9月の半期決算を終えたからか、飲み会の予定が怒涛の勢いで入ってきます。
まあ、それは大げさだとしても、やはり会社の仲間との会となると、休みは皆似たり寄ったりなので、
うっかりしているとダブルブッキングという最悪のケースになりかねない。
ダブルブッキングで辛いのは、「来週なら(明日なら)空いてるのに!」という気持ち。
世の中ってうまくいかない。
飲み会の日程ひとつにも、世の中の縮図を感じてしまいます。
さて、プロ野球。
金本が、今岡が、平尾が、北川が・・・
引退していった。
金本は、いまだに「広島の金本」という気がする。
阪神に来てからの活躍も凄かったけれど。
最後のほうに何年かは、見るに耐えない守備とか、けっこうヒドかったけど。
今岡は、打点王のときの記録がすごいけど、個人的には首位打者のタイトルのほうが意味合いを持っていたと思う。
ポーカーフェイスでいとも簡単にヒットを打ってひょうひょうとしている姿が忘れられない。
平尾は、「俊足巧打の内野手」のイメージとは違う、実は熱い選手だった。
その良さは、阪神から西武に移籍してからのほうが発揮された。
西武に移籍した直後に、ファールフライを捕球しようとしてフェンスに激突し、シーズンを棒に振った。
ちょっと怪我の多い選手だったけど、そのたびに復活して、代打として活躍し続けた。
09年の日本シリーズでの目覚しい活躍が、忘れられない。
北川。
すべては01年の優勝決定打。
この年、すでに30歳になる北川は、阪神から半ば戦力外的な意味合いでトレードに出される。
近鉄に移籍後すぐに、プロ初ホームランを打つと、そのまま代打の切り札として定着。
そのシーズン、近鉄は優勝するわけだが、それを決めたのが北川。
史上初。代打逆転満塁サヨナラ優勝決定ホームラン。
たぶん、今後も誰も成しえない記録。
野球漫画でも描ききれないような、うそみたいな試合展開。
打った瞬間飛び跳ねる北川。両手を挙げてベンチから走り出してくる中村紀。
あの瞬間、野球ファンのほとんどが近鉄いてまえ打線に惚れてしまっていたはずだ。
そういえば、石井琢も引退。
もちろん、98年の横浜マシンガン打線を忘れるはずがない。
皆、引退していくんだね。
誰よりも凄かったような選手が、それでも必ず若手に負けて、ボロボロになって引退していく。
それは確かに寂しいことだけど、
その繰り返しで、プロ野球のレベルが上がっていくのだと信じたい。
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