ひとり紫苑・プチプラ快適な日々を工夫

書籍「年金五万円が教えてくれたお金の向き合い方」「あるもので工夫する楽しい節約生活」は9万部。工夫の毎日は続く。

紅花紬・「色っぽいキモノ」講義

2014-05-27 08:23:57 | きものコーディネイト


「色っぽいキモノ」講座、今回の着物は単衣の紅花紬でした。

琉球燕柄の帯を合わせました。

P5243373usiro

紅花の花は黄色。

これを摘んで水に晒して乾燥させ、これを繰り返すと紅色になります。

黄色は花の最初の色です。

きものには少し紅色も入っているかな。

紅花の別名は「末摘花」

源氏物語の「末摘花」はお鼻が赤いことからこの名がついたそうです。

これは「日本のおしゃれー七十二候」(上野淳美著」で教えていただきました。

季節ごとのおしゃれを教えてくれる本」

そう、この時期はまさに「紅花栄う」、花が咲き始める時期です。

しかし、当日は薄物でもいいくらいの暑さ。

単衣でも暑いくらいでした。

その日の講義は、なぜか着物率いつもより高く10人近く(?)の方がお召になっていました。講義はアンティーク好きな方が多いようです。

ご一緒してくれた方もアンティーク。

P1090454光が強くて外ではあまりよく写らないのですが~~。

浅葱色にピンクの縞というきれいな組み合わせに、博多帯をあっさりと締めていらっしゃいます。

この色の組み合わせ好きです。

年齢的に着物ではもう使えませんが、帯揚げなど小物周りで使いたい組み合わせの一つです。

別冊太陽の「昔きものを楽しむ」に同じ色使いのコーディがあったので載せてみました。

P5243390

着ることができなくてもアンティークの色使いには惹かれます。

そもそもきものに惹かれるようになったのは、こんなアンティークの色つかいからでした。

年を重ねても小物など、どこかに生かして、コーディにパンチを利かせたい。

それが課題の一つです。

Nさん、ありがとうございます。

 

帯周りです。

P5243385 P5243389benibana_2

琉球燕柄帯

絞り茶色の生地を帯揚げに。

帯揚げ「フリマ&ショップの戦利品」です。

帯締め・赤系

これは先のブロ友さんの色使い「黄色に赤」のささやかな応用です。

ブロ友さんのキルト展へ」

帯留・林檎ですが、桜桃<さくらんぼに見立てました。



というわけで、残すところあと一回の「色っぽいキモノ講座」

今回もお付き合いくださりありがとうございました。

 手を戦(そよ)がせて紅花を摘む娘かな(楠本憲吉)

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コメント (2)
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