鹿児島の自然と食

鹿児島の豊かな自然(風景、植物等)、食べ物、史跡を紹介します。

俊寛の史跡

2008-07-18 | 史跡
鹿児島市の天文館近くの中町に、俊寛の碑があります。
平安時代末期、俊寛は平家を倒すため、京都の鹿ケ谷で会合をしていたことが発覚し、平清盛に捕らわれました。
治承元年(1177年)、鹿児島県の南の島、硫黄島(鬼界島)に流されました。


中町のビルの谷間にある「俊寛之碑」。
そのとき船出したのが、この辺りなのです。
明治31年ごろ埋め立てられるまでは堀があって、俊寛堀と呼ばれていました。


俊寛が流された硫黄島の港。
恋人岬から眺めたものです。
集落は、この港周辺だけです。


俊寛が住んでいたお堂。
港から離れたところにあり、当時は地の果てに流された心境だったでしょう。


港にある俊寛の像。
一人だけ赦免が許されず、船を追いすがる姿です。
前の写真とこの写真は、以前「硫黄島」という記事でUPしました。

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4 コメント

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判官贔屓 (momomama)
2008-07-18 13:13:04
私は源氏が好きです・・・(頼朝は嫌いですが)。

テレビで歌舞伎を見る番組では
よくとり上げられてますね。

昔 みてました。 その時 俊寛 もありましたが
まさに!この銅像のこの恰好ですね。

遠くから硫黄島をみたことがあります。
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歌舞伎が (chiro)
2008-07-18 16:02:53
硫黄島は、今も火を噴く活火山です。

最後の写真のこの場所で、実際に歌舞伎が行われました。
まさに、実際の場所で演じたわけです。
役者さんたちも、熱が入ったでしょうね。
観客も、胸に迫るものがあったでしょうね。
私はテレビで見ました。
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俊寛 (原人)
2008-07-18 21:24:42
歴史はイイー。知れば知るほどにねー。
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史跡探訪の面白さ (chiro)
2008-07-19 08:30:39
原人さん

史跡を訪ねる面白さは、歴史的事実が実際にあったその場所に身を置くことですね。
歴史を知っているといないでは、見る風景も違って見えますね。
あの人も、この同じ風景を見たんだと・・・
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