鹿児島の自然と食

鹿児島の豊かな自然(風景、植物等)、食べ物、史跡を紹介します。

信楽寺の日本一のアコウ

2007-01-27 | 巨樹・古木
巨樹や古木の類が好きで、暇があると訪ねています。
何百年、何千年と生きてきた生命力に打たれるからでしょうか、これらの前に立つと何か「気」のようなものを感じます。
今までも、日本一の巨樹「蒲生の大クス」などいくつか紹介してきましたが、今度これらのカテゴリーを植物から「巨樹・古木」に独立させることにしました。

指宿市西方に、日本一のアコウの大木があります。
JR宮ケ浜駅の近く、国道を挟んで反対側に信楽寺があり、その境内に報国神社がありますが、神社の横にこのアコウの木があります。


アコウの木の全容。
樹齢300年、高さ20m、幅20m、幹周り14.6mで、全国一(幹周りが)のアコウの大木だそうです。
古い資料では、幹周り11.88mで全国で4番目に大きなアコウとなっていますが、その後計測し直したのでしょうか、今では日本一となっており、案内看板にもそう書いてあります。


幹を見てみると確かに大きいです。
私も、今まで鹿児島、種子島、奄美大島などでいろいろなアコウの木を見てきましたが、そのどれより大きなアコウです。
幹にはしめ縄が巻いてあり、またいろいろな植物が寄生して別の植物相を形成しています。

鹿児島には、この他に巨樹・古木がたくさんありますので、機会を見てこれからも紹介していきます。
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