は一人旅の人と目があって
シャッターたのまれました。
「Have a good day」
「Thank you, same to you 」