桜乃記-さくらのき-

九州に住む、しがない若手サラリーマンが書きつらねた現代の随筆。
日本名刺研究会(会員数2名)の代表でもあります。

アジア女王の空手型

2010-12-21 | スポーツ
先日のアジア大会、空手女子の型で金メダルに輝いた宇佐美里香選手。

日本に帰った直後、みのもんたの「朝ズバッ!」に出演していました。
女子の短距離で2冠の福島選手も出てました。

はい、そして演武披露の画像がこちら。



本当にびびりましたね。

レベルが違います。
上手いとしか言いようが無い。
さすがアジアチャンピオンです。

この切れ、佇まい。
もはや武人ですよ。

「小柄なこんな細いお嬢さんが、なんでこんな荒いことをやらなきゃいけないのか?」
みのさんはこのようなコメントをしていましたね(汗)
この演武のすごさが理解されなかったのが、なんとも残念でした。




野球という競技の特異性

2010-11-16 | スポーツ
今日は日本の国民的スポーツ、野球にスポットを当てましょう☆
むかしぼくはゴルフの特異性について書きましたが、その野球版です。


いってみよう☆

1.連日ベストメンバーを組めない
2.汗一つかかず試合を終わる時がある
3.データが重視される割には、グラウンドサイズが決まっていない
4.左利きが如実に有利である

ひとつづつ見てみましょう☆


1.連日ベストメンバーを組めない

これはどういうことかと言うと、投手というポジションがあるが故の特殊性です。
試合が3日も4日も続く場合、投手だけは連日同じポジションで使うわけにはいきませんね。
肩が酷使されるからです。

野球では至極当たり前なことですが、実は他のスポーツには無い現象です。
バスケでセンターのポジションの人間は酷使されるから、連日は試合に出れないとか、ラグビーでナンバー8は酷使されるから、次の試合は別の人間を使うとかって、あり得ないことですよね?



2.汗一つかかず試合を終わる時がある

試合中、半分近い時間をベンチで過ごすというだけでもかなり特殊ですが、実は全く運動せずに終わることもあり得ます。
例えばあなたのポジションがライトだとしましょう。

守備時にボールが全く飛んでこず、攻撃時は三振ばかりだったら、ほぼ運動せずに一試合終えることも可能です。



3.データが重視される割には、グラウンドサイズが決まっていない

よく、東京ドームは狭いからホームランを打ちやすいとか言いますね。
野球って、何よりもデータが頻出するスポーツでありながら、フィールドのサイズが明確に決まっていないという、特殊性を持ちます。

もちろん、ダイヤモンドの長さなどは決まっていますが、球場の大きさの規定には大まかな規定しかないために、ホームランの打ちやすさが異なっているのです。

そもそもマツダズームズームスタジアムのように、右翼と左翼の形とサイズが異なるところまで有りますからね。
しかもこれって、アメリカではそんなに珍しいことでもありません。

また、ファウルグランドの大きさも異なっているので、例えば福岡ドームであればファウルグランドで捕球できたものが、マツダスタジアムでは客席に入ると言うことが有り得ます。



4.左利きが如実に有利である

野球やるなら左利きが有利です。
なぜって?

打者であれば左バッターボックスに立ちますが、これって右バッターボックスよりも一塁に近いんですよ。
だから如実に有利なんです。

例えばボクシングで左利きであれば、右利きより一般的に有利とされます。
ボクサーは、左利きの人間と対戦することが少なく、自身が左利きであれば、相手が慣れていないのに付け込むことが出来るからです。

しかしそのボクサーの関係性は、対戦相手が左利きだったら崩れてしまいますよね?


だが野球の場合は、常に左利きが有利なんですよ。
一塁に近いのは、相手に関係がない、絶対的事実なんですから。




はい、てなことで今日は国民的スポーツ野球について考えてみました☆
こう見てみると、非常に個性的輝きを放つスポーツだと言うことが分かりますね。

今後も長年にわたって、日本のスポーツシーンの代表であり続けることでしょう♪
ではでは~

W杯予選 神の手からゴール 

2009-11-19 | スポーツ
サッカーW杯欧州予選プレーオフ、フランス対アイルランド。
W杯行きがかかった、このあまりにも大事な試合で
以下のような出来事がありました。

まずは見ていただきたい。
フランス(青)の12番、アンリに注目です。



サッカーは、手でボールを扱えない競技です。
故意でなく手に当たったものは、ハンドの反則ではないのですが、
これは明らかな故意。

アンリは、「グッドプレイヤーだが、最低のスポーツマン」ですね。

彼は選手として非常に優秀で、現に今回もこの神の手によってフランスをW杯に導きました。
しかし、スポーツマンとして考えた場合は、最低な行為ということです。

これについてぼくは、とやかくどうこう言うつもりはありません。



ただ、
「明らかなハンドだ!審判は何をみているんだ!」 
という批判には、真っ向から反論したいですね。
ええ、3級審判のはしくれとして、意見を述べるべきと思いましてね。

結論から言うとこのハンドは、「審判の見落とし」などというレベルのものではなく、
神の目でしかチェックできないファウルといえましょう。

この位置のファウルは主審、並びにベンチとは反対側の副審(A2)がチェックするエリアです。

まずは副審ですが、当然アンリがいるのとは反対側のサイドラインに位置しているため、
ボールから40m近く離れています。
さらに、ゴール前に走りこんでいるフランスの5番がブラインドの役割を果たしており、
とてもハンドを見極めることは不可能でしょう。

次に主審ですが、ハンドの瞬間はゴール前の混戦状態です。
現にアイルランドの5番、並びに7番が、主審からアンリへの視界を遮る形となっており、
ハンドを判断するのは副審同様難しいでしょう。
万が一アンリとボールを確認出来たとしても、「故意に手に当てた」
ということも確認しないと、ハンドのファウルはとる事が出来ません。

今回のハンドが、いかに見極め難いものであるか
これでご理解いただけたかと思います。


ちなみに主審、副審のポジショニングにも、なんら問題がありません。
よってこのハンドを見極めることが出来るのは、
神の目を備える審判ということになります。
そんな審判は、世界中探してもいません。

「悪質なハンドがあった。
 その行為はファウルとしてとられなかったが、それもひっくるめてサッカーだ。」

今回の件は、そういうことだと思います。

ではでは~

日本代表新ユニフォーム

2009-11-09 | スポーツ
ども☆

本日、日本代表新ユニフォームがお披露目されました。


こう言っては何だが、あまりかっこよくないなと。

胸元の赤い四角がかっこ悪い。
スピード感がないんですよね。
もっと鋭角的にすべきでしょ。

まあ四角形のほうが、仕立てはしやすいんでしょうけど。


ちなみに↓が前ユニフォーム。


前回のほうがいいなあ~
ただ新ユニフォーム、前回と青の色合いを変えてきたのは良いと思います。
まったく同じ色では新鮮味がないですから。

今回のは濃い青になってますね。

まあとにかく、W杯での日本代表の活躍に期待しましょう☆
個人的には、サンフレッチェの佐藤寿人に是非出場してほしいです。

フレーフレー、寿人!!

【方法論】3級審判に受かるには

2009-10-20 | スポーツ
ども☆

4級との差額の登録費、数百円を振り込んでから約2週間。
届きました~。



左の水色が、今回届いた3級審判ワッペン。
ちなみに右の緑が4級のワッペンです。
これを胸に付けて、審判をするんです。


てなことで今日は、3級審判に受かる方法論でも延々書いてみましょうか。

GO!



一口に3級審判とは言っても、各都道府県によって試験実施の方法が異なります。
福岡県の場合は、以下の流れです。

①筆記&体力試験
 ↓
②実技試験

①をパスしたら②に行けます。
県によってはレフェリーダイアリー提出必須のところもあります。
すなわちそれにより、主審経験を例えば8試合をこなしたかの確認を取ります。

福岡県の場合は提出は義務付けられていません。


まず①から。
筆記試験は競技規則、17条までをとにかく暗記です。
約50ページ分ですが、そんなに分量が多いわけではありません。

Q.ボールの気圧は?

A.海面の高さの気圧で0.6~1.1

と、このようにどれでも瞬時に答えられるなら、普通にパスできるでしょう。
受験生のように競技規則を暗記用マーカーで塗りつぶして、赤や緑のフィルムで隠しながら覚えましょう。


体力試験は福岡県の場合、2400メートル12分以内でした。
よほど運動していない人でない限り、まず大丈夫な数字です。

県によっては、例えば50m走や、インターバル走を取り入れているところもあります。



 サッカーレフェリーズ2009-2010
 ↑非常に役立つ本です。


次は②の実技試験にこぎつけるまでを述べましょう。

とにかく試合をこなしましょう。
練習試合を何度か吹いたら、次は公式戦にチャレンジしたいですね。
やはり公式戦独特の緊張感みたいなものもありますから、慣れておいたほうが良いです。

審判経験を積む上で注意すべきは、なるべく3級以上の審判に自身のレフェリングを見てもらうということです。
自分の悪いところは自分で気づきません。
よって、上級審判のダメ出し無しでは合格は難しいでしょう。

毎試合見てもらうというのはちょっと無理かも知れませんが、せめて2試合に1試合の割合で見てもらいたいものです。

年代のカテゴリーも、出来れば多岐に渡るものをこなすのが良いですね。
高校生年代の70分ゲームを持つくらいの体力も備えましょう。



最後に②実技試験について述べましょう。
福岡県の場合は、①筆記&体力試験の合格時に県内の試験官のリストを渡されます。
そのリストの試験官に自らアポを取って、見てもらう方式です。
試験官は沢山いますので、日程調整がしやすく、すぐ受けることが出来ます。
また、試験は公式戦、練習試合どちらでも構いません。
この方式を採用している県は少ないのではないかな?

ちなみに試験は対象は主審1試合で、副審は対象ではありません。
他の県は、副審も試験対象のとこが多いみたいですね。


さて、審判実技試験当日を迎える前にやっておくべきことは何でしょう?


そう、リスペクトワッペン取り付けです。
巷で著しく不人気の、このワッペン。
確かにデザインセンスが「あちゃ~」という感じですもんね。

しかしそんな感情を押さえ込み、これをばっちり取り付け、隙のなさをアピールです。
ちなみに僕はフェアプレーワッペンを左腕に、リスペクトワッペンを右腕に装着して試験に臨みました。
まあ合否に影響はないと思いますが,念のためね。


そして試験当日。

水分は十分用意します。
試験前のグランドチェックも忘れずに。

・水溜りはないか?
・白線はちゃんと引かれているか?
・ゴールネットに破れはないか?
・コーナーフラッグは横に倒れてないか?
などなど。

ボールの気圧も忘れずチェックして、足りなければ空気を入れます。


ここまで来たら、あとは自身を信じて力を出し切るのみですね。

ファイ!!


てなことで今日は3級審判のとり方について簡単に書いてみました。
これをご覧になった無級の人、または4級審判の人、ぜひ3級にチャレンジしてみてください☆

きっと得るものはあるはずですよ♪

サッカー指導者講習会in湯布院

2009-10-16 | スポーツ
ども。
先日の3連休、大分は湯布院に行って来ました。



ええ、ナショナルトレセンU12九州と並行して、
指導者講習会も開催されたので参加してきたのです。

このナショナルトレセンには、九州・沖縄のサッカーが上手い12歳以下
(つまり小学生)が選抜されて54人集められているのでございます。

すごいですね~。

そしてわれわれ指導者講習参加者32名。
内訳はA級2名、B級4名、C級26名の陣容です。
僕はC級コーチのライセンスを持っていますが、
今回の講習に参加することで、40ポイントを獲得できます。

このC級コーチのライセンスを維持するには、4年で40ポイント必要なのです。
よって、今回参加した僕は、四年間資格安泰ということです。

まあ、ポイント獲得が一番の動機というわけではありませんが。


はてさて、会場の湯布院スポーツセンターですが、いいグランドです。
人工芝で2コート分ありますからね。

福岡フットボールセンターの人工芝と比べても、なんだかふかふかして柔らかい。
新しいからかな。

さて、初日はオリエンテーションの後、子供たちの練習見学。
やはり上手いですね~。

「ボールを常に動かせ!
 ボールをこねるな!」
の声が印象的でした。

ボールを足裏でとめていた子は怒られていました。
裏で止めるということは、自分が止まってボールを保持するということです。
つまりゲームに動きがなくなるんですね~。
また、ディフェンスに寄せられる時間を与えてしまいます。
う~む。


そして次は実技講習に入りました。
僕たちを指導してくれるのは、クロード・デュソー氏。
氏は日本サッカー協会テクニカルアドバイザーを勤めるフランス人のコーチです。

簡単なアップからいろんなメニューをこなしました。
手でのボール回し、パス展開からのシュート、ヘディングでのミニゲームなどなど。

終わりに少年たちのゲームを見学。
怪我して見学している子供がいたので、いろいろ話を聞いてみる。


Q 「サッカーを始めたのはいつ?」
A 「3歳」

やはりここに選抜されるような子供は、サッカーを始める年齢も早いですね~


Q 「リフティング何回できる?」
A 「千回」

僕は四百回なので、負けました~。
小学六年生に(泣)
まあサッカー暦は俺のほうが短いから仕方ないか。


Q 「将来の夢は?」
A 「プロ」

かっこいいですね~。
がんばれー☆

その後は研修室に戻って座学の講義を受けました。

これにて初日無事終了かと思いきや...

なんとここで、明日は指導実践を行うことが決定。
32人が4グループに別れて、指導実践を計画し実施することになりました。

お題は「シュート」
これに関するメニューを組み立てて、指導するのです。

指導内容は以下。
①テクニック
②タクティクス
この2つを20分でやります。

グループは年齢順に若い方から区切られ、僕はAグループでした。

さっそく明日のために、グループごとに別れ軽く打ち合わせをしました。
はてさて、どうなることやら...


~~~~~~~~~~~~~~~~~


翌朝、僕は例によって6時20分ごろ、大分の宿を出ました。
さて、朝は8時半にグランド着。

①のテクニックは僕が主に指導することになりました。
しかし喧々諤々の議論で、直前まで皆の意見がまとまらりませんでした。

さて、てなことで指導実践。
他のグループの方を指導していきます。

ぼくはフォーメーションで3人がボールに触れ、シュートまで持っていく
練習の指導をしました。

しばらく指導していると...

「テュルルルルルル」
はい、デュソー氏のストップがかかりました。
氏は笛を持たず、プルルルルルルと唇を震わせ笛代わりにします。

さて、ダメ出しの内容は?

「テクニックの練習なのに、一人に回ってくる回数が少ない。
 ドリル形式の練習は多くの順番が回ってこなくてはいけない。
 また、シュート練習なのに、シュートにたどり着くまでが長い。」

なるほど、そのとおりです。

また、別のコーチにはこう言われました。
「テクニック練習なのに、肝心のシュート技術その物への指導がなかった。
 軸足はこう、インパクトの体勢はこうだとかいう指導があってもよかった。」

たしかにフォーメーションに気をとられ過ぎて、技術のことを忘れていました。
うみゅ~



さて、お次は②タクティクスです。
これは①よりやや複雑なパターンで行います。

しかしこれにもやはりダメ出しが!
この練習では、攻撃側が両サイドにいる見方を使っても良いというものでしたが、
サイドの見方はオフサイドポジションもあまり意識していないため、リアリティがいまいちということでした。

氏いわく、リアリティのない練習はダメとのことでした。

てなことでわれわれのグループの指導実践終了~。
学びは多かったです。

てなことで次々グループ発表でした。

真後ろから来たグランダーのボールに反応して2タッチや3タッチでシュートする
練習の指導実践をするグループがありました。

いい練習だなと思いましたが...

「テュルルルルルル」
デュソー氏ストップの声が!

「確かに順番もすぐ回ってくるので良いが、
 斜めから走りこむように変えることで、
 よりリアリティのある練習になる」

とのことでした。
なるほど~ディフェンスの裏に走りこむイメージですね。
「実際の試合に多くある場面を練習するのがよい。
 あまり出てこないような場面を練習するより効率がよい」
とも言っていました。

また、他に氏の言葉で印象的だったのは、
「これが何の練習なのかを意識しろ」
ということでした。
シュートならシュート、キープならキープ。
「一見して何を目的とした練習かが誰の目にもわかる」
それが良い練習なのですね。

シュートを目的とした練習をやるのとします。
シュートにたどり着く前に、ディフェンスにカットされる場面が多い練習は、
シュートの練習とは言えませんね。

つまりはそういうことです。


まあお金はかかりましたが、またサッカーを少し深く学んだ
講習会でした。

明日は3級審判二次試験(リベンジ編)

2009-09-21 | スポーツ
ども。

急遽明日午前中、3級審判実技試験受けることになりました。
予定が前倒しになりました。
ほんと、どきどきです。

前回(17日前)の実技試験落ちてるから、これで二度目の受験ですね。
落ちてから、4.5試合笛吹きましたよ。
これで今回も落ちたら、めちゃくちゃヘコむと思います。




↓何せ見てください、この5連休の僕の日程を。

19(土)主審
20(日)主審
21(月)主審
22(火)主審(3級実技試験)
23(水)安息日

いずれも練習試合ですが、4日連続主審とか僕の生涯において今後二度とないでしょうね(笑)
まあこんな過酷な日程をこなせるほど、早く3級取得してすっきりしたいということです。
「ただ暇なだけである」という説もありますが。


降水確率50%で雨が心配。
まあこればっかりはどうしようもありません。
試験は高校生の70分ゲーム。

明日も六時半起床。
合否は神のみぞ知る。
ベストを尽くしてきます!


3級審判実技試験への道④

2009-09-19 | スポーツ
ども☆

今日も審判しました。

朝7時半には家を出ます。
休日ですが、平日会社に出る時より朝早い。
5連休は良い滑り出し。

中学、高校合同の練習試合を25分を3本やりました。
前回、2週間前の3級試験のすぐ後に25分を1本こなしたので、これでキャリアは計11試合となりました~。

2週間ぶりだったので、最初の10分くらいは試合感を取り戻せませんでしたが、
徐々に慣れ、落ち着いて出来ました。

今日の反省です。


【良かった点】

・ファウルはバシバシ取れた。
 ファウルを取れなかったのが、前回3級試験を落ちた最大の原因なので
 これを今日は気を付けていました。

・ファウルの指し違いも無かった。
 やはり自チームの審判をすると、どちらがどちら攻めかが分からなくなることが
 無いので、楽ですね。



【悪かった点】

・ボールを注視しようと姿勢が悪くなるときがある。
 なかなか癖を直すのは大変だ。
 明日は背筋を伸ばすことを、気をつけよう。


・スローインの位置が離れているのに、気づいた時には既に遅く笛を吹けなかった。


・オフサイドの際は間接フリーキックなので手を真上に挙げるが、
 真上ではなく斜め上になっている。

 コーチに指摘されて初めて気づきました。
 手を挙げながらバックステップすると、どうしても斜めになりがちなので、
 気をつけねばなりません。


・ボールがタッチラインから出たが、依然インプレーに見える際は笛を吹いて
 ボールが出たことを明示しますが、この笛を吹き過ぎてる。
 要するに、そこまであいまいではない場面も時々吹いてしまっている
 ということです。
 これもコーチに言われるまで気づかなかった。


・アドバンテージをとる場面で、普通に笛を吹きプレーを止めてしまった。


・ゴール後、バックステップでコート中央へ戻れていない。
 3級試験の際、「ゴール後は両チームいざこざが起きやすいから、監視の意味で
 バックステップで中央に戻るべき」と言われましたが、すっかり忘れておりました。




今日はファウルを取れたので良かったです。
この出来だと、なんだか3級合格いけそうと思いましたね。
この調子でまた笛吹いてきます。 

サッカー審判クイズ

2009-09-13 | スポーツ
ども☆

試合負けました~(泣)


さて、気分を入れ替えてサッカールールクイズでもしましょうか。
ちなみに答えは僕の独断と偏見が混じっております。
悪しからず。
3問出します。




【1】オフサイドでは無い時の副審アピール


 オフサイドラインぎりぎりで飛び出した選手にボールが渡りました。
 非常に際どいタイミングでの飛び出しです。

 さて、副審はオフサイドではないことをアピールするために、
 どのようにジェスチャーしたら最もよいでしょう?
 A~Cから選択してください。
 尚、以下の選択肢はすべて走りながらの行為と考えてください。

 A.旗を下にして振り、オフサイドでないことをアピールする。

 B.なにもジェスチャーしない。

 C.コートとは反対側の手を斜め下に向け、オフサイドでないことをアピールする。


 さて、どれでしょう?


 答えは....

 
 C.コートとは反対側の手を下に向け、オフサイドでないことをアピールする。
 
 でした。


 A.の場合は旗を振ることでばさばさと音が鳴り、音響の面から、旗を挙げた場合と混同しやすくなります。

 B.の場合は主審が「ちゃんと副審はライン見えてたのかな?」という
 小さな疑念を生じてさせてしまいます。
 よって、及第点ではありますが、親切な副審とは言えませんね。
 
 よってC.のように「ラインちゃんと見えています、オフサイドではありません」と 明示させる方法が良いでしょう。
 通常の対角線であれば、副審はゴールへ向かって走るとき左手でフラッグを
 持っているので、このような場合右手を斜め下にして走ることになります。


 
【2】フリーキックの距離


 さて、相手のゴール近くで攻撃側のフリーキックになりました。
 ゴールからは角度的にも正面に近く、直接ゴールが狙える位置です。
 守備側の壁がFK位置から近いため、攻撃側から「壁近いよ!」と指摘されて
 主審は壁を下げさせることにしました。
 
 このときは、ご存知のようにボールから9.15mの距離を守備側はとらねばなりません。 
 主審はどのように9.15mの距離を測るのが良いでしょう?


 A.目視

 B.ボールから壁方向に歩いて計る

 C.ボールから後ろ向きで壁方向へ歩いて計る



 答えは....


 C.ボールから後ろ向きで壁方向へ歩いて計る

 でした。

 A.目視 の場合は、余程自信のある人は測れるでしょう。
 しかし、周囲に与える納得感が薄い気がします。
 
 B.ボールから壁方向に歩いて計る
 これはどうでしょうか?
 確かに前を向いて歩くのだから、正確に測れるでしょう。
 前を向いて歩くので、人にぶつかる心配もありません。

 しかし、その間ボールから目を離してしまうことになります。
 攻撃側は、その隙にボールを少し前にこっそり移動して自チームに有利に
 運ぼうとするかもしれません。
 よって、
 C.ボールから後ろ向きで壁方向へ歩いて計る
 が最も薦められる計測法と言えましょう。

 昨日見た1級審判の人もそうしてました。
 
 
 

【3】スローインから直接ゴールへ

 攻撃側のスローインが、直接相手ゴールに入ってしまいました。
 さて、主審の正しい判断はどれ?

 A.ゴールインとみなし、センターサークルを指す。

 B.守備側の間接フリーキックとみなし、ゴールエリア内から間接FKをさせる

 C.守備側のゴールキックとみなし、ゴールキックをさせる。


 はい、答えは....

 C.守備側のゴールキックとみなし、ゴールキックをさせる。
 でした。

 サッカーは足でするスポーツなので、手で直接得点の選択肢Aは有り得ません。
 ちなみに僕は今日まで、選択肢B.守備側の間接FK と思っていました。

 勘違いですね。
 いや~、お恥ずかしい。



 てなことでまた~☆

【不合格】3級審判二次試験

2009-09-06 | スポーツ
ども☆

昨日はついに、3級審判二次試験でした~!
今までやってきた、主審8試合、副審3試合の経験をぶつけるのみ!!

例のごとく朝6時台には家を出ます。
サッカーがある最近は、休日でも朝早いっす。

今日は中学生の公式大会50分ゲームを僕が裁きます。
それをテスター(試験管)が採点し、合否を決めます。

福岡県の場合、見てもらう試合は練習試合でも、社会人の試合でも何でも良いです。
僕は主審8試合こなしたので、このタイミングで受けようと思い、当試合での試験となりました。

副審には、ぼくのチーム内の経験豊富な無級の方、3級の方についてもらい、抜群のサポート体制が敷かれています☆
この大会の副審は中学生でも可なのですが、やはり呼吸の合う人についてもらった方が、やりやすいですもんね。



てなことで、試合前。

ペナルティエリア内のファウルは、主審である僕がとることを確認。
シークレットサインは慣れてないので使用せず。

両チームから出してもらった試合球は、気圧0.8に揃えました。


前半は特にファウルも多くなく、1-0で終了。
なかなかいい感じか。

後半は少しファウルも多くなった感じでしたが、僕の体力も持ち、無事走り切りました。

2-1でタイムアップ。
合否は予測出来ず。

試合終了20分後から、テスターの人によるフィードバックが行われました。

いやはや、いろいろな指摘がありました。
以下列挙します。


------------------------------------------------------------

・前半はまあ許容範囲内だが、後半は特にファウルが取れていない。
 
 →後ろからのファウルが特に取れていない。
  後ろからというのは、悪質なものだから、とらないと選手を危険にさらします。
  後半は3分の1程度しかファウルを取れていなかったようです。



・争点に直線的に近づいてしまっている。
 
 →直線的に走らねば間に合わない場合は仕方ないが、一般的に争点には
  横から入るように。

  

・バイタルエリア(ペナルティアーク付近)に入ってしまっている。

 →ここは、得点機会にからむ重要な場所なので、審判はなるばく立ち入らない方がよい。
  僕はここに入ってしまい、プレーの邪魔になっている。



・姿勢悪い。
 
 →プレーを注視する際に覗き込むような姿勢になるが、立ち姿が美しくない。



・ゴールした後静止してセンターサークルを指す。

 →僕は副審と目を合わせ、ゴールの確認をした後センターサークルを
  指しながら走って中央に戻っていましたが、これはよくないようです。

  副審と目を合わせた後は、立ち止まってセンターサークルを指し、  
  バックステップでセンターサークルに戻ることが良い。

  なぜなら、ゴールを決められた選手が、むしゃくしゃして相手チームに
  あたり、騒動が起こる危険性があるのです。
  だから主審は、その騒動が起きないかを監視する意味でも、
  バックステップで中央に戻ったほうが良いようです。



・ゴールしたが、依然インプレーに見えた時の笛ならびにジェスチャーが小さい。

 →通常ゴールした後に笛は吹かれません。
  しかし、ゴールインしたが、依然インプレーのようにボールがプレー
  されている時は笛を吹いて止め、センターサークルを指します。

  しかし僕は笛ならびにジェスチャーが小さかったようです。
  ゴールは試合の大きな区切りであり、最も重要な場面なので、
  分かりやすく知らせる必要があるのですね。



・アドバンテージの声、ならびにジェスチャーも大きく。

  →上記指摘と同様のことですね。



・止める笛、再開の笛をきちんと吹く
 
 →ゴールキックの際、ボールの位置がずれていたのを副審が気づいて、
  旗で僕に合図しました。
  注意を促すために、僕は笛を吹きました。

  しかし、一回吹いたのなら、再開の笛もあった方が良いとのことでした。



・スローインの位置違いは厳しく注意する

 →スローインは、攻撃の際の重要な要素なので、位置が違っていたら、
  きちんと注意して修正させねばなりません。
  ひどいチームは5メートル、10メートルもわざと前方に移動し、
  スローインをしてくるそうです。

  よって、50センチや1メートルなら良いが、それより位置が違うようだと、
  注意するべきだそうです。
  こういうのはなるべく早いうちに芽を摘まないとダメなのですね。

  「たかがスローイン」という意識ではいけません。



・負傷で倒れているプレーヤーに気を取られすぎない。

  →負傷して倒れた選手に気を取られて、続行中のボールから目を離して
   しまう場面がありました。
   主審は走りながらも倒れた選手を確認して、選手が頭から落下した、
   多量の出血等の重大事以外は、プレーを続行させてかまわないそうです。


--------------------------------------------------------

いやはや、いろいろありますね。
試合時間50分に対して、そのフィードバック90分!
長い!

しかし丁寧に説明されたので、次回からの試合に生かせます☆
ありがたいことですね。

てなことで不合格でした。

やはりファウルが取れていないのが、最大のネックだったようです。

テスターの方には、あと3、4試合笛を吹いてまた受験するよう言われました。
今回指摘されたことを修正し、3、4試合主審こなせば、
次回の試験では大きなミスがない限り合格するだろうとのこと。

経験積んで、また1ヵ月後くらいには受験したいですね。


「若いから2級も視野に入れては?」
とも言われましたが、そこは固辞。

2級に受かるには、3級合格後になんと2年かかるのですよ。
月1で講習、それに審判割り当て。
おまけに体力テストも3級より基準が厳しく、3000メートル12分で走りきらねばなりません。

審判の世界も大変なのですよ。
Jリーグの笛を吹くのは1級審判ですが、いかにすごい人たちなのか分かりますね。



まあてなことで、次回挑戦に向けてがんばります!!