SJesterのバックステージ

音楽関連の話題中心の妄言集です。(^^)/
もしよろしければ、ごゆっくりどうぞ。

ALL YOU NEED IS ・・・

2007年01月15日 00時00分01秒 | ROCK・POPS

















あ、めっかった!

ちょっとしたシャレです・・・。(^^)v

ザ・ビートルズもアルバム“アビーロード”の最後で“ハー・マジェスティ”をこんな感じで収録していますよ!
あとそこには犬にしか聞こえないメッセージを入れたとかいろいろあるようですが、CDは人間の可聴帯域の音しか収録できない仕組みなので、LPレコードのときは確かにそういうことが出来たかもしれませんがCDではできまへんのです。

ところで、このオブジェは新宿西口高層ビル街の交差点にあるものです。
わたしはかみさんとこの前で写真を撮りたいと思っているのですが、ちょくちょくこの前を通って注視しているにもかかわらず、未だかつてそのようにしている人を見たことはありません。
そう思う人は少数派なのかなぁ~。。。

★マジカル・ミステリー・ツアー
                  (演奏:ザ・ビートルズ)

1.マジカル・ミステリー・ツアー
2.フール・オン・ザ・ヒル
3.フライング
4.ブルー・ジェイ・ウエイ
5.ユア・マザー・シュッド・ノウ
6.アイ・アム・ザ・ウォルラス
7.ハロー・グッドバイ
8.ストロベリー・フィールズ・フォーエバー
9.ペニー・レイン
10.ベイビー・ユーアー・ア・リッチマン
11.愛こそはすべて
                  (1967年)

今日新宿のタワレコに行きました。
普通9階のクラシック・ジャズのフロアしか行かないのですが、エレベーターからツェッペリンの未発表のDVDが出るとの宣伝が見えたのでふらっと寄ってみました。
看板を見たら品薄なんで予約しろとのことだったので一旦ぷしゅ~っとなりましたが、とにかく売り場を一周はしようと思ってDVD売り場のところまでたどり着いたときに、とんでもないものが目に入ってしまいました。
それがビートルズ初めての失敗といわれる、かの“マジカル・ミステリー・ツアー”TV放映ビデオのDVDでした。

思わず30分近く佇んで、否、立ち尽くしてほとんど見てしまいました。音声抜き画面で・・・。

感想は★※◎&?▲#×$#、%☆◆□◎▼*△☆!$%☆●※×ーーーでした。

聞きしに勝る凄さでしたね。くだらないっていうのもホメ言葉に聞こえそうなぐらいに。
“ポールのアイデアが・・・云々”と商品説明には手書きで一生懸命に書いてありましたが、確かに苦しいですよね。内容を褒める言葉を入れずに、事実を主に語ったその内容が良心を感じさせました。

この作品、企画はポールかもしれませんが、内容までポールの感性だと言ってしまったら生きているポールは可哀そうかもしれません。
少なくとも全員のせいにするか、メンバーはそもそもとても忙しかっただろうからメンバーのせいではないことにするか、どうしてもメンバーのせいじゃないといけないというのなら亡くなった人のせいにするとか・・・。

さてと、散々こき下ろしてしまいました。世評どおりといえば許してもらえるかしら。
そんな気の毒なタイトルを背負ったCDなんですけど、これは結構イケてる曲が多いディスクだと思います。コロッと評価がかわってすいませんが。
もちろん今日タイトルにした”オール・ユー・ニード・イズ・ラブ(愛こそはすべて)”もここに収録されています。

LPだったころは6までがA面。7からがB面でした。
ちなみに丹波哲郎はGメンでした。
そしてA面はその奇怪なビデオの挿入曲で、B面はアルバム未収録曲の寄せ集めであります。

でもB面のストロベリー・フィールズとペニー・レインにしても、両A面のシングルとして発売されて、ピートルズのシングル盤としては初めて一位になれなかった曲だったりするので、チャートのパフォーマンスの点で不運な曲なんですよね。
私は両曲とも、ジョンとポールそれぞれの個性が表れた最高傑作だと思うぐらいに大好きなんですが・・・。

特にジョンはこのころからがかっこよくなるんですよね。私にとっては。
“アイ・アム・ザ・ウオルラス”なんてサイコーにカッコいい。
この後“グラス・オニオン”“エヴリィバディ・ガット・サムシング・トゥ・ハイド・エクセプト・フォー・ミー・アンド・マイ・モンキー”“ヘイ・ブルドッグ”そして“カム・トゥゲザー”。
綺羅星のごとく居並ぶ名曲。これこそロックですね。

そして今日のタイトル曲の“愛こそはすべて”も、全世界へのメッセージとしては極めて適切な曲だし、“イマジン”に連なる思想の現れ始めた曲でもあるように思います。
ジョンは、このころからLSDやインドの宗教そしてヨーコ・オノに出会って、一旦それらを彼の魂の中にすべて飲み込んで後、不要なものをすべて吐出して残ったコアなものを“イマジン”に結晶させたのでしょう。
そのとき“ザ・ビートルズ”もジョンの中から濾しだされてしまったのは当然かもしれませんが、私のキモチとしてはちょっとビミョーですね。

ポールの評価はまだ活躍中なので控えましょう。サボったと思わないように。(^^)v

要するに、私にとってザ・ビートルズは“ブリティッシュ・ロック”の聖書みたいなものでどこからでも啓示を受けるのです。今日見たDVDを除いては・・・。

<今日の懺悔>
今日は予定していた行動がすべて出来て、自分にご褒美をあげたくなったために、晩御飯も外食することにしました。
駅近くに気になっていた“魚角”なるこざっぱりした庶民向け魚料理専門店があったので其処に行くことに・・・。
ところでここはハス向かいに例の“牛角”があるのだけれど関係あるのだろうかなどど思いつつ席へ。
おぉ、ここでは佐久平の米を使っているのか!生産者の方の写真まで出ている。
以前に住んでいたところなので余計に期待が高まりました。

そして頼んだのが、以下の鮭の塩焼き“ヘルシー”定食です。

何がヘルシーかというとサラダがついていること。つまり食べ物はただの定食より増えているのです。
いいじゃない。ご褒美だし・・・と思ったのですが、メタボの私としてはどっちが良かったのかなぁ。

しかしさらにイカンのは、注文をとりに来てくれた笑顔のお姉さん(もちろん私より遥かに年下ですが、三味線引きは80歳でも“おねえさん”というもので念のため)が「無料でご飯を大盛りに出来ますけど、いかがされますか?」と聞いてきたときに、理性の回路を通す間も無く「無料で!」とパブロフの犬状態で答えてしまったこと!

ただし今日の懺悔はこのことではありません。
普段より食事の時間も早く、ひたすら美味しく、早食いの癖がある私としてはよく噛み味わって食べたのでこの点は悔い改めることではない。
この後ちょいと節制すれば・・・。しかしコレが難しいケド。

そのあと私より年配で体型は普通のご夫婦(と思う)が来た時は、お姉さんが同じことを尋ねたら「ご飯の量は少なめに!」などと仰るではないか・・・。
その次のおじさんも普通の体型しているのに、「普通でよい」などと仰る。
みんな偉いなあ!どうしてそんなに我慢できるんだろう?

しかしよく考えたらお姉さんは私には「無料で大盛り」と言ったけれども、ご夫婦とおじさんには「ご飯の量が選べるけどいかがしますか?」だったような気がする!
「なぜ聞き方が違うんだぁ!私の体型を見れば節制しなければならないと思うだろうがぁ・・・。つい大盛りにしちゃったじゃんかぁ!」

と憤ってみたものの、逆に彼女にしてみれば、私の体型だからたくさん食べたいのではと思ってくれたのかもしれません。そのとおりだし・・・。

懺悔すべき問題は、ここで一瞬お姉さんを恨みかけてしまったことであります。
私の心が弱いのをヒトのせいにしたりして・・・。ごめんなさいね。
とても美味しかったので、また行くから許してね。でも太らないように私も心を強く持たなくちゃ。
というわけですが、ひょうきん族の神様だったら絶対水が降ってきそうだなぁ~。

このコーナーが常態化しないように気をつけたいと思います。

ところで、今度はケージの“4分33秒”のような記事を書いてみようかな。