Skb-RS ~ロードスターはじめました~

北海道でロードスター(NB8C)と
デミオ・スポルト(DE5FS)を放し飼いする日記。

sakubunの復調の兆しは見えないが

2009-11-22 00:12:32 | クルマ
スズキ・キザシが、デビューしたということで。


何年も前から、キザシのコンセプトモデルはモーターショーに出ていて、そのコンセプトカーは、もっと大柄なボディで、V6の3リッタークラスのエンジンを積んでいたから、


その感覚からすれば、今回の市販化されたキザシは、ずいぶん普通のクルマに落ち着いたな、という印象をもってしまう。

が、


実際のところ、2.4リッターの4気筒とは言え、ボディはレガシィやアテンザ、VWパサートと同じクラスの大きさ、で価格は270万円以上~。


スタート価格だけで言えば、レガシィよりもアテンザよりも、1クラス上です。


なぜ、いま、しかもスズキが、こんなモデルを出したのか、は疑問です。

1日も早く、欧米で認められるフルラインアップメーカーになりたい、という思いからでしょうか。




デザインは非常に魅力的な良いデザインだと思う。
現行スイフト、現行ワゴンR,エスクード・・・スズキのデザインはシャープで高品質な感じを表現していて、カッコイイ。
(一方で、パレットSW、現行アルト等、ゲボが出そうなデザインのモデルも存在する。。。)


キザシはしかし、スイフトやエスクードのような、直線貴重でシャープなデザインのテイストとは少し方向性が違って、柔らかい線と面で構成されている。

それ自体は良いのだろうけど、どうも4つ角を丸くそぎ落としすぎたからだろうか。
そして、中央部を盛り上げすぎてるからだろうか。

ズングリと丸っこい印象を受けて、クルマ自体が小さく見えてしまう。



例えば、BMWの3シリーズも、同じくらいの大きさのクルマで、あれも角を削いで、ズングリさせて小さく見せようとしているデザインだけど、この場合3シリーズはBMWのセダンのエントリーモデルとしての位置づけ上、あえてそうしていると言える。

一方で、アテンザや、レガシィ、アコードでも、少しでも長くワイドに見せようとする工夫が見えるデザインだ。
3者とも、ボンネットを長く見せようとしたり、フェンダーを強調したり、トランクリッドやルーフを左右に水平にする等してワイド感を出している。


ところが、キザシでは、日本車には無い、BMW3シリーズ風の小さく見せるデザインなのだ。
むしろ3シリーズ以上に、真ん中を盛り上げて湾曲させるラインが随所に見えて、本当に1クラス小さいクルマに見えてしまう。

アクセラかシビックくらいに見えてしまうのだ。
ただ、そのクラスにはスズキにはSX4があるんだけど。


キザシは、デザイン自体は魅力だけど、このように小さく見せるデザインがどうなんだろうかと思う。
スズキが、いままでの殻をやぶって、初めてプレミアムセダンのクラスに進出するというのに、なんで小さく見せるデザインなんだろうか。。。

もっと、エスクードテイストのデザインで、シャキッとデカく見せて(そうすると、アコードに似た顔になったかも知れないけど)、それで良かったんじゃないだろうか、って思った。



そんな、スズキの余計な心配を勝手にさせていただいた。

ただ、キザシのデザインそれ自体はすごく良いとおもうのだ。

値段は少し高めだ。
事実、内容にもオカネがかかっているということなんだろうけど、ただ、アテンザ、レガシィよりも高い価格というのは、ちょっと戦略性に欠ける設定じゃないか、とも思った。



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2 コメント

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そーか (hagaeru)
2009-11-23 00:10:25
ほうほ…、え?いやSX4と同じ顔(r


…それにしたってズングリムックリな印象はやはり受けますよねw
屋根が高いからか?内装もあんまり(スポーティっちゃあスポーティだけど)。レガシイ、アテンザより1クラス上なら、アコードとかX相手なの?

…コメに困るというか、む、むずかしいですねぇw
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>hagaeru (sakubun)
2009-11-23 00:43:15
や、カッコイイとは思うんだけどねw

ただ、ポジション的にどうなのかな?っていうのが、デザインとか価格設定から、考えてしまいますね^^

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