桜乃記-さくらのき-

九州に住む、しがない若手サラリーマンが書きつらねた現代の随筆。
日本名刺研究会(会員数2名)の代表でもあります。

共働きから少子化を考える

2007-03-17 | 社会事象
今月8日付けの日経新聞朝刊の記事です。

------------------------------------------------------------------------『「子供あり」、妻が正社員なら非正社員の2倍・厚労省調査』

最近3年間に結婚した夫婦のうち、妻が正社員の場合はパートなど非正社員の場合に比べ、子供が生まれた割合が約2倍になることが7日、厚生労働省の調べで分かった。
 同省は「正社員は、育児休業制度など、非正社員より生む環境が整っているからではないか」と分析している。
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うーむ、なるほど。
どうやら共働きの方が子供を生みやすいようですね。

勿論主な理由としては、金銭的な余裕が挙げられるでしょう。
一人で1000万稼ぐのはなかなか難しいですが、共働きで500万ずつ稼ぐのは比較的容易ですからねえ。
子供を育てるのはお金が必要ですから。


共働きだとして、さらに子育てしやすい環境を考えてみましょう。


それは「母方の実家がすぐ近くにある」ということだと思います。

どういう事かというと、子供が風邪を引いたり、妻が夫と出かけたりするときにすぐ預けることが出来るからです。
「いざというときの助け船がある」というのは精神的にも大きなプラスです。

ここで、「なぜ父方の実家ではないのか」と思う男性もおられるかも知れません。

おそらく夫の実家では、孫を預かるのはうれしい事でしょう。

しかし妻はそうではないんですよね。
つまり夫の実家に子供を預けるのは、なんだか育児をちゃんとしてないようで女性的には後ろめたいらしいんですよ。
しかし実の母親なら、気兼ねなく子供を預けることが出来ます。

だから母方の実家がすぐ近くにあったほうが育て易いんですね。


そういえばある私のいとこは3人子供がいます。
考えてみると、
「共働きで、かつ母方の実家がまあまあ近い」
という条件通りでした(^^;)

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