オフィスシオン名古屋 葬儀屋さんのたそがれ日記(2STAGE)

モモクロ狂のS。大和撫子のY。その他30名ほどのスタッフが日々の出来事で感じた事を書きおろしています(*^_^*)

お正月文化を破壊したのは誰だ!

2010年01月03日 08時39分01秒 | オフィスシオン名古屋
昔のはなしをすることに

すこしためらいは有りますが、

お正月の変化について

すこし書いてみたいと思います。


とりわけ「お正月休日」と「お正月らしさ」

について考えてみたいと思います。



私たち葬祭業は以前から

年中無休24時間対応ですから

従来となんら変わりませんが

特に小売業の変化は驚きを

感じます。

大規模小売店舗つまり大型ショピングセンターの

出店に伴い休日体系は大きく様変わりしました。

またコンビニエンスストアーの地域寡占化も

追い討ちをかけ、利便性が高くなった事と

裏腹に「お正月らしさ」の欠如に

繋がって行きました。

以前はショッピングセンターの

正月休日は3日間から4日間ぐらいあり

そのため年末の大晦日は

食品を買い求める人中心に

大変な混雑でした。

それが一つの「風情」であり

「お正月らしさ」でもあったのです。

しかし、現在では年末でも

ショッピングセンターの混雑は

大したこともなく普段の日曜日と

たいした差は有りません。

また福袋も年明け前の年末から

売り出す始末で、そのうち

年賀状も元旦まえに配達されるように

なるのではないかと懸念されます。

結局少しでも早く多く売りたいと

思う気持ちがフライングとなり

「際物商売」という正月らしさが

ここでも失われて行こうとしています。

一部分のご紹介になりましたが

テレビのお正月特番も毎日見慣れた

お笑い芸人による長時間ドタバタよりも

地方の寒村風景やひなびた神社仏閣に詣でる

人々の中にお正月を感じるのは

私だけでしょうか。