Skb-RS ~ロードスターはじめました~

北海道でロードスター(NB8C)と
デミオ・スポルト(DE5FS)を放し飼いする日記。

Skb-RSとは・・・

マツダとフィアットが提携。アルファロメオにプラットフォームを供給

2012-05-24 23:35:25 | Weblog
マツダとフィアットが協業発表

驚きのニュースが入ってきました。

まずは、次期ロードスターのプラットフォームをフィアットに供給して、アルファロメオブランドで小型スポーツカーを出すとのこと。
生産はマツダが担当。

今後は、その他の技術分野での提携も模索、という報道もあります。

マツダとしては、生産規模を拡大できることと、国内生産工場の稼働率を上げることができるメリット。
アルファロメオとしては、安価に本格FRプラットフォームを取得できるメリットがある。



まぁ、難しい話をすれば、いろいろなメリット・デメリット、リスクがあるんだろうけど、
とにもかくにも期待してしまうのは、

どんなアルファが出てくるの!?

ということと、

次のロードスターどうなるんだろ・・・?っていう不安にも似た胸騒ぎw


アルファの小型オープンといえば、2年前のピニンファリーナのコンセプトモデル↓



2年前にこのブログでも触れた、このモデルが超カッケー件。
そして、どう考えても小型FRなプロポーション。

アルファロメオは、このデザインをほぼそのまま出すべきだ。



ただし、今のアルファロメオの流れでいえば、
8Cコンペティツォーネとの共通性を持たせるデザイン。


もし、その流れを汲ませるなら、できるだけ8Cの雰囲気を生かして、
ポルシェ911に対するボクスターのように、
アストンマーチンDB9に対するV8ヴァンテージのように、

そのデザインのイメージを極力変えないままに小さくしたようなかたちで出してほしい。


やべえ、欲しすぎるw


8Cコンペティツォーネ・スパイダー


4Cコンセプト






エンジンも、フィアットが自前で用意するとのこと。
それをアルファロメオなりにチューンするでしょう。

フィアットも近年は、マルチエアと呼ばれる低燃費エンジンを出してきている。
これは、大雑把にいえば、吸気側のカムシャフトがないエンジン。

吸気バルブの駆動を電子的に動かしてやることで、
カム駆動によるパワーロスが無くなることや、「可変バルブタイミング」を理論上 無限にコントロール出来る。

なかなか優れたエンジンだw



一方の、マツダロードスターでも次期型ではエンジンやミッションもスカイアクティブ化されることは確実。

マツダのスカイアクティブエンジンはというと、フィアットのマルチエアに比べて、
吸気側のカムを持つ。
ただし、このカムによる「可変バルブタイミング」の制御を、小型エンジンで世界初の電子制御にしている点が
特徴(従来は油圧制御)。


・・というのは、エンジンのひとつの部位だけの話ではあるが、

両者のエンジンへの取り組みは、決して遠く離れたものでもないように思う。

今後の協議の中で、互いに伸ばしあえる技術があれば、プラットフォーム以外にもどんどん共有しあってほしい。