Sofia and Freya @goo

イギリス映画&ドラマ、英語と異文化(国際結婚の家族の話)、昔いたファッション業界のことなど雑多なほぼ日記

フレディ・マーキュリーとLondon Spy

2015-11-24 22:05:00 | イギリス
11/24は1991年にフレディ・マーキュリーが伝説となった日です。



これは1978年の日本の雑誌Music Life。私の1番好きなフレディの写真。
いつもはスターの営業用の顔でキメ顔を見せていたものでしたが、そしてこの頃、クイーンの音楽性がどんどんアメリカを意識していて私はついて行けないかも・・・と思いかけていたのですが、これを見て「フレディが幸せならそれでいい」とナニーの境地に達したのです。

フレディは80年代の中頃にHIVに感染したと言われ、後半にエイズを発症して当時はまだ治療薬も未開発で亡くなりました。ゲイの有名人も多く亡くなりセンセーショナルな病気としてプレスに扱われ、フレディは亡くなる前日に公式発表していました。



今日、BBCドラマの「London Spy」のエピソード3が放送されました。
Dannyの友人、Scottieの昔の恋人が1983年にエイズで亡くなったという話が出て来ました。脚本のTom Rob Smith自身もインタビューで自身がエイズの恐怖は常に持っていたと語っていましたので、見た時「ああ、でてきた」と思いました。

多くの人が亡くなった80年代から30年がすぎ、今はHIVに感染しても薬で発症を抑えることが可能になり、一般の人も少し冷静にHIVを受け止められる時代になったからこのドラマが放送されるのかなと感慨深くなりました。

London Spy はたぶん今世紀の今より少し前(スマホが出て来ない)の設定です。それでもまだ、Alexを殺してDannyを追跡している何者かが、Dannyを失墜させるためにHIVに感染させたということにエピ3の時点ではなっています。



フレディの命日に、ドラマにこのエピソードが出て来てちょっとシンミリ・・・
正確には、イギリス時間だと放送はまだ23日の夜でしたので、ただの偶然ですけども、私の中では意味のある偶然でした。






最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (モグモグ)
2015-11-27 01:18:33
フレディは、私も大好きなミュージシャンです。ボヘミアンーラプソディーは、最高の楽曲だと思います。ビートルズも素晴らしいですが、この一曲には、かなわないと思っています。フレディの頃は、まだエイズが恐ろしい死病でしたものね。後少し生きていたら、薬も開発されて、もっと名曲も発表されてただろうと思うと残念です。でも本人は、破滅型の人間だったのですかね。エイズにかかる前は、他のスタッフもハラハラするほど無茶な生活をしていたらしいですしね。伝説になる人は、辛い死を迎えるように、運命ずけられているのでしょうか。早い死でした。
返信する
モグモグさん (しましま)
2015-11-27 19:57:59
おお!こんなフレディは滅多に出て来ないブログで同じファンの方に出会えて感激です。
ほんと、フレディは生まれたのが早すぎたのですよね~!
元々享楽的な人だったんでしょうけど、
ボヘミアン・ラプソディー以降、スターになって
しかもNYのゲイクラブで水を得た魚のように
それまでの抑圧された日々を取り返すかのように遊び出したから・・・
たぶん、彼の保守的な家庭、宗教、時代、色々な意味で
マイノリティとして抑圧があったのでその反動だったのではないかと
思うんですよね・・・個人的な見解ですが。
今だったら同性婚も認められてるし、人種的マイノリティーも
昔よりは多様化してきてると思いますが。
でもだからこそ、芸術ではパワフルな作品を残せたのかもしれません。
返信する

コメントを投稿