私はもともとソーのシリーズはそんなにお気に入りではなかったし、ハルクなんかバナー含めて全く論外だったので、実はこれ見に行かないかも・・・と思っていました。
ところがツイッターの神様が好評ツイを私の顔にペシペシ叩きつけてくるものだから、これではそのうちネタバレも投げ込まれるに違いない!
と思って、どういうわけかそれは嫌(見ないと言ってたのに)だったので大急ぎで予約して行ってきました。
(しかもオープンしたての「TOHOシネマズ上野」に仕事帰りにちょうどいい時間帯が。映画館の神様も見なさい、ってこと?)
ああ、神様たち、お導きありがとうございます。
雷神ソー、
「こんなのが見たかった!」
「これがアメコミ、マーベルだ!」
と心で野次を飛ばしながら見ましたよ!!
神の国の話のせいか英語がとても聞き取りやすくその台詞がいちいち面白いし、ロキちゃんの出番も多いし、ソーの大喜利見せ場もこれ見よがしにカッコイイし、
あとあと、私の嫌いなジェーンは出てこないし(ナタリー・ポートマンは女優として好きだけど、あの役の存在がソーをつまらなくしていたと思う)、
ハルク/バナー博士まで可愛いし、スタークの服もご愛嬌だし、
アイアンマンとキャップ抜きのマーベルでこんなに壮大で面白いなんて、
無名の「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」が面白かったのと同じくらいのショックじゃないでしょうか?
戦闘シーンにぴったりマッチした「あああ〜〜〜あー!」が印象的なレッド・ツェッペリンの名曲には、もう誰でも身体が反応したと思いますが、そのタイトルが「移民の歌(原題もImmigrant Song)」だったと思い出し、映画の終盤でアズガルドの民が宇宙船に乗って「故郷は場所じゃない」と去っていくシーンでは、そうだったのか!!と震えました。
コークの中の人の演技が並み居る豪華キャストにも劣らずすごい!と思ったらそれが監督さんで、タイカ・ワイティティというニュージーランドの人でした。懐かしいニュージーランド航空のLotRの機内安全ビデオの人でした。
しかし、マット・ディモンには私まったく気が付きませんで、なんてブサイクなロキ役者!って思ったくらいでした。後で記事を読んでびっくりしました。無名の俳優さんかと思ってましたので。
それを確認するつもりではありませんが、劇場公開のうちにもう1度見たいです。