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鹿児島の自然と食

鹿児島の豊かな自然(風景、植物等)、食べ物、史跡を紹介します。

あくまき

2007-05-06 | 食べ物
鹿児島の代表的な食べ物にあくまき(灰汁巻き)があります。
あくまきは、もち米を灰汁につけて煮る餅菓子で、5月の端午の節句の頃作られてきた食べ物です。
ルーツは南方からではないかということです。
かつては(特に田舎では)、各家庭で作っていましたが、今は作る家庭も少なくなっているのではないでしょうか。
我が家でも自分で作ることはなく、実家で作ったものをもらうだけです。


種子島の実家で作ったあくまき。
べっこう色をし、もち米の粒粒がなくなるほど煮込んでいます。
かすかに灰汁の香りがし、もっちりとした食感があります。
灰汁のアルカリ性物質が、もち米を糊化させる働きがあるそうです。
デパートなどで真空パックのあくまきが一年中売られていますが、なぜか今の時期だけ食べたくなる食べ物です。

あくまきの作り方
①ざるに木綿を敷き、灰(かしの灰が一番いいそうです)を入れ、湯を注いでろ過して灰汁を作る。
②倍に薄めた灰汁に、もち米を一晩つけておき、ざるにあげて水を切る。
③モウソウ竹の皮でもち米を包み、3つ折にして縛る。
④大釜にあくまきを入れ、灰汁を少量入れた水で3~4時間煮る。

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2 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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懐かしい! (赤かぶ)
2007-05-07 00:02:31
実家で作ってましたよ!最近は全然作ってないですけど・・・。きな粉をまぶして食べるんですよね。餅はあまり好んで食べないんですけど、これは大好きでしたもうここ何年食していません買うとかなりのお値段するし、また作ってくれないだろうか。
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おはようございます (管理人)
2007-05-07 08:51:23
鹿児島の節句と言えばあくまきですよね。
買って食べるのは簡単ですが、作るとなると手間ひまがかかります。
実家で久しぶりに作ったので食べたのですが、おいしかったです。
福岡でも売っていますか。
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