ざっくばらん(パニックびとのつぶやき)

詩・将棋・病気・芸能・スポーツ・社会・短編小説などいろいろ気まぐれに。2009年「僕とパニック障害の20年戦争出版」

藤井、ついにA級へ

2022-03-10 13:05:07 | 将棋

昨日の順位戦B級1組最終局で藤井聡太竜王が佐々木勇気七段を下して10勝2敗とし、A級昇級を決めました。

すでに実力ではトップにはなりましたが、順位戦は飛び級もなく、ひとつずつしか上がれないので、格が実力に追いつけませんでしたが、ついに名人挑戦を争う最高リーグに入りました。

 

まだ最年少名人の可能性はあります。記録保持者は谷川浩司九段ですが、来期のA級順位戦で1位になり名人挑戦権を得て、名人に勝てば、谷川九段の記録を四ヶ月程、上回ります。

「記録は意識しない」と藤井竜王は常々、口にしていますが、もし例外があるとしたら最年少名人ではないでしょうか。

小学生時代の作文に「将棋の横綱になりたい」と書いた藤井少年。横綱は明らかに名人を指しています。憧れた名人。そしてその最年少記録保持者が憧れの棋士である谷川九段。意識しても不思議ではありません。実現の可能性は5割程ではないでしょうか?

 

ここで藤井竜王のライバルに名乗りを上げそうな棋士を3人挙げておきます。ひとりは最年少名人に立ちはだかるであろう斎藤慎太郎八段。タイトル獲得経験もあり、2年連続A級1位は凄いの一語に尽きます。

あとの2人は藤井君と同い年の伊藤匠四段ともうひとりは服部慎一郎四段。この同世代の2人とは名人戦以外のタイトル戦で近々、顔を合わせることになりそうです。

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