ひとり紫苑・プチプラ快適な日々を工夫

書籍「年金五万円が教えてくれたお金の向き合い方」「あるもので工夫する楽しい節約生活」は9万部。工夫の毎日は続く。

友禅染め教室に入りました

2013-04-01 18:32:53 | 手仕事 和裁

少し前のことですが、

友禅染めの教室に入りました。

知人が気軽な教室があると

教えてくれたので、

では覗いてみましょうかと、

足を運んでみたのですね。

「半襟でも染めたらいいかな。

染色用の道具、買わなくて済むし~~」と、

いつものようにセコい考えで

覗いてみたのです。

生徒さんの作品を見ると、

当たり前ですが色がとてもきれいです。

P1040794yuuzenn1
  P1040796






左は一番最初の染めを

バッグにしたもの。

右のは、

木綿染めといってハンカチに染めたものです。

「ここは楽しむためにやっているので、

気軽にやってください」

と先生が仰るので、

おことば通り気軽にやることにしました。

友禅染めは、

ご存じのように、

京都の扇絵師、宮崎友禅が始めた

「緻密で精巧な」染色法です。

カッコでくくったのは、

こちらには当てはまらないからでございます。

まあ、とにかく染まればいいという志の低さです

「半襟、作りたいんです」

と先生に言うと、

「半襟は模様が小さいから

最初からは難しいんですよ」とのこと。

「最初は、

初心者用でやってくださいね。

慣れたら半襟でも帯でも作ってください。

私も着物や帯作って出品していますから」

と話が大きくなりそうなので、

「いえ、まあ、半襟、

二・三枚もできれば~~」と、

あくまで志の低いことでございます。

染めで、

きものや帯のシミなども

カバーできるのではないかと目論んでおります

で、最初にやったのは椿のお花の下絵描きです。

P1040800yuuzenn3






下絵筆を使い、

青花(あいばな)という液で、絵を写していきます。

次は糸目糊置きという工程で、

下絵の上に、

糸目のりと呼ばれる細い糊を

置いていきます。

糊は餅米の粉や、糠、塩などを

熱湯を加えて粘りが出るまで

とにかく混ぜていきます。

「昔は、これも食べようと思えば

食べれたんだけど、

今はいろんなものが入っているから、

お腹がすいたからって、

お餅代りに食べないでね」なんて、

ユーモアを交えて材料を教えてくれます。

P1040802






こんなふうに、

裏には先端に針を付けた棒で

布をぴんとさせます。

道具、全部揃っているから便利です。

その日は、糸目糊置きをした段階で終わり。

最初の説明も加えて3時間くらいでしょうか。

「じゃあ、また来月」ということで、

材料はすべてそこに置きっぱなし。

月に一度のユル~い教室。

費用もまだ筆を買っていないから、

布と糊置き用の金具、

講義代金合わせて2千円くらいでした。

安い

「先生、この色作るのに、

これとこれどのくらい混ぜたらいいんでしょう」と

生徒さん、とても楽しそう。

大人の塗り絵という感じで

脳の活性化にもよさそうです。

帯は無理でも(そりゃそうだ)、

半襟作るまでは通います

あの柄、この柄、染めたいな。

その上に刺繍もしたいな。

またまたやりたいこと増えていきます。


Imageyuuzenn2

こんなキュートな友禅もあります。

早くも次が待ち遠しい

最初ですから、

あまりパチパチ写真撮るどころでは

ありませんでした。

いや、十分パチパチして、皆さんの邪魔しています

ボケてたりして見苦しいのは

ご容赦ください。

にもかかわらず、最後までありがとうございました。

応援ありがとうございます。

パワー頂いています

にほんブログ村 ファッションブログ ふだん着物(和服)へ
にほんブログ村

コメント (12)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする