霧島市隼人町松永の、平熊の石橋と石洗越を紹介します。
用水路に架かる石橋を上流から見たものです。鹿児島で一番古い石橋で、霧島市指定文化財です。
橋長:3.54m
幅員:7.94m
架設年代:安永6年(1777年)
アーチ部の近景。水深が深く、全景が見れません。
石橋の上は石畳(石洗越)となっており、山から流れる谷川です。
用水路に直接流れ込んでいた谷川水が、大雨のとき用水路を決壊させるため、この構造にしたと考えられています。
石橋の上の谷川を上流から見たものです。
谷川の上流を望む。
石橋の上に石洗越があるのは非常に珍しく、江戸時代の土木技術を知る貴重な遺産です。
下流面。
石橋の全景がわかる写真はこちらです。
左が石洗越の碑、右が水神碑。
姶良市加治木町西別府の太鼓橋を右岸から見たものです。
下流より見る。下に小さな滝があります。河床に降りるのは難しいです。
橋長:4.67m
幅員:3.05m
架設年代:不詳
アーチ部の近景。