ひとり紫苑・プチプラ快適な日々を工夫

書籍「年金五万円が教えてくれたお金の向き合い方」「あるもので工夫する楽しい節約生活」は9万部。工夫の毎日は続く。

友禅染め教室二回目は色挿し

2013-04-30 18:51:34 | 手仕事 和裁

二回目の友禅染め教室です。

初回は、糸目糊置きまででした。

今回はいよいよ、それに色を付けます。

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椿だったので、どんな色にしようかと、ネットで椿模様の帯を調べておきました。

まさか、こんな色になるとは思いませんが、何万円、何十万円もする、こんな帯がいつかはできる??と思うだけで(できないって)、早くも得した気分

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すぐに色挿しをするのかと思いきや、その前に「地入れ」という作業をします。

これは、糸目糊を布にしっかりと入れるための作業で、ふのりや大豆を材料にしたゴ汁を布一面に塗りつけます。

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布が乾くまでの時間、次の作品!の下絵を描く作業をします。

次の作品は、青海波がいっぱいの面倒な、いえ、複雑な模様です。

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これを写すのは、結構大変でした。

ここまでで午前の二時間は終わり。お昼を食べて、午後の作業に入ります。

ドライヤーを軽く当てて、最初の椿の生地を乾かして、色を作ります。

見本に描いのは、次の三点です

いやあ、自分で、色を考えるのって難しい。才能必要です。

本当はお見せしたくないのですが、いつの日か、
「センスまったくないとしか思えなかったのに、これほどのものになるとは想像すらしていませんでした」と、どなたかP1040975が口にするのを期待して(いや、来ないと思うよ、そんな日~~)、あえて、公開。


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決めたのは、二枚目。

花の色はどれも似たようなものですが、地の色や葉の色で変わってくるんですね。

まずは無難な線で。

「色さして、蒸すと、また色は変わるのよ。こんないい色だったの、という色になるの。それが楽しいわよ」と、諸先輩方

「へえ、そうなんですか」と、私、教室に入ってからは「へえ」の連発

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複雑な色合いを作るのは難しい。

もっと深い色を作りたいのですが、暗い色を混ぜるとにごるのではないかと恐れをいだきます。

色を作ることが、友禅の面白さなのですが、まだまだです。

色を作って、ここまで色を挿したら、ちょうど時間となりました。

淡い色にするつもりが、こんな色になってしまいました。

余った染料は、フィルムケースに入れて持って帰れます。

ふむふむ、これで、ほかの布を染められるぞ、とセコい考えがよぎります

本日は、筆を購入(四本でおよそ四千円)、プラス一年間の染料代二千円と合わせて六千円の出費。

講習料は、先生のボランティア!ということで五百円

筆は、もっと色を使うようになると増やしていきます。

同じ筆を使うと、色がにごりますから。

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一番よく使うのは四番の筆です。

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いつかは、こんな作品が?

先輩の作品です。

応援ありがとうございます。

パワーいただいています。

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コメント (6)
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