Skb-RS ~ロードスターはじめました~

北海道でロードスター(NB8C)と
デミオ・スポルト(DE5FS)を放し飼いする日記。

日本シリーズがもうすぐ

2009-10-28 00:41:28 | Weblog
阪神が、CSの進出を決めれず、

楽天が大健闘したとはいえ、CS第2ステージで惜しくも日本ハムに負けたことで、なんか心にぽっかり穴が開いてしまったような毎日だ。

あまり関心を持てない日本ハムvs巨人の日本シリーズが、なんとか今のささやかな楽しみだ。


日本ハムvs巨人の日本シリーズの見所。

① 両軍、チーム力の高さという意味で共通。かつての巨人のような個人個人で好き勝手やる野球じゃない。
主軸が繋ぎに徹する野球という意味では、どちらも似ている。
試合の最後まで何がおきるかわからない。大逆転劇も有り得る、そういう強いチームだ。


② 日本ハムの、林、二岡。巨人のマイケル、工藤。木村拓。小笠原。
 古巣との対決が面白いだろう。
 

③ メンタル的な意味でのチーム力として、強い両軍だけど、
 チームカラーとしては、やはり巨人は重量打線。これに足を絡め、守備力も備わった完璧な強さ。大道、李、谷という代打もめちゃくちゃ層厚い。
 日本ハムは、個々の戦力は見劣りしまくるものの、なぜかノリ出したら止まらない雰囲気。全員が、ここぞという時に打つから、成績以上の活躍をする。
スレッジがその代表だ。日本シリーズでもスレッジは大事な場面で打つだろう。



個人的には日ハムでは稲葉という選手が好きだ。
まぁ、日本代表にも選ばれるくらいだから、当然、良い選手なんだけど。
稲葉の興味深いところは、日本ハムに移籍してきてから、成績が上がっていることだ。もう37歳。移籍してきたのが、32歳か33歳だから、選手としては衰えが出てきても良い年齢のはずなのに、だ。


そもそも、稲葉はヤクルトで、プロ1年目(95年)から一軍で活躍。
このとき、巨人戦でヤクルトのブロスがノーヒットノーランを達成した試合で、試合の終盤、ライトへのヒット製のライナーを前進してダイビングキャッチした。このプレーで、稲葉という選手を知ったけど、未だに目に焼きついているファインプレーだ。
3年目の97年には、21本塁打を打って、ヤクルトの優勝に大きく貢献した。
2001年にも25本塁打で、ヤクルトの優勝に貢献。

もともとが、走攻守そろった選手だった。
けど、この97年と01年以外は、逆にケガで戦列を離れたり、シーズンを不調のまま終えることも多かった。
シーズン通して活躍したのは、この2シーズンくらいだったはずだ。
それ以外のシーズンは、三番・外野のポジションを、副島や佐藤真、高橋に奪われかけたりした。


そういった選手だった稲葉。
日ハム1年目も、打率は.270そこそこ。
ヤクルト時代の、普通のシーズンと変わらない。
それが、2年目の2006年には、自己最高の26本塁打で、自身初の3割。
チームも優勝。
07年には首位打者。17本塁打。チームも連覇。
以降、今年まで4年連続3割。


プロ野球で、強打者がベテランになってパワーが衰えてくるに従って、アベレージヒッターに転向していくことは、よくある。
けれど、稲葉の場合は、むしろこの4年間、ホームランも増えていて、かつ打率も上がっているのだ。

37歳となっても尚、守備、走塁で衰えることがない。
いまだに俊足、強肩の外野手だ。

日本ハムは、北海道移転後の大事な時期に、良い選手を獲得できたものだ。







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