先日の講義に続きです。
日に何度もお召替えをする御殿女中。
どんなに高価で素晴らしいきものでも、日に何度もお召替えなんて、毎日が「結婚式」みたいなもんじゃない?
「大奥は女の理想郷か、地獄なのか」って、映画「大奥」のキャッチコピーだけど、まあ、それは立場によりますわいなあ。
エクステンションセンターでは同じ日に「豊かな老後を送るために~~」という講義の掲示が出ていて、そちらのほうがふさわしいかなあと一瞬、足が向きそうになりました。
でも、きものさえ、着ていれば気持ちだけは豊かじゃわいのお、思ったのであります。
いきなり町方の、それもうんと下のほうのきものになって恐縮ですが、その日の
きものは紺の大島につばめの帯です。
その日は日差しがきつい割には風は冷たいという予報だったから袷の大島。ものすごい強風で、行く途中に吹き飛ばされるかと思いました。
無事に着いたものの、ヘアはグシャグシャ、教室のクーラーの風が襟から入って、途中から気分が悪くなってきました。
ナギ先生の講義が面白いのが救い~^。
露草色の帯揚げ。
帯締めは、「LANCO]で購入した道明。
襦袢は紅絹にしました。
左に挿しているのは、風がキツイのですぐ髪直せるように、鼈甲の折り畳みの櫛です。
講義の前に中野を散歩。
なんということのない通りですが~~。
あまり暑いので公園で子供たちが水遊び~~。
私も飛び込みたかった~~。
でも、この辺り帝京に明治に早稲田のエクステンションセンター、大学が増えたにも関わらず、書店が見当たりません。
写真、先に撮っておいてよかったわあ。
半襟は爽やかにしたくて、水色に四角い模様。
その日の講義では、アンティークの方が多くて、とても華やかでした。
私はもう女中の気分~~、いえもちろん、御殿女中のほうではなく、でございます。
調子を崩したので、いつものNさんの写真を撮る余裕もなく早々にお暇したのでございます。
楽しみにしていた方、ごめんなさい。
関連記事
励みになります。
応援ポチ嬉しいです。