ひとり紫苑・プチプラ快適な日々を工夫

書籍「年金五万円が教えてくれたお金の向き合い方」「あるもので工夫する楽しい節約生活」は9万部。工夫の毎日は続く。

堤真一&宮沢りえの「今ひとたびの修羅」観劇

2013-04-28 19:22:13 | ドラマのなかの着物


堤真一さんと宮沢りえさんの

「今ひとたびの修羅」に行きました。

気になってはいたのですが予定が立たず、

チケット購入しないまま日は過ぎていき。

ひょんなことからチケット天から降ってきて、

千秋楽ぎりぎりで見ることができました

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見よ、この色っぽさ

「いよっ、ご両人!」と思わず声をかけたくなります。

原作は尾崎士郎の「人生劇場」

タイトルからおわかりの通りの新派もの?

いのうえひでのり演出で、

この二人の共演とくれば、期待は高まるというもの。

しかし内容は、やはり「昭和歌謡」の世界でございます

侠客の飛車角(堤)が、敵役の親分をあやまって殺し、

三年間牢獄に入ることになりますが、

その間恋女房のおとよ(宮沢)は、角の手下の男(岡本健一)と恋仲に。

「あんたが好きで好きでたまらないから、

三年ものあいだ、あんたを待つことができなかったのよ。

朝に夕に、あんたがいないことがどんなに辛いことか、

あんたにはわかる?」と、必死に訴えるおとよ。

昭和歌謡だろうと、平成歌謡だろうと、

あたいは構わない、お二人の色っぽさと美しさを見れれば、

あたいはそれでいいの

あっ、つい熱くなってしまいました。

おとよと恋仲になる岡本健一がよくて、これは儲け役?

りえさん、このところ次々と舞台に。

次の舞台のパンフのあでやかさをご覧ください!



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下の写真は、「樋口可南子のきものまわり」(集英社)から。

十年前の写真でございます。

紫と翡翠色のあじさいのアンティークがなんともも素敵

 





りえさん、20歳のときに、貴乃花関にフラれて激やせ、

見る影もなくなりましたが、

演技力という武器を携えて不死鳥のごとく甦ってきました。

今、思うと貴乃花にフラれたごときであの傷心ぶり、

本人も不思議に感じているのではないでしょうか。

個人的には、ぴちぴちのまぶしいまでの美しさが

好きではありますが、あの事件がなければ、

今のりえさんはあったかどうか。

そう、いまは苦しみと悲しみのただなかにいても、

それはのちの笑い話になるのでございます。

でも、それが恋~~?、とつい演歌調?

悲しみは人を魅力的にする、

美しさの要素の一つでございます。

りえさんの美しさのあとで、

お目汚しではございますが、本日のきもの。

初夏の陽気だったので、単衣の縞でございます。

一階席でのきものは、私を入れて二人~~。

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お二人と記念写真

ヘアは夜会巻き。少しだけ粋に?

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緑の縞小紋に紫の藤と菖蒲の帯。

菖蒲の黄とリンクさせ黄色の帯揚げ

薄墨色の帯締め。

襦袢も黄色です。

出かけるとき、帯締めを変えました。

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メノウの帯留。
鯉、こい、恋というわけです(笑)

 

そうそう、先日のIKKOさんの袋帯の結びかた、

この舞台でもりえさんが芸者になるのですが、

そのとき同じようにずらして結んでいました。

玄人さんの間では、

こういう結び方があるのかもしれません。

さて、舞台のあった初台の新国立劇場。

終わったあと、五階にある演劇図書館に行きました。

ここは、無料で、オペラや演劇の資料が読めるんですよ。

その横には屋上庭園が

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舞台を観る、観ないにかかわりなく楽しめますので、

お近くの方はぜひ覗いてみてください。

応援ありがとうございます。

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コメント (12)
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