ひとり紫苑・プチプラ快適な日々を工夫

書籍「年金五万円が教えてくれたお金の向き合い方」「あるもので工夫する楽しい節約生活」は9万部。工夫の毎日は続く。

人生が二度あれば「女職人になる」!?

2018-01-22 11:04:49 | きものの本&本

 

人生が二度あれば」あればと歌ったのは、

誰だっけ?

井上陽水?

発売された1972年、今から45年まえには

60代はこんな風に思われていたのね。

いまや歴史的資料?

「ことし母は64~~」♬と、

私と同じ年だけど、

とても悲しい歌だよね。

 

アッ、知らない? 生まれてない?~~


あの歌を聞いた当時は、60代はとても

「悲しい年代」だったのね。

いまや人生百円、

もとい百年時代になり(何度も言うね)

人生は二度あるも同然か~~?

いや、そうはいかない。

 

しかし、もし違う人生歩けるとしたら、

「女職人になりたい」(アスペクト刊・鈴木裕子著)!?



 

 本は、「まったく別の仕事をしていた人」が

和裁師、竹工芸の職人、あるいは

結城紬のり手になったというルポ。



別の世界からというのがキモです。


 

 学校を出て就職し何年か経つと、

「わたし、この仕事続けてていいのか」と

悩む人は多い。

そんなとき、みつけた「好き!」

いただくお金は安くても、

「好き」を続けたいと職人の世界に

入った人々~~。

はい、私も憧れます。

「目標」ではなく、

しかし、こちらは「憧れ」



職人はやはり何十年やって一人前の世界。

プロとアマの間には、

それこそ深すぎる川がある



 それでも本を覗いてみるのは、

どんな風に「好き」を貫いているのか

知りたかったから。

ヘルニアになったり、けがをしたり、

貯金を切り崩したり~~。

「好きだけで続けられるか!」というのは、

かつてよく言われた言葉だけど、

職人の世界は、

好き」!と根気、ガマンがあれば、

結構いけるかもと思わせてくれる内容~~。

あとのふたつがなかなか、ね。

ホントに美しい竹細工かご。



欲しいと思うものを自分の手で作れるなんて、

素晴らしいと思うけど、

それらを手放さねばならないつらさも?

そう思う限りプロにはなれないのかも。



人生が二度あれば、

もう一度二十代、三十代にもどれたら、

と「たられば・シニア」に

なることもあるけど、

こちらは憧れだけにしておきましょう。

これを読むことで、逆に

好きなことをして生活できた幸せを

再確認することができ、加えて

手仕事の素晴らしさ、それを作っている人の

大変さを知ることができました。

更紗展での講演で悉皆屋さんの高橋和江さんも

仰っていたけど、

「それこそ時給にすれば00百円の世界で

頑張っている人も」~。


人生が二度あれば、あなたは

どんな人生を~~?

もう一度同じ人生を、と思う人は

幸せ、かも。

「シニア・これからは憧れより、目標の人を」


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