Skb-RS ~ロードスターはじめました~

北海道でロードスター(NB8C)と
デミオ・スポルト(DE5FS)を放し飼いする日記。

Skb-RSとは・・・

ドナドナ

2007-07-28 23:50:57 | Weblog
ファミリアについて。

2年弱のったファミリアとお別れをしました。

とても良いクルマでした、とは言えないけれど、あれはあれで良いクルマでした。

Sワゴンになる一つ前の世代のファミリアで、BHAという型式のファミリアです。

俺はこのBHファミリアを2台乗り継いだので、免許を取って以来6年もコレに乗っていたというわけ。


セダンからハッチに乗り換えたし、排気量も1300から1800へ、ミッションもMTからATへと変わったので、走りは全然違いましたが、
インパネや視界は一緒だし、それにまったく違う車種と比べたら、やっぱ2台は同じクルマだったんだなぁ、と実感。


この1800ccのインタープレーは、正直いってホント遅かった。

分析するに、エンジンがとにかくトルクのないエンジン。
この「大したことないエンジン」を、MTで操るのがロードスターの魅力なのだろうけど、ATでファミリアに積まれると、モッサリーナ。
全然走らん。

多めに踏んでも3000回転でシフトアップされるので、ひたすら遅い。
目いっぱい踏むと4500くらいまで引っ張るけど、やはり遅い。引っ張り慣れしてないエンジンだから。

それでいて燃費は悪かった。

これが買い換えられた大きな要因。


ただ、さすが1800だなと思ったのは、多少の上り坂になっても平然と上ったり、エアコン入れても加速力変わらなかったり、と、やはりエンジンにゆとりがあるのかな、という気もした。



きっとMTであやつったら、かなり面白い車なんじゃないか、と思う。

ハンドリングもかなり良い。

こいつの場合は、パワステ抜け気味の、リアサス逝ってるのもあって、楽しめるなんてことは有り得なかったけれど、そのあたりがもうちょっと調子よかったら、かなり楽しめたはずだ

なにしろ、1800ccありながら重量1070kgだったから、軽さだけに関して言えば、ロードスターや新型デミオと同等なのだ。

ターボモデルの無くなった世代のファミリア。
リーンバーンエンジンの設定や、エアバッグ・安全ボディが標準化された世代。
時代が今の考え方に向き始めた頃のファミリア。
しかし、売れなかったBHファミリア。

ハッチバックはクーペルックのNeoの急遽廃止に伴い急造された、いわば間に合わせの3HB。
セダンと同じ顔のようで、前後は専用デザインのブリスターフェンダー。

なかなかイイカタチしてたと思う。

しかしただでさえマイナー車。
今では見かけること、ほとんど無い。

せつなさよりも遠くへ