今年は阪神を応援しない宣言をしていたのに、結局は少しだけ(むしろ大いに?)気にかけていたのに、それも無駄に終わった。
クライマックスシリーズ第1ステージで、甲子園を舞台にしながら、巨人に2連敗して敗退となった。
とくに2試合目なんて、完璧価値試合を、久保田、藤川が打たれて逆転されて終戦。
ちょうどそれを待った形で、直後に星野SDの阪神退団が発表された。
星野、矢野が阪神から居なくなる。
去年は赤星も去った。
そして久保田と藤川が打たれた。。。
2000年代の阪神タイガースの時代が一区切りついた、象徴的な時だった。
2000年と2001年は最下位で、ヒドいチームだった。
それが、星野監督が就任すると、2002年は4位、2003年にはついに優勝、その後も常に優勝争いをするチームとなった。
星野監督は阪神の監督に就任すると、すぐに大型補強に乗り出した、というのは一般に言われることだ。
しかし、現実としてはむしろそれまでの阪神の戦力がヒドすぎた。
新庄がメジャーに行ったのに、ろくな補強をせずに、晩年の大豊や広沢が日替わりで四番を打つようなチームだったのだ。
星野監督が就任してまず獲得したのは、片岡とアリアスだった。
片岡は、クリーンアップを任せられて安定した打率を期待できたし、アリアスはオリックスでプレーした経験があったから最低限の働きは計算できた。
なにしろそれまでの阪神は10年くらいまともな外国人に恵まれてなかったのだ。
これでようやく、いくらかマシな打線が組まれるようになると、それと同時に桧山、矢野、今岡あたりが実力を完全に発揮した。
それだけでまたたく間に、リーグ屈指の打線が完成した。
星野監督のときのチームは、このように補強によってのみ強くされたチームではなくて、的確な補強が既存の戦力に刺激を与えて、相乗効果で良くなっていった感があった。
メンタル面でも強かったと思われて、どんな負け試合でも、最後の最後まで何があるか分からない感じがあって、実際に何度もそういう試合をひっくり返した。
「チーム一丸となって」という感じだ。
今の阪神は違う。
「西の巨人」とも言うべき、責務に負われたパワプロ的補強。
戦力はそろっている。
打てない選手がいない。
でも、弱い。
絶対に負けられない試合で、勝てない。
勝ちそうにさえならない。
シーズン2位だった凄みがない。
作られただけの強さだから。
以前の巨人のよう。
生え抜きが頑張っている今の巨人のほうが、まだマシ。
来年からは楽天だけを応援しようと思う。
最近はそんな感じで、野球もつまらないから、
グランツーリスモ4をやってますw
GT5が(延期になったとはいえ)もうすぐ発売ってことで、買おうかなって考えてたら、なんかとにかくやりたくなってきて、プロローグも持ってないので(っていうかPS3が無いので)、とりあえずGT4を引っ張り出して、やってます。
もう6年も前なんだね、これが出たの。
でも、ぜんぜん古さ感じない。
よく出来てるわぁ・・・。
素晴らしい。
ただ、車が新しいのが無いことだけが、古さを感じる点。
アウディR8とか、NCロードスターとか、BMW現行M3とか、まだ出る前だもんね。
野球でも、車でも、確実に時代は変わってるんだな。
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