信じる自由

NZに来て初めて日本にいる親に電話しました。
メールは何度か送っていたのですけど
返事は来ないので
ちょっと不安に思いながら・・・

母がでて、
案の定「なんで日本を出たのか」というコメントが。

「ここ（日立市＝震度６強、福島原発と東京の中間に位置）でも
大丈夫なんだから東京なんかもっと対丈夫なのに。
離れたらだめだよ。」

私は「子供を危険にさらしたくなかったから」と
一応移動した理由は言ったものの、
親達を残して来ているのに
とても危険の可能性をそこで説明できませんでした。

ねぎらいの言葉を言って
Mにも話をさせて
電話を切ったあと
とても苦しい気持ちになりました。

自分の行動をわかってほしいと
期待していたのです。

でも今原子力に関する情報が色々とびかうなか
どの情報を信じてどういう判断するかは
個人の自由です。

安全だと信じる親の気持ちは尊重したい。
同時に、
東京にいるリスクは高いと判断した私にも
決断する自由がある、
と思っていますが、

声には出せず
胸の奥にしまいました。

今朝も福島でマグニチュード６の余震が
２回あったとのことです。