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鹿児島の自然と食

鹿児島の豊かな自然(風景、植物等)、食べ物、史跡を紹介します。

東方大丸太鼓橋他

2019-05-21 | 石橋

宮崎県小林市の石橋を二つ紹介します。

 

 

前回の陰陽石のすぐ下流にある東方大丸太鼓橋です。左岸に看板があります。

 

左岸から見た上部。水路橋です。1847年完成で、宮崎県に現存する石橋で最も古いものです。

 

下流の現道橋から見る。

この石橋は、鹿児島県加治木の豪商、森山新蔵が私財を投じて建設しました。

 

右岸から見た上部。

森山は藩に対する功績で武士に取り立てられ、西郷隆盛などを資金面から助けました。しかし、島津久光の命に背いて西郷らと大阪に向かったことが問題となり、また息子が寺田屋騒動に加わり自害したため、自らも自害しました。

 

上流右岸より見る。

 橋長:31.5m

 幅員:3m

 高さ:14m

 

近景。

 

石氷橋を左岸から見たものです。

 

上流右岸より見る。2連アーチ橋で、別名眼鏡橋です。 

 橋長:25m

 幅員:3.9m

 架設年代:昭和18年

 

右岸側のアーチ。

 

左岸側のアーチ。

 

上流左岸より見る。

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めがね橋他

2019-05-08 | 石橋

宮崎県えびの市の石橋を二つ紹介します。いずれも、国登録有形文化財です。

 

えびの市有島にあるめがね橋を上流から見たものです。美しい3連アーチ橋で、正式名「月の木川橋」と言います。

 橋長:58.2m

 架設年代:昭和3年

 

中央のアーチは、下部の長さが28.8mと非常に大きいです。

この石橋は、川内川最上流の大平官行から吉都線飯野駅までの30kmのトロッコ軌道の一部として、木材搬出用に造られました。

 

アーチ部。

鹿児島県串木野の肥田佐兵衛が請け負いました。

 

藤と石橋。

 

右岸側のアーチ。

 

左岸側のアーチ。

 

左岸から見たものです。軌道は昭和37年に廃止され、自動車が通るようになりましたが、今は人道橋となっています。

 

橋から上流を望む。見学用の広場があります。

 

右岸より見る。

 

めがね橋の上流にある享保水路太鼓橋を下流から見たものです。

橋の壁石は勾配がついていて、しかも途中で段差がついている珍しい形です。

 

上流より見る。

 

左岸から見たものです。中央に幅1.6mの水路があり、左右は幅3.5mと4.5mの農道になっています。

 

橋から上流を望む。

 

左岸側にある水路です。

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漆(1)

2019-03-14 | 石橋

姶良市蒲生町の掛橋坂の後、同じ蒲生町の漆へ行きました。

 

蒲生の街から漆(向こう側)へは、石橋の二見橋を渡って行きます。上流(左)には旧二見橋があります。

 

左岸から見た二見橋(左)と旧二見橋。

 

上流から見た二見橋。

 橋長:15.55m

 幅員:3.92m

 架設年代:昭和5年3月

 

上流左岸より見る。

 

下流から見た旧二見橋。現在使用されていませんが、歩いて渡れます。

  橋長:18.2m

 幅員:3.65m

 架設年代:不詳

 

山道が突然開け、漆集落があります。集落の玉石通りを歩きます。

 

立派な玉石の石垣が多いです。

 

レンガ煙突の家。煙突の左に井戸のつるべの滑車があります。

 

庭にミツバチの巣箱のある家がありました。

 

川のほとりに石造物があります。

 

石風呂もあります。

 

川と堰です。

 

イワツツジの咲く家。

 

廃屋が多いです。

 

別の廃屋の庭にある井戸です。

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浜田橋と南薩鉄道橋脚

2019-01-20 | 石橋

日置市吹上町の永吉川に、石橋の浜田橋があります。

 

右岸から見た浜田橋。左は国道270号の現道橋です。

 

下流右岸から見たものです。

 橋長:44m

 幅員:4.6m

 架設年代:大正2年

 

左岸より見る。現役の石橋で、鹿児島県で使用されている石橋では最長です。

 

下流左岸より見る。元は永吉橋と呼ばれ、明治17年以前に架けられた2連の石橋でした。

 

上流の現道橋の下から見る。石工は小山田、加世田、永吉の人でした。

 

浜田橋から下流を見ると、旧南薩鉄道(昭和59年廃線)の橋脚が残っています。

向こうに、前回紹介した久多島神社が見えます。

 

石造りの橋脚です。

 

右岸の橋台。この上はサイクリングロードになっています。

 

右岸から見た橋脚。浜田橋と共に、南薩の大動脈でした。

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花尾散策(4)

2018-12-22 | 石橋

大平集落から花尾小学校へ向かいます。

 

里山の風景を眺めながら歩きます。

 

県道に出ました。これを右へ行きます。

 

花尾小学校です。

 

学校の前に石橋の花尾校橋が架かっています。

 

下流から見た近景。

 

左岸より見る。子供たちはこれを渡って登校します。

 

上流から見た花尾校橋。

 橋長:7.35m

 幅員:5.73m

 架設年代:大正9年

 

さらに上流へ行くとカネミ橋があります。

 

右岸から見たカネミ橋。

 

上流より見る。

 

下流から見た近景。

 橋長:6.9m

 幅員:2.75m

 架設年代:不詳

 

スタート地点へ戻ります。赤いツタです。

 

スタート地点の近くから見た花尾山。

 

郡山温泉で汗を流して帰りました。

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二見橋と旧二見橋

2018-09-22 | 石橋

蒲生の町から漆に行く途中に、石橋があるので紹介します。

 

石橋の二見橋を右岸から見たものです。漆集落は向こうです。

この上流(左)に旧二見橋があります。

 

二見橋から上流の旧二見橋を見たものです。草でアーチが見えません。

川は後郷川の支流です。

 

以前撮影した旧二見橋。この時はアーチが見えていました。

 橋長:18.2m

 幅員:3.65m

 架設年代:不詳

 

左岸から二見橋(左)と旧二見橋を見たものです。かろうじてアーチや壁石が見えます。

 

これも以前撮影した二見橋と旧二見橋です。この時はよく見えました。

 

右岸から見た旧二見橋です。石橋の上に木が生えて大きくなっています。

 

旧二見橋の上から二見橋を見たものです。

 

二見橋の近景。

 橋長:15.55m

 幅員:3.92m

 架設年代:昭和5年3月

 

上流左岸より見る。

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平熊の石橋

2018-08-04 | 石橋

霧島市隼人町松永にある平熊の石橋は、これまでも紹介しましたが、再訪しました。

 

用水路に架かる平熊の石橋を下流から見たものです。石橋の上は右から左に谷川が流れ、さらにその上に道路の橋が架かっています。

 

下流から見た石橋の近景。

 

用水路と谷川の関係がわかる写真です。谷川には石畳が敷かれています。

石橋は谷川の水を越えさせるためのもので、石洗越といいます。川に石橋が架かり、石橋の上が用水路になっているものはよくありますが、これはその逆です。

 

このような構造にしたのは、用水路に直接流れ込んでいた谷川水が、大雨のたびに用水路を決壊させたためと考えられています。石橋と石洗越が一体となったものは非常に珍しく、江戸時代の土木技術を知る貴重な遺産です。

 

 

上流から見た谷川。

 

谷川の上流を望む。

 

石橋の上流側。

石橋が架けられたのは1777年で、鹿児島県最古の石橋です。石橋・石洗越ともに霧島市指定文化財です。

 

石洗越と水神の碑。

 

用水路の上流を望む。

 

谷川の下流側。小さな滝となって落ちています。

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慈眼寺自然遊歩道(1)

2018-02-26 | 石橋

鹿児島市下福元町にある慈眼寺自然遊歩道は、史跡や石橋が多く、高低差があって運動になるので、定期的に訪れます。

 

対の仁王像があります。これは阿像で、両腕が欠けています。

 

吽像。これも両腕がありません。

 

和田川に架かる石橋を下流から見ていきます。遊仙橋を右岸から見たものです。

 

下流から見た遊仙橋。

 

遊仙橋を渡ると、左岸側の崖下に酒水の井戸があります。水質がよく、酒造に使われました。

 

左岸側にある池と桁橋です。

 

遊仙橋の上流にある桁橋。

 

稲荷橋を下流から見たものです。

 

右岸から見た稲荷橋と稲荷神社。

 

稲荷橋の右岸のたもとに青面金剛像があります。

 

上流から見た稲荷橋。

 

稲荷橋の上流に滝があります。

 

滝の上流左岸に苔が広がっています。

 

猫がいました。人懐こい猫で、しばらく遊びました。

 

さらに上流に澄心橋が架かっています。遊歩道唯一のアーチ橋です。

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求名橋他

2018-02-18 | 石橋

さつま町の石橋を3つ紹介します。

 

求名にある求名橋を左岸から見たものです。向こうは国道267号。

車の通行はできません。

 

下流の橋から見た求名橋。

 

近景。

 橋長:22.9m

 幅員:5.0m

 架設年代:明治37年

 

下流右岸より見る。

 

上流より見る。

 

求名小学校の近くにある中福良橋を左岸から見たものです。

 

下流から見た中福良橋。

 橋長:13.0m

 幅員:5.0m

 架設年代:明治37年頃

 

上流より見る。拡幅されています。

 

戸子田にある戸子田橋を左岸から見たものです。左のガードレールのところが橋です。

 

下流から見た戸子田橋。

 橋長:17.0m

 幅員:8.0m

 架設年代:大正12年

 

近景。道路改良されていますが、橋は拡幅されておらず、幅の広い石橋です。

 

戸子田橋から下流を望む。田園風景が広がっています。

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新大橋他

2017-12-04 | 石橋

2連アーチ橋を二つ紹介します。

 

薩摩川内市入来町にある新大橋(しんだいばし)を上流から見たものです。アーチが水に写って眼鏡のようです。

 橋長:25.2m

 幅員:3.4m

 架設年代:明治42年4月

 

上流から見た近景。

 

下流より見る。

 

左岸より見る。現役の石橋です。

 

記念碑と登録有形文化財の碑です。

 

国の有形文化財になっています。

 

日置市東市来町にある荻前田橋を右岸から見たものです。これも現役で活躍しています。

 

立派な架橋記念碑があります。

 

上流から見た荻前田橋。

 橋長:21m

 幅員:3.5m

 架設年代:昭和6年4月

 

上流右岸より見る。

 

下流から見たものです。

 

左岸側に石蔵があります。

 

柿の実と石橋。石蔵は柿の向こうです。

 

赤い花を咲かせたような柿の実。

 

たわわな柿の実。採る人もなく、熟した実が落ちていました。

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