ひとり紫苑・プチプラ快適な日々を工夫

書籍「年金五万円が教えてくれたお金の向き合い方」「あるもので工夫する楽しい節約生活」は9万部。工夫の毎日は続く。

春の嵐のなか、おしゃれオフ会

2013-04-07 19:04:01 | きもの仲間

春の嵐という予報のなか、おしゃれオフ会に行ってまいりました。

場所は、湯島のルヴェソンヴェール本郷

民藝館に行ったときなどに利用する東大駒場の敷地にある気軽なレストランの本店です。

 

皆さまの「気」の力が通じたのでしょう、出かけるときにはときおりお陽さまも照ったりしてまあまあのくもり空。

Sensostema

これはヴィスコンティ監督の「夏の嵐」

「夏の嵐」はイタリア語で「官能」という意味だそうです。

 

 

 

 






 

「愛の嵐」は、それ以上の官能の   Image
大嵐。

ナチス親衛隊員とユダヤ人少女の禁断の愛!

主演のシャーロット・ランプリングの凄絶な美しさが忘れられません。

仕事の関係もあって、20代は映画三昧の日々でありました。

 

 


で、何十年後の「春の嵐」!

東京に雨風が吹くのは夕方からという予報、空をにらみながら選んだコーディです。

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美味しいフレンチをお楽しみください。

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軽くワインも味わって5000円以内です。1600円からの気軽なコースもあるので、次はそちらを味わってみます。

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隣の席の方の岡重の素晴らしい帯!

下赤塚の白滝というお店で購入し、そこで購入すると、なんと着付けを生涯!無料で!やってくれるそうです。その日も、そこで着付けしてきたそうです。すごいね。

 

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左隣の方の素晴らしいきもの

これは町田の骨董市で安く購入したものを、しみ抜きからお直しから購入金額の10倍くらいかけてお直ししたそうです。

色がちゃんと出ていませんが、花の一つ一つが浮かんでいて素晴らしい

雨だというので、皆さん工夫していて、それも参考になりました。

青梅の「しらい」というお店では、年に何回かすべて半額セールをやっていて、その日は九州からお客さんが来るそうです。

本日、雨か嵐か、いや雨は夕方からだと信じてチョイスしたコーディ。

 

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きもの・春らしくパステルカラーにしました。

絞り二種の附け下げ。

帯・とみや。

帯揚げ・青緑の縮緬

帯締め・浅葱色の道明。

参加者の方の珍しい道明も見せていただきましたよ

 

P1040850sibori_4
この絞りは「縫い絞り」という手の込んだものだそうです。

色が気に入っただけだったのですが、お値打ちものだったなんて?

得した気分

と、なにげに自慢?

 

 

 

そうそう、先日のオフ会コーディ思案のブログを見てくださった人がいて、手の内を見られていたのも嬉しい驚きでした。

眼福な上、いろんな情報もいただけて、私にとっての「春の嵐」は「物欲渦巻く嵐」でありました。

外は荒れ模様でも、気持ちのいい方たちとの贅沢な時間でした。

会が終わったころに、小雨が降り始めましたが、雨コートで十分に凌げるくらいで、無事に帰りつきました。

皆さまの気の力? ありがとうございました。

応援ありがとうございます。

パワーいただいています

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おしゃれオフ会のお仕度できたのに~~

2013-04-04 21:15:00 | きものコーディネイト

数年前から、年に一度「おしゃれオフ会」を企画してくださる方がいます。

なかなか着る機会のないフォーマルな装いを、年に一回くらいは着ましょうというイベントです。

この二年くらいは、その方の都合で催されなかったのですが、

久しぶりに開かれることになりました。

着付けもきちんとできないのに「着たい」気持ちだけは強く、

とにかくごまかしながらの参加でした。

この際ですから、過去の恥ずかし写真を何枚か~~

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着付け、まったくなってないです。


で、このたび二年?三年?ぶりかの

おしゃれオフ会が開かれます。

着付けも少しは練習し、ようやくのフォーマルだと、張り切ってお仕度しました。






 

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第一候補は、鮫小紋グレーリーフ&白の相良刺繍袋帯。

これはしっかり自慢してしまいます


しかしですね。

オフ会の開かれる日は、なんと大荒れのお天気だとか

で、第二候補としては~~。

P4041694off1_5


紫の色無地にとみやの帯

第三候補としては~~、う~ん、午前は曇りというけど、午後は大荒れ

どのくらい荒れるんでしょうか。

それによって、第四.第五くらい用意しておかねば。

ポリエステル着ることになったら残念、無念

曇りなのか、雨なのか、大風なのか、わからないところが辛い

天は、「君、フォーマル似合わないよ。着付けもまだまだ練習足りないよ」と言っているのかもしれません。

さあ、お天気、どうなるのか。
何着るのか、土壇場で変更ということになるのか~~、
一方ではワクワクの土曜日待ちです。

 

応援、ありがとうございます。

皆さまの気の力でせめて曇りに

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ようやく越えたぞ、会津の難所

2013-04-03 19:12:50 | 手仕事 和裁

タイトルから旅行の記事だと思った方、ごめんなさい。

同じ「記事」でも、「生地」のほうです。

お詫びの印に? 雨上がりの妖しい雰囲気の夕焼け空。

思わずぱちり。

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これでさえ色ちゃんと出ていない。

やはり写真は現実を超えられない? いえ、カメラの腕、未熟なだけです。

で、今年の始めに縫い始めた会津木綿のきもの、いろいろ手を広げるものだから、なかなか進まなくて、でも、ようやく難所を越えました

きものを縫うときの難所といえば、襟周りです。

ここさえちゃんと縫えば、きものはほぼ直線縫いですから、それほど難しくないんです。

いえ、単衣の話です。

木綿きものは、これで三枚目ですが、未だに技術できず。

キビシイ教室では、浴衣を何十枚も縫って練習というところあるそうです。

最初の襟周りに失敗して、先生にお願いを。

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襟周りはピン留めがとても大切なんです。

きれいに留めれば、そのまま縫うだけですから。

襟周りにシワを寄せないために、布を緩めたり、引っ張ったり~~。


P1040764yama1_7
これは、練習も兼ねて、緑の紬の棒襟を広衿にしようとしているところ。

どことなく、汚いですね

それでも、練習の甲斐あって、はい、襟周り、できました

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あとは袖付けて、細かいところを縫えば出来上がりです。

緑の木綿、春から初夏の空に似合いそうではありませんか。

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こちらの紬は、袖口の色を変えて、あとは着るだけ

P4031683yuyake_2

どんどん変わっていく夕日の色

お付き合い、ありがとうございました。

応援、ありがとうございます。

パワー、頂いています

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友禅染め教室に入りました

2013-04-01 18:32:53 | 手仕事 和裁

少し前のことですが、

友禅染めの教室に入りました。

知人が気軽な教室があると

教えてくれたので、

では覗いてみましょうかと、

足を運んでみたのですね。

「半襟でも染めたらいいかな。

染色用の道具、買わなくて済むし~~」と、

いつものようにセコい考えで

覗いてみたのです。

生徒さんの作品を見ると、

当たり前ですが色がとてもきれいです。

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  P1040796






左は一番最初の染めを

バッグにしたもの。

右のは、

木綿染めといってハンカチに染めたものです。

「ここは楽しむためにやっているので、

気軽にやってください」

と先生が仰るので、

おことば通り気軽にやることにしました。

友禅染めは、

ご存じのように、

京都の扇絵師、宮崎友禅が始めた

「緻密で精巧な」染色法です。

カッコでくくったのは、

こちらには当てはまらないからでございます。

まあ、とにかく染まればいいという志の低さです

「半襟、作りたいんです」

と先生に言うと、

「半襟は模様が小さいから

最初からは難しいんですよ」とのこと。

「最初は、

初心者用でやってくださいね。

慣れたら半襟でも帯でも作ってください。

私も着物や帯作って出品していますから」

と話が大きくなりそうなので、

「いえ、まあ、半襟、

二・三枚もできれば~~」と、

あくまで志の低いことでございます。

染めで、

きものや帯のシミなども

カバーできるのではないかと目論んでおります

で、最初にやったのは椿のお花の下絵描きです。

P1040800yuuzenn3






下絵筆を使い、

青花(あいばな)という液で、絵を写していきます。

次は糸目糊置きという工程で、

下絵の上に、

糸目のりと呼ばれる細い糊を

置いていきます。

糊は餅米の粉や、糠、塩などを

熱湯を加えて粘りが出るまで

とにかく混ぜていきます。

「昔は、これも食べようと思えば

食べれたんだけど、

今はいろんなものが入っているから、

お腹がすいたからって、

お餅代りに食べないでね」なんて、

ユーモアを交えて材料を教えてくれます。

P1040802






こんなふうに、

裏には先端に針を付けた棒で

布をぴんとさせます。

道具、全部揃っているから便利です。

その日は、糸目糊置きをした段階で終わり。

最初の説明も加えて3時間くらいでしょうか。

「じゃあ、また来月」ということで、

材料はすべてそこに置きっぱなし。

月に一度のユル~い教室。

費用もまだ筆を買っていないから、

布と糊置き用の金具、

講義代金合わせて2千円くらいでした。

安い

「先生、この色作るのに、

これとこれどのくらい混ぜたらいいんでしょう」と

生徒さん、とても楽しそう。

大人の塗り絵という感じで

脳の活性化にもよさそうです。

帯は無理でも(そりゃそうだ)、

半襟作るまでは通います

あの柄、この柄、染めたいな。

その上に刺繍もしたいな。

またまたやりたいこと増えていきます。


Imageyuuzenn2

こんなキュートな友禅もあります。

早くも次が待ち遠しい

最初ですから、

あまりパチパチ写真撮るどころでは

ありませんでした。

いや、十分パチパチして、皆さんの邪魔しています

ボケてたりして見苦しいのは

ご容赦ください。

にもかかわらず、最後までありがとうございました。

応援ありがとうございます。

パワー頂いています

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