鹿児島の自然と食

鹿児島の豊かな自然(風景、植物等)、食べ物、史跡を紹介します。

中組の田の神他

2016-09-26 | 田の神

田の神を3体紹介します。

 

薩摩川内市入来町中組にある、中組の田の神です。

 

道路脇のお堂の中にあります。

 

1711年の建立で、鹿児島県で3番目に古い田の神です。

 

肩まで頭巾を被った僧衣姿の立像です。鹿児島県指定文化財です。

 

薩摩川内市祁答院町大坪の、大坪集会施設の庭にある田の神です。

 

後ろが大坪集会施設。

 

袴姿で、右手にメシゲを持っています。

 

背中に赤い紐をつけ、田んぼを見つめています。少し前の写真なので、今頃は黄色く実っているでしょう。

 

天明二年(1782年)の文字があります。

 

姶良市蒲生町白男にある田の神です。

 

これもお堂に入っています。

 

大きなシキを被り、白粉をつけ、左手にお椀を持っています。

 

赤い紐がかわいい。


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2 コメント

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屋根付き (momomama)
2016-09-26 07:00:48
おはようございます。
この地域はそれぞれに屋根がありますね。
地域の方たちが濡れないように・・ って思われたのかな?

下の二体は 嬉しそう・楽しそう で豊作wぴワうようです。
赤い色は神様の色だそうですから 紐がかわいい・・
僧形の田の神さんは なんだか暗くなると 怖い
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赤い色 (chiro)
2016-09-26 17:32:49
momomamaさん

鹿児島の田の神には、屋根付きのものもあります。
今回のものは、たまたま全て屋根付きでした。
地域の人が、大切にしていることがわかります。

赤い色は神様の色・・・
そうなんですね。
だから赤く塗っているんですね。
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