Skb-RS ~ロードスターはじめました~

北海道でロードスター(NB8C)と
デミオ・スポルト(DE5FS)を放し飼いする日記。

旅 後半戦@山形→遠野

2006-08-18 00:12:43 | Weblog
さて、旅です。
山形にあまり長居しても、自分にとってメリットは薄そうだったので(嘘

休みも後半戦ということで、次の宿となる岩手県遠野を目指します。
カッパの故郷として有名な町です。

カッパとかそれらにまつわる物語で有名な小さな町です。



どういうルートでいくか、迷いました。
大ざっぱに言うと、奥羽山脈の左側を行くか、右側を行くか、です。
そのために、どこで山脈を越えて右側に出るのか、という問題です。

高速を使うなら、先に右側に出るべきなのですが、そっち行ったら仙台があって、混みそう。

というわけで、左側で、おとなしく山形県内を北上します。
(西と東を、左とか右とか言って、馬鹿丸出しですね;)





山形駅の西口は、再開発中でしょうか、とってもキレイで大きな建物が、どんどん出来ている感じです。
東口とはあきらかに違う雰囲気なので、初めて来た俺も
「このへんは変わったねえ」

と、言いたくなる雰囲気でした。




さらに北上を続けます。
まだ午前中なのに、もはやオープンは耐え難いほどエモーショナルな温度。
というか、熱射。

天気いいけど、もう屋根あけてられませんよ、の図が上の写真。
閉めたら閉めたで、「あらかじめ暖められてあるビニールハウス」が完成するだけですが・・・。
青看板見て、ここがどこか分かったら、モンテディオ山形vsベガルタ仙台戦ご招待。
「湯沢 金山← →山形 尾花沢」





天童市は、将棋の町なので、いたるところに「王将」の駒がありました。
市役所にもあったくらいです。
皆、必死なんだな、と思いました(意味不明
俺なんて、社会ではどうせ歩兵です。




その後、山脈を越えるべく、山道に入ると気温も下がって
再びオープン。
すると、温泉郷。



鳴子です。

「桃鉄」で、こけし土産屋の物件がある駅なので、こけしで有名なのは知っていましたが、

町域に入るや、「ようこそ鳴子温泉へ」の看板とともに、

これまた巨大なコケシ登場。



怖えーって・・・。


風車がデカイのよりも怖えわ。

写真にも納めなかった。



さらに走っていくと、すこし道がうねり始めて、良い塩梅。




こんな細い国道です。
中央線もありません。

それでも舗装はされているので、
「酷道」と言うにはまだまだ甘いんでしょう。
すれ違うのも、まぁちょっと緊張してやればいいだけの話。
しかし、途中ひとつ、

かつて見たことのないくらい古いトンネルがありました。
わずか数十mのトンネルが、どうしてこれほどまでに暗くなっているのか不思議なくらいのトンネル。
そのトンネルを通ったら、人生のトンネルにも突入してしまいそうな、おぞましい古さのトンネルでした。
作られたのが大正時代だといわれても何の疑問も感じません。

そこを通るとき、オープンにしてなくて良かったと、つくづく思いました。





午後6時過ぎ、ようやく遠野市着。
ちょっと遅刻。

一関から北上まで高速乗ってこれでしたから、危ない危ない。


しかしあれですね、岩手県の、一関、水沢、北上、花巻っていう連なった都市は、どれも同じくらいの規模で、国道に郊外型大型店が軒を連ねて、
そっくりな町達ですね。

一関で高速に乗って、北上で降りたわけだけど、
同じところにまた降りたのかと思うくらいw


それに比べると、
遠野は、なんだかのどかで日本の古い田舎町で、独特。
夜中には猫バスが出てきそうな感じです。


めちゃくちゃ疲れたけど、
4年ぶりに遠野ユースホステルにカムバックという
感動の再開でもありました。

そして、その日の旅人さんたちも良い人ばかりで、楽しめました。

なんといっても、大阪から来た人と共通の知人が居たのには驚きました。


山形の遠さにあきれ果てながら、同時に日本は狭いなと実感。

やはり遠野は不思議な町ダ。

いよいよ翌日は、旅最終日。




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2 コメント

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気になる所です(なんでや!) (路渡カッパ)
2006-08-19 22:12:47
遠野って、ふしぎの里、妖怪の里・・・河童生存説があるとか。

行ってみたいですねー。

関西で「王将」の看板見たらギョウザを連想しますが・・・
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そうそうw (sakubun)
2006-08-19 23:43:28
僕も、

関西圏にしか無いギョウザの「王将」、一店舗くらいあっても良いのになぁと思いましたw





カッパですが、すごいです。

カッパにまつわる施設が色々あるみたいです



なんだろ、そういった施設に行かずとも、遠野って町にいると、不思議な世界に浸っていける感じがあります



のどか。山に囲まれていて、他の世界から取り残された感覚がありました



とっても癒されるところです



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