ざっくばらん(パニックびとのつぶやき)

詩・将棋・病気・芸能・スポーツ・社会・短編小説などいろいろ気まぐれに。2009年「僕とパニック障害の20年戦争出版」

名倉潤、うつ病公表

2019-08-03 22:04:30 | Weblog
ネプチューンの名倉潤さんがうつ病を発症し、2カ月の休養が所属事務所から発表されました。約1年前にヘルニアの手術を受けたそうですが、その手術後の侵襲によるストレスが原因のようです。名倉さんとうつ病は結び付きませんが、強いて言えばネプチューンのリーダーであり、責任感の強いイメージがあります。今回のようなヘルニアでの侵襲が原因とされるのは非常に珍しいことだと聞きました。おそらく責任感の強い名倉さんは腰の状態が万全でないまま仕事に復帰し、そうした無理がたたって心にダメージを追ってしまったのだと思います。

うつ病になる前の状態としては自律神経には交感神経と副交感神経があって、交感神経優位の状態が続くと、この状態が危険と判断され一気に副交感神経が支配してしまうようです。そのため、朝、起きる気力もなく、様々なことに興味を失ってしまう状態になります。多忙なスケジュールの中でよく1年我慢したと思います。名倉さんも50才なんですね。自分と同世代の人がその大台に次々と到達していきます。女性は更年期障害になりやすい年齢として認知されていますが、男性も40半ば過ぎからは、気分が落ち込みやすい年齢なのだと思います。また男性の場合、自殺が多い年代でもあります。

自分は他人のことを気にしている場合ではないんですけど、最近、同級生や同世代のことが気になります。このブログにも書きましたが同級生とばったり出くわしたり、「永遠のとなり」という小説のテーマは50を前にした男の苦しさが描かれていて、こないだ読み終えた東野圭吾の「同級生」は推理小説ですが、青春小説の側面もあり、懐かしい気持ちになりました。僕は18からは早く老人になりたいと思って生きてきました。しかし、それはタイムマシーンで時空を超えるという意味で、その半ばの道は経験したいとは思いませんでした。パニック障害、うつ病である自分がこれ以上できないことが増えていくのですから、漠然と瀬戸際なのかなあと思いますね。


最近、チェッカーズの「Friends and Dream」をよく聞いています。チェッカーズブームはとっくに去った後の曲ですが、この曲がチェッカーズのその後とも相まって、心を揺さぶられるものがあります。何だか本当に生きることに疲れたなあと。同年代の人たちもまたそんな思いを抱えながら、生きている人がかなりいるのかなとも思います。何だかんだ若い人たちは楽しそうに映ります。若さって生きる上で凄い力を秘めているのだと改めて思います。

名倉さんに戻りますが、渡辺正行さんが用意してくれた舞台で若き日の爆笑問題、クリームシチュー、ネプチューンがネタで競い合い、後に皆がブレイクし、やがて渡辺満里奈さん、マリーナの夏と結婚した時代が彼にとって最も幸せな時代だったのかなと想像します。最近はバラエティーも見ないけど、ゆっくり休んでいつの日にか弟たち二人を生き生きと突っ込む名倉さんの姿を見れればと思います。  
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする