テリー・ギリアムは前からどちらかと言うと気になる監督ではありましたが、実はその映像に情報が多すぎて見るのが辛いと思っていました。
とことがこの「ゼロの未来」、未来のロンドンが舞台で街も会社も情報で埋め尽くされているのですが、辛くないのです。監督のインタビューを読んだら、それは秋葉原にインスパイアされたとのこと!なるほど~、私には見慣れてるから目に馴染んだのかな。
ブレードランナーやドクター・フーなどのデジャヴー感さえ感じて、しかもストーリーも、管理社会での人間性を問う、という、あまりにもシンプルなものだったので拍子抜けしたくらいです。
しかし見に行った劇場にはってあったポスターに、「主人公がコンピューター」という意味のコピーが書いてあって、それを帰り際に見たので、「私の解釈がなってなくて、実は主人公は人間ではなくコンピューターというオチだったの?!」と「やはりギリアムはそう単純には行かなかったか!」と思ったのですが、公式サイトや、映画サイトの解説を見てもそれらしいことは書いてなかったので、あれは私の読み間違いだったのでしょうか。
実は主人公とヒロインのコールガールにあまり感情移入できなかったのに比べ、脇役達がそれを補って有り余る程にとっても魅力的だったので、写真をペタリしておきます♡
期待通りのウィショーくん
今までで一番好きなマット・デイモン
また新たな側面ティルダ様
とことがこの「ゼロの未来」、未来のロンドンが舞台で街も会社も情報で埋め尽くされているのですが、辛くないのです。監督のインタビューを読んだら、それは秋葉原にインスパイアされたとのこと!なるほど~、私には見慣れてるから目に馴染んだのかな。
ブレードランナーやドクター・フーなどのデジャヴー感さえ感じて、しかもストーリーも、管理社会での人間性を問う、という、あまりにもシンプルなものだったので拍子抜けしたくらいです。
しかし見に行った劇場にはってあったポスターに、「主人公がコンピューター」という意味のコピーが書いてあって、それを帰り際に見たので、「私の解釈がなってなくて、実は主人公は人間ではなくコンピューターというオチだったの?!」と「やはりギリアムはそう単純には行かなかったか!」と思ったのですが、公式サイトや、映画サイトの解説を見てもそれらしいことは書いてなかったので、あれは私の読み間違いだったのでしょうか。
実は主人公とヒロインのコールガールにあまり感情移入できなかったのに比べ、脇役達がそれを補って有り余る程にとっても魅力的だったので、写真をペタリしておきます♡
期待通りのウィショーくん
今までで一番好きなマット・デイモン
また新たな側面ティルダ様
往年のテリー・ギリアム監督のファンとしては、正直観ていてキツかったです。なまじ作品のテーマや描き方が「未来世紀ブラジル」と似ているだけに、劣化が目立ってしようがない……(涙)。
「主人公がコンピューター」は、私も観ていてその疑いを持ちましたが、結局そこまでの意味もなさそうな気がします。むしろ、全体として脚本が空中分解しちゃってる感じ。部分的に素敵なところはあるんですけど。とほほほほ。
監督インタビューを何かで読みましたが、「未来世紀ブラジル」にかぶらないように頑張ったらしいです・・・(笑)
私は「ブラジル」は見たはずなのに靴をかぶったおばさんしか記憶になくて
よくわからなくて眠ってしまったような気がします。
当時は管理社会をブラックユーモアを交えて描くのは斬新な作品だったのに、
その後何10年も経過してメジャーなテーマになってしまったのでは?
そのためいろいろなエピソードに既視感があるなあと私は感じました。
でもテリーおじいちゃんにはきっと人生かけてこだわりがあるテーマなのかな・・・