Skb-RS ~ロードスターはじめました~

北海道でロードスター(NB8C)と
デミオ・スポルト(DE5FS)を放し飼いする日記。

「正しい日本語」かどうかより「伝わる日本語」か、どうか

2009-06-11 23:37:41 | Weblog
若者を中心に、日本語が汚くなっていってる、とか

そういうことを言う大人はたくさん居て、


そういうことは下らない考え方だと思うので、それをこのブログでも3回くらい書いたと思う。



そんな、ダメな日本語の典型的な例として「ラ抜き言葉」なんていうのが挙げられる。


俺には、「ラ抜き言葉」は便利に思えてならない。


だって


「豚が食べられる」



という文章。
これじゃ分からない。

豚が、人間に食べられてしまうのか


太郎は、豚を食べることが出来るのか。




だから、口語的に人々は
前者では「食べられる」
後者を「食べれる」


と、言い分けてきたんだと思う。


進化系のはずだ。

文法的な詳しいことはわからないけど。


他にも丁寧な意味での「られる」ということも考えられてしまう。






そんなことよりも、もっとおかしな言葉が、あまり注意されることもなく社会で横行していることのほうが俺は気になる。

「等(とう)」という言葉が、嫌いだ。


「質問、意見等(とう)ございますか?」とか、

会議の締めで、ついつい言ってしまう。


「質問と意見以外に例えば何がありますか?」と逆に問いたくなる。



「その他、不具合等がございましたら、弊社まで連絡ください」みたいなことが、商品の取り扱い説明書に活字でも登場する。



それどころか


「○○等に関する法案」みたいなことが、ニュースや国会でも飛び交う。

たとえばいまyahoo等で検索等してみただけで、まず

「ホームレスの自立の支援等に関する基本方針」(厚生労働省)

なるものが出てくる。

「支援等」と言うけど、支援以外に何があるだろうか。
支援という言葉自体、ずいぶん広い意味を持っているというのに。



とりあえず「等」とつけてお茶を濁しているように感じてしまって、スゲー嫌いだ。





「たぶん絶対」なんて言葉を使う人もいる。
わけがわからない。


「絶対に○○しそうです。」とか。


「絶対」のランクを下げすぎ。







まぁ、要するに、人それぞれってことだと思う。


人それぞれ、気になったりならなかったり、言葉に色々な思いがあるだろう。
誰だって何か間違った言葉を使っている。

そんなもんだろう。

いちいち「ら抜き言葉」や、流行ってる俗語ばかりを叩く風潮自体が全くおかしいのだ。


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