Sofia and Freya @goo

イギリス映画&ドラマ、英語と異文化(国際結婚の家族の話)、昔いたファッション業界のことなど雑多なほぼ日記

グレース・ケリー展

2016-09-08 20:58:00 | ファッション
松屋銀座で今日から開催されいる「グレース・ケリー展」を見てきました。

グレース・ケリーと言えば、

エルメスのケリー・バッグの名前の元になった
ハリウッド女優からモナコ公妃へと華麗なる転身

このくらいしか知識がなかったのですが、この展示は彼女のキャリアを写真や動画、掲載雑誌と彼女の愛用した品々などでトリビュートするということで、特にドレス類はクリスチャン・ディオール、シャネル、イヴ・サンローラン、ジバンシイー、バレンシアガ、グレなど私も憧れのフランスのメゾンを中心としたコレクションが見たいあまりに出かけてきたのでした。

ヒッチコックの「裏窓」やミュージカルの「上流社会」などタイトルは知らない人はいないほどの映画のキャリアがあるのに、私はその綺麗な女優さんがグレース・ケリーと記憶に残ってませんでした。どうも同世代のオードリー・ヘプバーンと比べても、その美貌が完璧すぎて印象に残らなかったのだと思います。

でもその癖のなさが、モナコ公室へ嫁いでロイヤルファミリーの一員となってからの方が、外見からだけだとしっくりきていた様子が写真の展示から感じられました。

しかし裕福な家庭出身とはいえ、アメリカからヨーロッパのフランス語圏に嫁入りするのは、言葉の習得だけでも大変だったようです。

彼女はまだ52歳という若さで、運転中の脳梗塞により崖から40メートルも転落、車は大破、翌日病院で亡くなったという、映画のような人生を全うしたので、公妃としての人生がどのようなものだったのかは、まだわからない部分もあるような気がします。

ウェディングドレスを含む、イニシャル入りのお気に入りの品々はロイヤルすぎて「家庭画報」の読者の有閑マダムにお任せだなあと思いましたが、1950~80年代のデザイナーのお洋服は、今見ても自分で着たいと思うほどデザインも保存の状態も良く、心の栄養になりました。

そして、デパートでの開催のせいか、グッズ売り場が大充実でした。オリジナル雑貨はもちろんのこと、メーカーとのコラボ製品も興味深く、モナコの化粧品を試させてもらい、香水調合師によるアーモンド~アプリコット~バニラの自然の香りにうっとり。

中でも運命の出会いと思ったのはこちらの二つ。

ナチュロパシーのSAUTEDIのハーブティー

このロゴは、ユニコーンがお茶を入れている絵なのです!しかもこのパッケージは、中からティーバッグを取り出したらコースターとして使えるようにできているとのこと・・・なんて愛らしい!



ミュベールのピアス



私は蜂のモチーフに執着がありまして、実はこれを買いたいためにこの展示に行ったようなものでもあるのです・・・が、お値段が、諭吉先生お一人様では足りないことがわかりまして、迷いながら帰ってきたのでありました。

今月は生バレエやコンサートで散財しているので、ううううむ。パールもかなり大きいので耳が痛くなるかもしれない・・・と思うとうううううう・・・・


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