昨日は天草へ海産物の調達に行ったのだが、勢いに乗って今日は阿蘇へ漬け物の調達へ。
出発時に阿蘇方向を見ると、靄がかかっているような状態だったが、次第に見通しは良くなりつつあった。
(道の駅波野の空)
外輪山の北東から南西にかけての外側斜面は放牧地が多いが、東から南にかけては杉や檜の植林が多い。
ここ波野の杉も、青空にむかって精一杯背伸びをしていた。
道の駅に来た目的はただ一つ、漬け物を手に入れること。
(大根の味噌漬け各種)
大根の味噌漬けだが、壺漬けの一歩手前といった状態が、歯と顎の状態を勘案すると我が家には最適。
世の中には、もっと噛み応えのある所謂噛めば噛むほど的な物もあるが、この頃顎が柔らかめを欲するようになった。
オミクロンに鑑み、蕎麦屋にも寄らず弁当を買って、高森の月廻り公園で食べることに。
(阿蘇高森:月廻り公園)
雄大な阿蘇の五岳が眼前に展開するこの公園は、まあ見晴らしは県下でも抜群。
(根子岳)
この方向から見ると、一番右側が根子岳でかなり危険を伴う状態にある山。
まあ、遠くから眺めているに限る。
波野からこの高森方向に来たのは、実は霊山という酒を造っている造り酒屋に立ち寄るためだった。
相方の目的は漬け物、私の目的は酒を手に入れることだった。
が、ここまで来たところで、はたと思い出した。
先日の血液検査の、血糖値の異常な高さを・・・である。
今までこんなに高かったことはない。
身に覚えと言えば、去年の暮れから随分と酒を飲んだ覚えが・・。
拙い、ここは自粛すべきではないかと、何処からか声が聞こえてきた。
土俵際で踏ん張って、「本日はパス」と宣言。
相方は一瞬呆気にとられたが、直後ニヤリと。
温和しく、大根葉を求めて萌の里に向かうことに・・。
(萌の里から外輪山を望む)
前回は、波野で大根の葉っぱを買ったが、今回は無かったため試しに萌の里に寄ってみたのだ。
なんと、大根の葉っぱがあったのだ、しかも小さな根っこ付きで。
(大根の葉っぱ)
この大根の葉っぱで、佃煮をつくる魂胆なのである。
正月に作った佃煮が、息子以下の来客に意外と好評で、相方はすっかり気をよくしてしまった。
かくて、漬け物から佃煮まで当分大根づくしの日々となりそうな感じ。
「幸せと血糖値とは仲が良い」・・・しろ猫